こんにちは。

久しぶりの更新となります。


年度末となりまして、明日から新しい年度が始まります。

太陽光発電の買取単価も決まりました。

10kw未満(いわゆる住宅用)の買取単価は、37円/kw

10kw以上(いわゆる産業用)の買取単価は、32円/kw(消費税別)

10kw未満は10年間の固定買取、10kw以上は20年管の固定買取、これは変わりませんね。


10kw以上は、今問題になっている、設備認定を受けながら着工をしない案件が多い(モジュールの単価が下がるのを待つとか、設置計画が実際はまだ具体的に決まっていない等)ためなのか、単価をかなり下げてきましたね。

それに比べて、10kw未満は1円の下落のみとなりました。

住宅用に関しては、J-PECの補助金がなくなりましたが、買取単価はあまり下がらず、むしろ設備の発電効率がよくなれば、売電の下がり感はほとんど感じないのかと思います。

住宅用に関しては、まだまだこれから設置しても損はないと思います。
こんにちは。

今朝、ニュースでやっていたようで、恥ずかしながら私は先ほど人づてに聞いたのですが、

太陽光モジュールの販売で世界一の、サンテックが破綻したとのこと。

太陽光モジュールの価格破壊をけん引した中国メーカーですが、日本のメーカーのみならず自らの首をも絞めていたという事ですな。

私も営業するときに、「海外メーカーは10年保証をやりきれるかどうか…」とは言ったりもしてましたが、実際にそうなると、やはりちょっと怖いですね。

ただ、太陽光発電の価格破壊は、メーカーも身を切ってやっていたところもあるので、これである程度は落ち着くのではないかと思います。

パナソニックも、売れてはいたけどもうからないみたいな感じで、なかなか次世代HIT投入に踏み切れないようでしたからね。

4月からは、売電単価も下がる、補助金も下がると、いわゆる「太陽光バブル」ははじけたと言ってもいいかもしれません。

でも、太陽光発電システムの需要がなくなるわけではないと思っています。

売電単価が落ちても、上がる一方の電気料金を抑制できれば、同等の経済効果が出るのではないでしょうか?

これからは、我々も考え方を改めて太陽光に取り組まねばと思いました。
こんにちは。

前回から1ヶ月も経ってしまいましたが、続きをやろうと思います。

今回も、展示会からのネタですが、この秋から新モデルになるエアコンで、冷媒が新しくなったんですね。

といっても、冷媒って何?と思う方がほとんどだと思いますが。

冷媒というのは、いわゆるエアコンに入っているガスで、一般的には「フロンガス」といえばわかりやすいですかね。

エアコンの仕組みを簡単に言うと、この冷媒い圧力をかけると温度が上がり、下げると温度が下がり、その仕組みで熱交換をしているんですね。

で、昔はこの冷媒に「R22」というものを使っていたのですが、これがオゾン層を破壊するということで問題になりました。

それで、大体2000年くらいから、新冷媒として「R410A」というものを使うエアコンが登場しました。これが現行のエアコンです。

何が変わったのかというと、オゾン層を破壊する要素がなくなったという事ですかね。

ただ、この「R410A」は、地球温暖化係数というのが結構高いということで、今世界的に地球温暖化が問題になっている状況では、より改善したものが必要とされていたということです。

それで、今回「R32」という冷媒が出てきたという事です。

この冷媒になることで、地球温暖化係数が約3分の1に減るのだそうです。



さて、ここまで書いて、「で、結局なんなの?」と思った方が多いのではと思います。

一般のお客様的には、「今後新しく買うエアコンは、今までとは違う冷媒になるんだってさ」くらいのものしか、多分ないのかなと思います。

ただ、これに合わせて、より効率のいい製品になると思うので、より省エネになるとは思います。
新しいカタログをざっと見ましたが、20%くらいは消費電力が低くなっているみたいですね。

むしろ、こういうのは工事する側の方が影響が出るんですよ。

以前のR22からR410Aになったときは、工具も全部替えないといけなかったんですよね。

でも、今回はそういう必要がないようです。

というのも、R410Aというのは、R32とR125の混合したものなので、まったく違うものというわけでもないんですよね。

だからといって、冷媒を混ぜては使えませんけどね(笑)



で、ここまで書いてなんですが、この新冷媒、とりあえずこのタイミングで投入したのはダイキンだけみたいです。

他のメーカーは、まだR410Aの機種みたいですね。

まあ、でも他もそのうちに変わってくると思います。