1月4-6日、愛知県を会場にU15クラブチームの全国大会が終了しました。
 

第7回になる本大会ですが、今年から名称が、全国ジュニアクラブバスケットボール選手権大会から、U15ジャパンクラブバスケットボールゲームとして開催することとなりました。
 

【誰もが集まりやすい暖かい大会へ】
 

この全国大会をアンテナにしてクラブチームの活動を各地区にに発信して普及させる。
子供達が楽しくバスケットボールができる場所を選べるようにする。
 

「この大会は育成です」
「主役はいつも選手です」
 

から始まっているので、全国大会であっても既存の全国大会とは違う空気感があります。
ひとことでいうと緩いんです。
でもそこが1番の魅力です。
 

予選リーグがあり、決勝トーナメントがある。それは普通です。
でも、勝っても負けても試合数がきちんと確保されます。

日々結果によって交流戦も組まれてそこに公認審判が付きます。(大会の審判数は述べ300名です)

試合が終わってもやりたいチームは大会会場でチーム間で交渉して練習試合をしたり、シューティングをしたりと自由に過ごしています。(プレイタイムの少ない選手はそこで活躍などなど)
 

プログラムには役員名とか載せませんし、偉いおじさん達がふんぞり返っていません。
 

色々なコーチがいますし、ギャーギャーと声をからして叫ぶ人もいますが、それも自由でコート上の選手がどんどん試合を創って行きます。(だんだん選手が聞き流したりしだすんで笑えたりします)
 

コート上で暴言吐けば速攻ベンテクの笛が鳴ります。
 

マンツーマンDは推奨です。
コミッショナー立てずともマンツーマンDになっています。
 

表彰式の準備の間はDJさんが音楽をプロデュースして、女子選手達が踊っています。
 

この大会のリーダーは、愛知県ジュニア連盟(中学生のクラブチーム連盟)の佐々木さんという方です。
※写真ヒゲの人
 

前に出ることもしませんし、偉そうにもすることなくいつも明るく大会を創っていきます。選手を、チームを、支えるスタッフを、スポンサーを大事にします。
言えばきりがありませんが、そんな彼に人が集まってきます。
※裏話ですが、私は大会なんやら委員長として表彰式で紹介されますが、これは、佐々木さんからの「榊さんそれくらい仕事してくださいよ〜笑」の一声で役職が充てがわれ、実務しないことへの罰か?的な感じで努めさせていただいています

愛知県がクラブチームの組織化をして、私は大阪でクラブチームの大会をやっていて、彼のチームがうちの大会に参加したところからのお付き合いで今につながります。
もう15年以上!苦笑。
 

それぞれの地で、次世代も育ちつつあります。
 

そして、、、
この先へ、となる訳ですが、大会名称も変わったように、日本のアンダーカテゴリーの現場環境が変わる中でこの大会への影響も出る可能性があります。
ですが、、、
基本が変わらなければ大会名称が変わろうが、日程が変わろうが、何がどう来てもやることは一緒です。
それしかありません。
 

自然に人が集まる場所へ、集まりやすい環境へ、、、
仲間とともに進みます。
 

きみこ