預金なら安心？預金に潜むリスクと資産防衛術を解説

・預金リスクについて知りたい

・自分にもできる資産防衛策を知りたい

こんな疑問にお答えしていきます。

投資は元本保証されていないので必ずリスクがありますよね。では、使わなければお金が減らない預金にはリスクがないと言えるでしょうか。

答えはNOです。この記事では、「現金に潜むリスクと資産防衛術」について解説していきます。

預金に潜むリスク

預金は元本割れする心配がないことや万が一のことがあった時にすぐに入出金できるという特徴があります。ただし、資産の100％を預金することは実は危険なのです。

預金に潜むリスクとして挙げられるのは、「インフレリスク」です。

特に、ここ数か月で日本の物価は上昇傾向にありますよね。2022年10月の日本の消費者物価指数は+3.7％でした。

品目別の物価上昇率は次のとおりです。

●水道・光熱　　　　　　+14.6％

●電気　　　　　　　　　+20.9％

●生鮮食品　　　　　　　+8.1％

●食料（生鮮食品を除く）+6.2％

しかし、今の時代の普通預金の金利は0.001％～0.1％。100万円預けても1年間で9円しか利息がつきません。

物価の上昇スピードは金利では到底賄いきれないため、保有しているお金の価値は目減りしていきます。

インフレへの資産防衛術

インフレへの資産防衛する方法は、預金だけでなく投資などの資産運用をしていくことです。

インフレに強い資産をご紹介していきますね。

●株式

モノの値段が上がるインフレが起こると企業の業績が伸び、株価が上がる傾向にあります。

とはいえ、全ての銘柄の株価が上昇するわけでもない上に株価の変動は、金利や為替など他の要因も考えられるので慎重に検討しましょう。

●投資信託

投資信託は、自分の代わりにプロが運用してくれ、1ファンドに株式や債券などさまざまな種類の資産が含まれているものも有ります。

投資信託の投資対象を株式やコモディティなどのインフレに強い資産を選択することでインフレ対策にも有効だと言えます。

また、投資は多額の資金が必要というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、投資信託は少額での分散投資が可能なので、投資初心者には始めやすい投資と言えるでしょう。

●金・不動産

投資初心者にとってはハードルが高い投資にはなりますが、金や不動産などの実物資産はインフレに強い資産だと言われています。

資産を守るためには資産を分散して保有することが最も大切です。どんな資産にもリスクがあるからこそ、分散して大きな損失を避ける必要があるのです。

ご自身に合った投資方法を学びながら、取り入れやすい方法から検討してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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