心優しい無知な過去の自分

こんにちは、マネードクターの黒瀬英夫です。

ここ１０年程の株価のグラフを見ていると、大きな変動が２度も起きています。リーマンショックの時には１００年に一度の金融危機と言っていましたが、グラフで見ると１０年で２度目です。

もっと長いグラフで見ると３０年で４度目です。

今は金融が独り歩きを始め、信用取引やカラ売り、証拠金取引など、動くはずのないお金まで動くようになっているので、大きな変動が日常のように起きるようになっています。

この市場に不安も感じますが、活かすこともできる。

この市場を活かすのに大切なことが一つあります。

他人の都合と感情では動かないことです。

他人の都合にも色々ありますが、一番いけないのは金融機関の都合で動くこと。あなたにとって良いことは、まずないでしょう。

だって、金融機関の都合は彼らが儲けるためか損を回避するためのものですから。仕組み預金やレバレッジは前者、強制決済や差し押さえは後者です。

これを回避するためには、ゆとりをもったお金の管理と所得が必要です。所得は他人の都合で発生することも多いので、入口はいくつかあった方が良いですよ。

もう一つの感情ですが、感情とは過去のあなたの経験から湧いてくるものです。過去のあなたが経験豊かで知識がある人ならば、感情と思考は一致するはずです。

過去のあなたが金融に関する知識も経験もない人であれば、感情と言う「心優しい無知な過去の自分」の助言にすぎません。

そうそう、そう言えば、親も心優しい無知な人であることが多いので、金融の相談をする時は良く考えてからにした方が良いと思います。

アドバイスを受けるにも、知識と経験のある人から受けてくださいね。ファイナンシャルプランナーにも経験の少ない人がたくさんいますからね。

やっぱり自分で知識を付け、経験を積むのが一番かも知れませんね。そんな人のために、今月も『本気の資産ケア外来！』を開催します。

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ではでは～　『＾￥＾』