この一年の株式市場 | マネードクターの幸せな資産ケア外来

この一年の株式市場

こんにちは、マネードクター黒瀬英夫です。



この一年間の株式市場は、どんな結果だったのでしょう?



あなたの頭の中ではプラスですか? マイナスですか?



日経平均株価を見てみると、昨年4月末の11057円40銭から9849円74銭に下落していますので10.92%の下落となっています。



2月中旬にはほぼ回復していたのですが、東日本大震災の影響で大きく下落した結果、10.92%の下落となっています。



いかがですか? 想像より悪いですか?



少し目を外へ向けてみると、NYダウ平均は16.37%のプラス、ドイツ株のDAX指数は22.47%のプラスとなっています。



海外の経済はかなり上昇傾向ですね。



但し、海外株式の場合は為替の影響も受けますので、為替の動きも確認してみましょう。



米ドルはこの一年で約13%の下落(対円)していますので、株式が16%ほど上昇していても、米国株は円換算で見てみると3%程度しか増えていないことになります。



ユーロは3%強の下落(対円)なので、円換算で見てみてもドイツ株は19%ほどの上昇となります。



日本では円換算で結果を計算していますから、世界経済の動きを為替という色眼鏡をかけて見てしまいます。



大災害の影響もあり、どうしても悪いように感じてしまう人が多いみたいですが、世界の株式市場は着々と回復しています。



たまには眼鏡を掛け替えて、ドル換算で計算してみたり、現地通貨で計算してみたりすると世界が違って見えると思いますよ。



自分の資産をドル換算で計ってみるのもお奨めです。


ではでは~ 『^¥^』