今やってる仕事、向いてますか?



ちょっと抽象的すぎましたね。



例えば学校の先生のお仕事


・人に教えるということは向いてない

・でも、生徒と仲良くなるのはすごい得意



教えるのは下手だけど生徒と仲良くなる事で

頼られる存在になり、授業もみんな聞いてくれる。

生徒が一生懸命勉強しようと努力してくれる。




これって先生、向いてませんか?




逆に

・言語化が上手で教え方がうまい

・でも無愛想で生徒から嫌われがち



嫌われてしまうとそもそも授業を

聞いてもらえないんです。




先生向いてますかね?...




ただ、生徒から好かれにくいだけで

先生が向いてないというのは

あまりにも一方的です。



あくまで向いてないと感じるのはご自身であり

他者から言われる筋合いはありません。



向いてないからその仕事、辞めろ

と言いたい訳ではありません。




先ほどの話を

美容師に例えてみます。

   



綺麗に切るのがものすごく上手でも

めちゃくちゃ無愛想であれば

また行きたいって思いますか?




接客は下手でも綺麗に切ってもらえればいい!

と思う方もいると思います




ただ接客が下手な場合や、人の気持ちを汲もうとしない場合は、

・お客様はヘアスタイルのどこが可愛いと思ったか

・お客様がやりたいと思ってる髪型の照らし合わせ


疎かになってしまうんです。




そうすると綺麗に切れていたとしても

それがお客様の求めているスタイルじゃなければ

必ず満足して頂けるとは限りません




もちろん綺麗に切れているのは素晴らしい事です。

でも極端に言うと、




綺麗に切る<お客様に喜んでもらう



先ほどの「学校の先生」の話に戻すと

 

   

うまく教える<生徒に勉強する意欲を与える



これが正解だと思うんです。




どらちも前者は、自分なんです





お仕事は常に他者がどうなれるか

自分は、その次です。



他者がどんな状態になれるのか

その為にどんな自分であるべきか




・お客様と話せない

・でも綺麗に切れる




お客様と話せないからと言って

話さないを選択してはいけません。




じゃあどうするかというと




綺麗に切る為の集中力を少し

お客様の気持ちの変化に向ける集中力に変えてみる




気持ちの変化を探す事→目線、瞬き、喋り方、手の動きを観察する




やり方を変える事で、

心が少し読めるようになるかもしれません。




心が少し読めるようになることで

お客様との信頼関係がより強くなると思います。




信頼関係が強くなることで

やっぱりこの仕事、向いてるかもって思えるようになるかもしれない。




向いてないことを知る事で、

工夫ができるようになる。




その上で

より向いてることを知れるんです。




向いてないことの中に向いてることが

見つかるかもしれないよっていうお話でした。