こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

神武征討記の登場人物等はこちら( ・ω・)

 

 

 

なお、この物語はフィクションです。

極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。

本作の著作権は、作者に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

 

この物語は、日本という国の原型を作った一人の

空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

 

 

 

神武征討記

第26話「秩父へ向かえ!それぞれの道を!」

 

 

ストーリーテラーのアメノウズメでございます。

アイヌの戦士カムイを倒し、仲間にした神武様は、カムイ、

ショウリュウキ、ツチミカドヒメ、キバノヒンベイとともに、

甲斐(山梨県)からの山道を通り、武蔵(埼玉県)の秩父に

走ります。

一方、川越に陣を張っていた大和勢力の南軍ゲンジノヨリトモ、

東軍トクソウノトキムネの軍勢合わせて2万は、北上し、

現在の吉見百穴の近くの平野(現在の東松山市)に軍を進めておりました。

また、寄居を攻略した大和勢力の北軍ナンボクチョウタカウジの軍勢1万は、

荒川沿いに秩父に向けて進軍中。

それを迎え撃つべく、サキタマハニマルの父サキタマギョウダ王が、

秩父から9000の兵を率いて長瀞に向けて出陣しておりました。

秩父王宮内・・・

 

 

チチブカネビメ「なんと!?義父様が、長瀞で敵勢力の迎撃のため

出陣されたですって!?」

 

サキタマハニマル「うん。父上は、わしが敵を撃退してみせると

出陣してしまったよ。」

 

チチブカネビメ「越後(新潟県)からのエツノケンシン殿の援軍がまだ来ない・・・

武蔵兵9000のみで打って出ても、壊滅させられるだけです・・・」

 

サキタマハニマル「でも、細長い長瀞の地形なら、1000くらいの兵力差は、

問題じゃないって、父上は・・・

ヒンベイ・・・無事に越後(新潟県)のケンシン君の所に着いたかな・・・?」

 

チチブカネビメ「せめて、私が指揮を執れれば・・・

くっ、さすがにこの身重の身では、

軍の指揮はとれない・・・」

 

サキタマハニマル「僕も出陣しようとしたんだけど、父上が、

僕は出産が近いカネビメちゃんの近くにいてやれって・・・」

 

サキタマハニマルの母

オシノハスヒメ「ハニマル、カネビメさん・・・我が夫を。

サキタマギョウダ王の武運を祈りましょう。」

 

チチブカネビメ「まもなく孫が生まれるのです。

サキタマギョウダ王・・・どうか、ご無事で・・・」

 

 

長瀞の地でナンボクチョウタカウジの北軍を待ち構える

サキタマハニマルに父・サキタマギョウダ王の軍勢9000。

武蔵軍総兵力1万のうちの9割を率いた大軍です。

 

 

サキタマギョウダ王「ハニマルの子。わしにとって初孫か・・・

さぞ、かわいいだろうな・・・」

 

側近「サキタマギョウダ王様!来ました!

ナンボクチョウタカウジ軍1万です!」

 

サキタマギョウダ王「我が息子ハニマル。

息子の嫁カネビメ。そして、生まれてくる我が孫よ・・・

お前達を守るために、わしは、

非力ながら、命をかけて戦うぞ・・・」

 

 

ナンボクチョウタカウジ軍・・・

 

 

コウノモロモロ「タカウジ様。武蔵軍が長瀞に布陣しております。

総大将は、サキタマギョウダ王。

兵力は、9000ほどかと。」

 

ナンボクチョウタカウジ「敵の陣形は横陣か。極めて単純な

基本陣形だな。

どうやら、神武王太子の軍師と名高いチチブカネビメは、

この戦闘には参加していないようだな。」

 

ナンボクチョウタダヨシ「兄上。秩父の王女チチブカネビメは、

出産間近の身重の状態だとの情報があります。

おそらくは、秩父王宮に籠もっておるかと。」

 

ナンボクチョウタカウジ「手はず通り、こちらは鋒矢陣で、

敵の中央を突破し、その後展開、荒川を背に敵を包囲し、

殲滅する。」

 

ロッカクノドウヨ「くっくく、どうよ!あの素人の陣形。

弄んでやるわ!」

 

ナンボクチョウタカウジ「ロッカクノドウヨ。敵は命をかけておる。

あなどらず全力を持って相手するのが武人の礼だ。」

 

ナンボクチョウタダヨシ「兄上。参りましょうか。」

 

ナンボクチョウタカウジ「行くぞ!北軍ナンボクチョウタカウジ軍!

