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資産活用コンサルタント
岡本晶代（まさよ）

定年退職後に向けて考えたい4つのリスクとやっておくべきこと①

・定年後のリスクが不安

・リスクを回避するための今からできる備えを知りたい

こんな疑問や不安にお答えしていきます。

人生100年時代と言われている今の時代、定年退職後の人生も長いですよね。先のことは誰にも分からないけれど、どのようなリスクがあるかを把握することで、早くから備えておくことが可能です。

この記事では、「定年退職後に向けて考えたい4つのリスク」について解説していきます。

次回の記事では、「リスクに備えてやっておくべきこと」について詳しく見ていきますので、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

定年後のリスクとは？

定年後に考えられるリスクを4つご紹介します。

①インフレリスク

日本人はとくに資産の多くを銀行預金が占めています。しかし、1％でもインフレが30年続くと預金は30％も目減りします。

利息がほとんどつかない低金利時代に銀行預金だけで老後資金を用意するのはリスクになるのです。

②資産の偏りリスク

先ほども触れましたが、日本人の資産の多くは銀行預金です。2020年8月の日本銀行が公表したデータから日本の家計の金融資産の構成をみてみましょう。

・現金、預貯金：54.2％

・保険、年金、低型保障：28.4％

・株式等：9.6％

・投資信託：3.4％

資産運用する際にも、1つの資産へ投資するのではなく、国内外の株式、債券、リート、その他に分散して長期で投資をすることがリスクを抑える基本となります。

③長生きリスク

人生100年時代と言われている今の時代、定年退職してからも人生は長く続きます。長生きは本来健康の証でめでたいはずですが、1つのリスクとも言えるのです。

定年後、高齢になればなるほど、生活費に加えて医療費や介護費用などの負担が増えることも予想されます。

長生きリスクとは、長生きすることで老後に備えた資金が枯渇し、生活が経済的に困窮することなのです。

④老後の生活

少子高齢化が進み、公的年金だけでは不十分と考えられることが老後の不安の1つでしょう。ゆとりのある生活には十分な金融資産が必要となります。

あなたの老後にかかる生活費やゆとりのある生活のために必要な金額はご存知ですか？

まずは、ここを明確にすることから始めましょう。

今回は、定年退職後に向けて考えたいリスクを4つお話してきました。

①インフレリスク

②資産の偏りリスク

③長生きリスク

④老後の生活

次の記事で、これらのリスクに備えてやっておきたいことを解説していきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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