産休・育休中の「学び直し」を後押し？リスキングについて解説

・リスキングってどういうこと？

・産休中、育休中に学び直すことは可能？

こんな疑問にお答えしていきます。

1/27に賃金上昇に向けて産休・育休中の“学び直し”を後押しすると岸田総理が答弁したことに対して、批判の声が上がっています。

この記事では、「岸田総理、大家参院議員の答弁やリスキングとは何か」について詳しく解説していきます。

学び直しの後押しの内容は？

【1/27の岸田総理の国会答弁】

「育児中など様々な状況にあっても主体的に学び直しに取り組む方々をしっかりと後押ししてまいります。」

【1/27の自民党・大家参院議員の国会答弁】

「産休育休中リスキングによって一定のスキルを身に付けたり、学位を取ったりする方々を支援することができれば、子育てをしながらもキャリアの停滞と最小限にしたり、逆にキャリアアップが可能になることが考えられます。」

この発言に対して、「子育てを当事者として、してこなかった方には分からない。」「育休は休みという考えは非常識」と批判の声が上がっているのです。

そもそもリスキングとはなに？

「リスキング」とは、新しい職業、または今の職業で必要なスキルを学び直し、新たな知識や技術を身に付けることで、自分をアップデートし変化に適応することをいいます。

2021年10月に転職サイト「ビズリーチ」が実施した「リスキングに関するアンケート」によると、現在リスキングに取り組んでいると答えたビジネスパーソンは、54.8％にも及んだ。

その中でも、個人で取り組んでいると答えた人が40.3％、勤め先を通じて取り組んでいると答えた人が9.4％、勤め先でも個人でも取り組んでいると答えた人が5.2％と主体的に取り組んでいるビジネスパーソンが多いことが分かった。

Amazonやウォルマートなどが注力していて、Amazonは2025年までに米アマゾンの従業員10万人をリスキングすると発表しています。1人当たりの投資額は75万円だといいます。

産休・育休でキャリアの不安は？

保育事業を手がける「子ねくとラボ」が行ったアンケートによると、産休・育休でキャリアに不安を感じている方は約80％。

具体的な内容は、

・子育てと仕事の両立

・収入面で不安

・ポジションがなくなる

・昇進のチャンスが遠のく

などがありました。

しかし、実際に育児をしながら資格や学位を取得するために時間を確保するのは非常に難しいのが現実。

リスキングの支援としては、育休中に子どもを預けて勉強できる時間を確保する支援を受けられることや、金銭面の助成をしてもらえると嬉しいですよね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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