前進!」

 

 

サキタマギョウダ王軍。

 

 

側近「サキタマギョウダ王!敵軍が動きました!

こちらに向かってきます!」

 

サキタマギョウダ王「行くぞ!我らの子や孫達の未来のために!

進め!」

 

 

武蔵(サキタマギョウダ王)軍9000 対

ナンボクチョウタカウジ軍1万

開戦!

 

 

サキタマギョウダ王軍とナンボクチョウタカウジ軍が長瀞にて激突していた頃、

尾張(愛知県)熱田では・・・

 

 

オワリノブヒメ「尾張(愛知県)女王オワリノブヒメである。」

 

ミカワノタケチヨ「三河(愛知県)の王子ミカワノタケチヨでございます。

この度は、直接の会談の申し入れに応じていただき、ありがたく思います。」

 

オワリノブヒメ「で、対峙した敵軍の総大将のところに、総大将自らが

乗り込んできたのは、何の用かな?」

 

ミカワノタケチヨ「尾張の女王さんよ。

いつまでも戦争してても、お互い損だろ?

期間3年の停戦協定結ばねぇかい( ・ω・)?」

 

オワリノブヒメ「なに?期間3年の停戦協定だと?」

 

ミカワノタケチヨ「俺達三河は、戦をしたいわけじゃない。

あんたらに攻められるから、しかたなく戦ってるだけだ。

それに、女王様、あんた、武蔵(埼玉県)を助けに行きたいんだろ?

俺達と停戦した方が今は得じゃないかい( ・ω・)?」

 

オワリノブヒメ「ふむ。期間3年というのは理由は?」

 

ミカワノタケチヨ「3年間、戦をせずにいられたら、

俺達三河の民達は喜ぶ。

永久に停戦って言っても無理だろ?

3年間、停戦してみて、その後は、そのときの情勢で

停戦継続するか、またドンパチやるか決めようや( ・ω・)」

 

オワリノブヒメ「ふっ。何を対等なつもりで話しておるか。

我らは尾張、美濃(岐阜県)、伊勢(三重県)合わせて、

2万は超える兵力がある。

三河など、ひねり潰せばすむこと。」

 

ミカワノタケチヨ「おいおい。ハラ割って話そうぜ。

伊勢(三重県)の8000は、あんたらの兵力じゃなくて、

天孫一族神武の兵だ。

あんた単独での兵力は1万2000。

しかも美濃(岐阜県)は攻略したばかりで全兵力を動員するわけにはいかない。

1万やそこらの兵力で三河に攻めてきても、

俺達三河の将兵は強いぜ。あんたらも無傷じゃすまねぇ。

その覚悟はあるのかい( ・ω・)?」

 

オワリノブヒメ「・・・・・・他に、何か条件はあるのか?」

 

ミカワノタケチヨ「とりあえず、俺達三河が隣国の遠江(静岡県)を

攻略しても、文句は言わねぇでほしい。

俺は、浜名湖の鰻が喰いてえんだ( ・ω・)」

 

オワリノブヒメ「遠江(静岡県)は、我らとはなんらの外交関係も無い。

文句を言う筋合いではないな。

だが、武蔵(埼玉県)を攻めているのは、大和勢力傘下の者どもというではないか。

大和傘下の三河が、我らが武蔵(埼玉県)救援に向かうのを防がなくてよいのか?」

 

ミカワノタケチヨ「ゲンジノヨリトモ達には、俺はなんの恩義も無い。

大和(奈良県)本国は、今回の関東の争乱は静観の姿勢だ。

あんたらが武蔵(埼玉県)の友達を助けに行くのをジャマする理由は、

俺達にはねえよ( ・ω・)」

 

