投資戦略の考え方・・・アセットアロケーションについてNO2

投資を始めたいけど、リスクは抑えたい。

投資戦略の方法でリスクが低いと言われている「アセットアロケイション」について知り実践してみたい。

そんな疑問にお答えします。

昨日に続いてNO2です。

2つのアプローチを両方使って、株式・債券・その他（不動産）のアセットバランスを考えていきます。

注意点としては、金融工学の過去のデータよりも社会学的アプローチ（現在の社会情勢や自分の現状）を重要視します。

だって貴方の資金を貴方の意思で投資するからです。

そして、株価は人の心の動きで変動するからです。

アセットバランスを決める指針は、買い続ける事です。

この目的を考えた場合、どちらかというと理論的な計算によって求められる金融工学的アプローチよりも、個人の経済状況や生活環境も含めて考える社会学的アプローチが大切になります。

そして投資比率ですが

株式と債券の比率は「1:1」がおすすめです。

なぜなら、株式や債券は景気が価格に大きく影響するためです。

株式は基本的に景気がいい時期に上昇します。この上がり方は、イメージしやすいのではないでしょうか。

一方、債券はどちらかというと景気が悪い時に上昇します。

つまり、一般的に株式と債券は反対に近い値動きをする関係性にあるのです。

株式や債券とは異なる値動きをするアセットが「その他（不動産）」です。

不動産は、基本的には景気がいい時期に価格が上昇します。

しかし、不動産市場の状況や金利の変動によっては、景気が悪い時期でも価格が上がることがあります。

つまり株式・債券・その他の値動きは、景気状況が大きく作用すると判断できますね。

ただ、今の景気がどれくらい良いのか、もしくは悪いのかの判断は投資初心者にとって難しいです。

世界的の人口増加による食料危機、先進国の少子高齢化の加速など、経済にとって不安定な要素はさまざまです。

不安定な要素が多いにもかかわらず株式市場は好調になるケースもよくみられます。

コロナショックで株価は暴落すると言う専門家もいましたが、今のところ持ち直しました。

このように景気の良し悪しを判断するのは難しいため、どちらに転んでも対応できるように株式と債券の割合は「1:1」で設定するのがおすすめです。

資産全体の投資は上記の株式、債券、その他不動産などに、日本や海外も視野に入れて分散投資戦略を考えることがお薦めです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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