「音と風のデザイン」

 

私の今までのこと。夫や子どものこと、彼との話。ようやく2年半経って、書けるかなと思います。

でもこれは私から見た彼の一面かもしれません。彼は彼で悩み、苦しみ、また楽しみ、喜びと年齢を重ねてきました。もちろん、私がこれを書くことに不満、嫌な気持ちになるかもしれません。でも書きたいと思いました。今の気持ちを残しておきたいと思いました。

それは、彼を愛していることと彼を尊敬していること、そして彼がいたことを忘れないために、また私を愛せるように。

 

  初めてではない感覚

 

主人公:松本 香(まつもと かおり)26歳 嘱託公務員

夫:  松本 博(まつもと ひろし)31歳 電気会社

子ども:松本 雅(まつもと みやび)2歳   託児所

サンコーポレーション 片岡 悟(かたおか さとる)41歳 

 

 

朝礼が始まった。朝の朝礼は、久しぶりだ。

 

「今日から入った松本さんです。どうぞ、一言を。」

館長らしき人が話した。

「初めまして、松本 香です。今日から一緒にお仕事をさせていただきます。初めてのことで慣れないこともあります、どうぞよろしくお願いいたします。」

と私は頭で考えていた文章を話した。

 

「じゃぁ、松本さんは、ここ座って。」と言われるがまま、私は座った。

私の席は、6名席で真ん中、向かい合わせになっている。

会釈をしながら、座ると、勤務表があった。「まずは今日はわからないので、勤務表と受付業務を覚えるとしよう。」と思った時に、後ろから声をかけられた。

 

「松本さん、初めまして。」と中年と言ったら失礼かもしれないが、男性が私に声をかけた。「初めまして、松本香です。」と言うと「初めまして、私はこちらのホールの管理運営をしております、サンコーポレーションの片岡悟です。講座をする際には、わからないことがあると思いますので、また聞いてください。」と言われ、名刺を渡された。

私は受け取り、その時になんだか懐かしい、家族のような、昔からの友だちのような感覚に陥った。そんな私を見て「顔に何か着いていますか。」と笑顔で話す男性を見ていると我に返った。

「いえ、よろしくお願いいたします。」と返事をした。

心の中で「この感覚は何だろう。」と思いながら、その日1日は終わった。

 

娘を迎えに行き、帰ってからもこの気持ちがとれなかったが、「今日はお好み焼き作ろうね。」と雅と話し、家に帰ると母親のモードになり、忘れていた。博が仕事から帰るとさっそく、お好み焼きを焼き始める。「雅はパラパラする」とかつおぶしの袋を持って待っている。私はその間に、明日の用意や洗濯をする。毎日のルーティンだ。これが変わるとどうなるのかと思うが、2人目は欲しいと思っている。

 

いつものルーティンを終え、お好み焼きを食べつつ、今日の話を博が聞いてきた。「どうやったん?今日の職場。」

「みんな良い人っぽかったよ。少し安心したわ。でも仕事を覚えるので精一杯やから、今日は早く寝たいな。」と話すと、博はうんうんと頭を縦に振りながら、お好み焼きを食べていた。

 

いつものルーティンがその後も続き、ようやくお風呂に入る時間になった。雅も疲れたのか、すぐに寝てくれて、ホッとする。一人の時間になると、またあの気持ちが溢れてきた。

「一体、どこで出逢ったのかな。」と自問自答したが、答えは出ない。

明日聞いてみようと思い、お風呂から上がった。

 

 

つづく
 

いつもありがとうございます。西洋占星術を鑑定しております仁音です。

ブログは私の気持ちを主に書いています。日々のこと、プライベートはInstagramで公開しておりますので、気軽にどうぞ。

硬い文章を書いておりますが、本人はそんなことありませんので(笑)

lit.link/hitoenouranai

 

 

1週間1回更新しますが、書きたい時に一気に書くかもしれません。

今後もよろしくお願いします。

 

 

 

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