オワリノブヒメ「・・・・・・よかろう。

3年間の停戦協定の申し出、受けよう。」

 

ミカワノタケチヨ「停戦成立だな。

まあ、3年間、できれば、

その後も、仲良くしようや( ・ω・)」

 

 

尾張(愛知県)と三河(愛知県)の3年間の停戦協定が成立し、

ミカワノタケチヨが戻った直後、伊勢(三重県)から

ヒヨシマルとキノシタノオネが2000の騎兵を

率いて熱田に到着します。

 

 

ヒヨシマル「オワリノブヒメ様。

高千穂より、アチタケル殿、サルメノウズメ殿、

吉備(岡山県)のキビツモモタ殿、そして、

薩摩(鹿児島県)のハヤトイエヒサ殿が、

伊勢(三重県)に向かっているそうです。

我らは、伊勢(三重県)に6000の歩兵を残し、

取り急ぎ、騎兵のみ2000で武蔵(埼玉県)への援軍に

向かうべくオワリノブヒメ様に合流いたします。」

 

オワリノブヒメ「なに?アチタケルやサルメノウズメが

伊勢(三重県)に向かっているのか?

それでは、伊勢(三重県)の兵8000も動かせたのか。」

 

ヒヨシマル「はぁ。そうですが、なにか?」

 

オワリノブヒメ「ふっ、あの三河(愛知県)のタヌキ小僧め・・・

それがわかっていての停戦の申し出であったか・・・

シバタノゴンロク、ニワノゴロウザ、お前達は、

三河のタヌキ小僧(ミカワノタケチヨ)の動きに備えよ。

停戦したからと言って、けして油断するなよ。」

 

シバタノゴンロク・ニワノゴロウザ「御意!」

 

マエダノマツ「信濃(長野県)のシナノノスワヒメ殿を通じて、

越後(新潟県)のエツノフユヒメ殿から伝令でございます。

エツノケンシン殿が、騎兵3000、歩兵4000にて、

武蔵(埼玉県)救援のため、上野(群馬県)を進んでいるとのことです。

信濃(長野県)、上野(群馬県)を通り、我らにも、

武蔵(埼玉県)への救援に来てほしいとのこと。」

 

オワリノブヒメ「で、あるか!

サル(ヒヨシマル)、キノシタノオネ、マエダノマツ、

尾張騎兵8000、伊勢騎兵2000の騎兵1万にて、

武蔵(埼玉県)の援軍に向かう!

三河(愛知県)は放置じゃ!!!

信濃(長野県)の山を越えるぞ!!!

我に続け~~~!」

 

 

こうして、オワリノブヒメ、ヒヨシマルら1万の騎兵も、

武蔵(埼玉県)救援のため、美濃(岐阜県)、信濃(長野県)、上野(群馬県)を通り、

武蔵(埼玉県)へ進むこととなりました。

さて、それでは、場面を、長瀞の合戦に戻してみましょう。

サキタマハニマルの父サキタマギョウダ王の9000と、

ナンボクチョウタカウジを総大将とする大和勢力北軍1万の戦い。

横陣で戦うサキタマギョウダ王軍は、鋒矢陣で突撃するナンボクチョウタカウジ軍に

中央を突破され、その後軍を展開させるナンボクチョウタカウジ軍に、荒川を背に、

三方向から完全包囲されてしまいました。

 

 

サキタマギョウダ王「なんというすさまじい突破力!

そして、なんという迅速な包囲!

これが、ナンボクチョウタカウジの用兵か!」

 

武蔵兵「サキタマギョウダ王!勝ち目はございません!

敵の布陣の南にわずかな隙があります!

