パソコンが壊れたりネットが繋がらなかったりですっかりブログみてなくて
一度ないがしろにするとそのままずるずるいっちゃうやつを経て2月も最後になったこのタイミングで明けましておめでとうございます。

ブログ書いてない間も色々あったり行ったりしたのでまとめて書きます。

1.舞台
恒例のアクアスタジオである舞台を今年も見に行った。
去年は雪で電車止まったり大変だったのを思い出したけど今年は天気も良くて最高だった。
演目は常緑高校演劇部と熱海殺人事件の二本。夏美ちゃんはどっちも出てたので初日に両方見た。
本当は他の日も行きたかったけど今回はチケット売れるのが早かったのと予定が合わなかったのでその日だけ。

常緑の方はお馴染みの高校生群像劇でまあそんなに見どころは・・・役的にもこっちはがっつりってかんじじゃなかったし。
それに最近淡い青春に感情移入しにくくなってきたし、「いや高校生がそんなに聞きわけいいわけないだろ!」みたいな気持ちを始終持ち続けてしまってどうも・・・

熱海の方は新たな一面で面白かった。最初発表された時つかこうへいか!と思って楽しみにしてて、あんな若い子たちだけでやるのも面白そうだなあと。
やっぱりセリフとか展開も今までと違って突拍子もなかったり過激だったり独特な言い回しがあったりするからどんな風になるのかなってワクワクして見に行った。
ちょっとはしょってたり現代風にセリフがアレンジされたりしてたけど「300円でパンツを見せる女」を今の岡本夏美さんに演じさせることの凄さはあの小さな会場に行かないとわからないことなので行って良かった。
現役のニコモで地上波生放送のレギュラーででてて(期間限定とはいえ)アイドルをやっている夏美ちゃんが夢破れてパンツ見せて食いつないでいる役ですよ。
ありえないんだよ。でもそのありえないことに説得力を持たせてその人間になりきる、それを見るのがお芝居の楽しさでもあると思うから面白かった。

でも初日しか見られなかったからもっとやりこんでからのも見たかったなあ。もっとめちゃくちゃなってにやれると思うんだ。
なんて物知り顔で書いては見たものの一番は夏美ちゃんの破壊力婦警コスがすごすぎたっていうね!僕は所詮その程度だ!

きっとまた夏にあそこで舞台をやってくれるだろうからそれも楽しみ!絶対行っちゃう!

ここまで書いて、全部ひとつの記事に書いたら長くなっちゃうから分けた方がいいなと気がついたのでこの記事はもうちょい舞台のことを書いて他のは他に書きます。

もっとめちゃめちゃにやってほしかったってさっき書いたのは逆班のを見たからっていうのがあって、僕はおはガールのイベントがあった日それに行かずに常緑の逆班を見に行ってそこで栗原類くんを見た衝撃が忘れられないからだ。

栗原類くんは前もアクアスタジオの舞台で見たことがあってその時も凄くて忘れられないんだけど今回も凄かった。
演劇部の部員の役で普通の高校生の役なはずなんだけど全く普通じゃなくて、絶対台本にないシガーロスのボーカルの話をペラペラしゃべり始めたり、髪の毛についたクリームパンのクリームを舐めたり、棚に頭を打ち付けたりしていた。
完全に異物だし異質だった。
その物語にそぐわないとも言えたかもしれない。
決してお芝居が上手なわけでもないしね。

でも何が一番凄かったかっていうと彼なんだよ。

技巧やなんかを超えたところを、そこにしかない、その瞬間にしかない空気や演者同士の駆け引きを肌で感じることができるのが舞台の良さだから、僕は彼の芝居が大好きだ。
ああいうのを見せられたら、どんな話の舞台だからとかどんな役で他に誰が出ててなんて関係なく栗原類をまた見たいってなる。
事実常緑は話自体はそんなに好きじゃないのに満足度高かったもの。

もちろん夏美ちゃんに髪の毛なめてほしくないし、奇声をあげてほしくないから奇抜で突拍子もないことをやれってわけじゃないけど、それでも何かその人だけの魅力ってのを見せることができるようになると強いなと思う。
だから初日だけじゃなくて最後の方の日も見に行きたかった。
人前で自分を100%さらけ出すのはすごく恥ずかしいし、慣れて恥ずかしさが麻痺しないと無理だものね。
僕が栗原類くんのを見たのは確か常緑の最後の日だったしね。仕上がってたんじゃないかな。

あー千秋楽行きたかったなー!

中学生のうちって大抵「子ども」の役しかやらないし、求められるのって思春期特有のそういうのばかりだけど今このタイミングでハナ子を演じたのは、そしてそれを見ることができたのはとても大きいと思う。
おはガールももうすぐ終わるし、春から高校生だしより一層面白いものに触れて面白い人になって行ってほしいな。
高校生の間ってすごい吸収力だからね!
自分のことを振り返ってもね!

それを傍から見て僕はおぉーってなる予定なので!早くまた舞台見に行きたい!
おわり!