家計簿の分析から見える支出パターンと節約術①

・家計簿をどう活用していけばいいか分からない

・家計簿から考える節約術について知りたい

こんな疑問にお答えしていきます。

皆さんは、家計簿をつける目的は明確ですか？

家計簿をつけることは、お金の使い方を意識的に管理する上で非常に役立ちます。ただし、単に支出を記録するだけでなく、データを分析して支出パターンを理解できると自分に合う節約方法を見つけることにも繋がるでしょう。

この記事では、2回に分けて「家計簿の分析から見える支出パターンと節約術」について解説します。

今回の記事では、「家計簿の分析から見える支出パターン」について見ていきましょう。

【支出パターンの分析】

①カテゴリーごとに比較する

家計簿の記録を見て、主要なカテゴリー（食料品、光熱費、交通費、娯楽など）ごとの支出額を比較しましょう。

それらのカテゴリーが消費、投資、浪費のどれに当たるかも考えることで、お金の使い分けができるようになります。

・消費：毎日生活する上で欠かせないものの購入やサービスを使用するためのお金です。

（例：家賃、食費、通信費、水道光熱費など）

・浪費：衝動買いや行きたくない飲み会など、後から使ったことを後悔するようなお金です。

・投資：将来リターンが見込まれるものに使うお金です。資産運用やスキルアップなどのセミナーや書籍の購入などの自己投資も含みます。

②季節性を考慮する

支出は季節によって変動することがあります。例えば、冬季は暖房費（ガス代や電気代）が増えるでしょう。

予算を考える時は、季節性を考慮して調整することが大切です。

③トレンドを把握する

数か月以上のデータを振り返ることで、支出のトレンドが見えてくるでしょう。

月々の変動を把握し、予算の調整や節約策を考える参考にします。

例えば、コロナ禍では、家で過ごす時間が増え、外食費や娯楽費が減少したかもしれません。世の中の情勢だけでなく、自身の興味やライフスタイルの変化も、支出に影響があるでしょう。

自分が意識していなかったことが、節約に役立っていたことを発見できる機会にもなるかもしれません。

家計簿の活用に慣れてきたら、最終的には1年に一回で十分把握出来るようになります。

「家計簿の分析から見える支出パターン」について解説してきました。

次回の記事では、「家計簿の分析から見える支出パターンから考える節約術」について解説しますので、あわせて読んでいただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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