秩父へ撤退いたしましょう!」

 

サキタマギョウダ王「むう。包囲網に隙が。

みな!あの一点を突破するぞ!」

 

 

包囲網の中、わずかに空いた隙間。そこからサキタマギョウダ王は、

秩父に向けて、突破を試みます。

しかし、この隙間こそ、ナンボクチョウタカウジ軍の罠でした。

潰走する武蔵軍。兵達は次々と討ち取られ、また川に落とされ溺死します。

 

 

ナンボクチョウタカウジ「逃げる敵を討つはたやすい。

敵に一方向の逃げ道に見える隙を見せるのは兵法の基本。

この勝負、終わったな。」

 

 

サキタマギョウダ王は、必死に戦いますが、9000いた兵達は、次々に討たれ、

サキタマギョウダ王の周りには、味方の兵がほとんどいなくなりました・・・

 

 

サキタマギョウダ王「もはやこれまでか・・・

兵達、そして、武蔵(埼玉県)の民達よ・・・

お前達を守れなかった非力な王を許してくれ・・・」

 

ナンボクチョウタカウジ「総大将サキタマギョウダ王と

お見受けいたす。

我こそは、北軍総大将ナンボクチョウタカウジ。」

 

サキタマギョウダ王「ぬう・・・敵の総大将か!」

 

ナンボクチョウタカウジ「選ぶがよい。

我らに降伏して、秩父王宮に全面降伏を呼びかけるか、

それとも、ここで、俺に斬られるか。」

 

サキタマギョウダ王「降伏すればどうなる?

みな、命は助けてもらえるのか!?」

 

ナンボクチョウタカウジ「神武王太子の軍師チチブカネビメには

死んでもらう。その配偶者や一族にもな。」

 

サキタマギョウダ王「カネビメは、わしの息子の妻じゃ!

まもなくわしの孫も生まれる!

降伏など、できぬ!」

 

ナンボクチョウタカウジ「ならば、俺と戦うがいい。

武士の情けだ。一騎打ちをしてやろう。」

 

サキタマギョウダ王「貴様を倒して!

息子夫婦の未来を守る!」

 

 

一騎打ちを行うサキタマギョウダ王とナンボクチョウタカウジ。

しかし、勝負は一瞬でした。

まともに打ち合うこともできず、ナンボクチョウタカウジの剣に

胴を両断され絶命するサキタマギョウダ王・・・

 

 

サキタマギョウダ王「ハニマル・・・カネビメ・・・

許せ、この弱き父を・・・」

 

 

武蔵(サキタマギョウダ王)軍9000 対

ナンボクチョウタカウジ軍1万

武蔵軍壊滅!

(武蔵軍 戦死7928名、負傷1070名、損傷率99.9%。【総大将サキタマギョウダ王戦死】)

(ナンボクチョウタカウジ軍 戦死103名、負傷258名、損傷率0.03%)

 

 

ロッカクノドウヨ「どうよ~!ナンボクチョウタカウジ軍の強さ!

しっかし、弱い雑魚みていな王でしたなぁ!」

 

ナンボクチョウタカウジ「誇り高く戦い死んだ者を侮辱するな。

サキタマギョウダ王。見事な最期であった。

このナンボクチョウタカウジが見届けた。」

 

コウノモロモロ「ナンボクチョウタカウジ様。

急報です。上野(群馬県)が、越後(新潟県)のエツノケンシン

の軍勢に突破されたようです!」

 

ナンボクチョウタカウジ「なんだと!?いかほどの兵力か?」

 

コウノモロモロ「上野(群馬県)の守備兵5000を、わずか騎兵3000で突破。

さらに、上野(群馬県)で兵・軍馬を補充し

騎兵のみの1万2000もの大軍となっている模様です・・・」

 

ナンボクチョウタカウジ「1万2000の騎兵だと!?

3000しかいなかった騎兵がなぜ4倍にもなっておるのだ!?」

 

コウノモロモロ「詳細はわかりません・・・

ゲンジノヨリトモ様、トクソウノトキムネ様には、上野(群馬県)から

越後(新潟県)軍の騎兵1万2000が武蔵(埼玉県)に向かっていることは伝令を

出しておきました。」

 

 

上野(群馬県)から武蔵(埼玉県)に向かう、越後(新潟県)の

エツノケンシン軍。

 

 

カキザキノイズミ「いやはや。ケンシン王に従っておると、

負ける気がせんな・・・」

 

