「B」と言う格付け | マネードクターの幸せな資産ケア外来

「B」と言う格付け

こんにちは、マネードクターの黒瀬英夫です。



今日はギリシャの債務問題で動きがありました。



S&Pがギリシャ格下げ、債務再編リスク拡大で各社が反応



大手格付け会社のスタンド&プアーズ が、格付けを「BBマイナス」から2段階引き下げて「B」としました。



スタンド&プアーズのWEBページで格付けの定義 を確認すると、「B」の定義は以下の通りです。



現時点では債務を履行する能力を有しているが、「BB」に格付けされた発行体よりも脆弱である。事業環境、財務状況、または経済状況が悪化した場合には債務を履行する能力や意思が損なわれ易い。



格付けは、投資家が投資判断をする為の情報としての役割と、発行体(国や企業)の信頼度を高めるという役割を持っています。



でも、サブプライムショック以降、格付け会社が悪いことにスポットを当てることで経済が余計に悪方向へ向かっているようにも感じます。



マスコミの格付けのとらえ方がオーバーなところもあるのかもしれませんが、まるで風評被害をもたらしているように感じることもあります。



最近ではギリシャだけでなく、日本もアメリカも格付けが下がりましたが、その定義がどんなものかと言うことも知っておき、どんな判断を自分で下すのかを考えることも大切だと思いますよ。


ではでは~ 『^¥^』