ビワジマノウサミ「騎兵3000で、5000の上野(群馬県)守備軍に

突撃すると聞いたときは肝を冷やしたが。

こうして、無事に生きているばかりか、兵も騎馬も4倍にもなるとは・・・」

 

サイトウショウキ「上野(群馬県)で旧毛野の将兵と軍馬を得られたのは大きな価値が

あったな。私が率いていた歩兵4000も、全員騎馬兵となった。」

 

エツノケンシン「旧毛野の将兵達よ。助力感謝いたす。」

 

ミノワノナリマサ「我らも旧主毛野王家を失い路頭に迷っていたところで

ございました。

軍神と名高きエツノケンシン様にお仕えできること、嬉しく思います。

我ら旧毛野王家の将兵5000と軍馬9000頭。

エツノケンシン様の下で、存分に働かせていただきたく存じます。

 

ヌマタオイカミ「我が上野(群馬県)は馬がたくさんおります。

野生の馬の群れが多く、軍馬にはことかきません。」

 

エツノケンシン「群馬の地ということか・・・」

 

 

旧毛野王家の将兵と軍馬を手に入れたエツノケンシン。

騎馬兵1万2000の大軍で、武蔵(埼玉県)に入ろうとしています。

他方、伊勢(三重県)では・・・

 

 

アチタケル「急げ!急ぐのだ!!

くっ、九州から関東は遠すぎる・・・

間に合うか!?」

 

サルメノウズメ「どうやら馬は、ヒヨシマルやノブヒメが

先に出陣して残ってないようね。」

 

キビツモモタ「兵は6000人いるな。だが、徒歩で

関東まで行ってたら、何ヶ月かかるか?」

 

アイラツヒメ「ごめんなさい。私には、軍事のことは

全然わからないわ・・・」

 

サカタノキンタロ「関東の地理は少しはわかるぜ。

だが、関東は敵地になってるはずだ。

戦いは避けられんだろな。」

 

ダイダラボッタロウ「オラ達の駿河(静岡県)も

兵糧の提供はできるだ。」

 

サルメノウズメ「江戸湾(東京湾)まで行って、

荒川や入間川を使って船で行けるところまで行けば、

武蔵(埼玉県)の内陸まで行けそうね。

あとは、船か・・・」

 

ハヤトイエヒサ「だが、6000人もの兵を乗せられる船を

どうやって準備する?」

 

クマノヤタ「船なら、俺達、熊野水軍が用意したぜ。」

 

アイラツヒメ「あなたは紀伊(和歌山県)のクマノヤタさん!」

 

クマノヤタ「伊勢(三重県)の兵6000と俺達、紀伊(和歌山県)の兵1000の

合計7000人が乗れる船はそろえた。」

 

アチタケル「俺とウズメ、モモタ、イエヒサ、キンタロ、

ボッタロウ、それにヤタ・・・将も7人か。

一人1000の兵を率いられるな。」

 

サルメノウズメ「決まりね。水軍7000で、

江戸湾(東京湾)から、武蔵(埼玉県)に入りましょう。」

 

アイラツヒメ「みんな、気をつけて・・・」

 

伊勢(三重県)からは、アチタケル、サルメノウズメ、キビツモモタ、

ハヤトイエヒサ、サカタノキンタロ、ダイダラボッタロウ、

クマノヤタの率いる7000の水軍が船で武蔵(埼玉県)に出発しました。

あら、気がついたら、総兵力は、3万。

大和勢力の関東3軍団と同数になってるわねぇ。

さて、長くなったし、今回は、ここまでかな?

あとワンシーンだけ。

その頃、神武様は・・・

 

 

神武「おいおい、登場、ラストだけかよ( ・ω・)」

 

ツチミカドヒメ「神武!着いたわ!ここが秩父よ!」

 

山道を越えて、秩父に到着いたしました。

さて、当初予定とかなりお話が変わっちゃってるけど、

今回は、ここまでにしときますか。

次回は、

 

第27話「別れの悲しみと生まれてくる命

~チチブカネビメの出産」

 

お楽しみにね~

ナビゲーターは、アメノウズメでした。