こんにちは。

アレテーを求めて~

今日もトコトコ( ・ω・)

弁護士の岡本卓大です。

 

神武征討記の設定等はこちら( ・ω・)

 

 

なお、この物語はフィクションです。

極右、ネトウヨからの批判、誹謗中傷は受け付けません。

本作の著作権は、作者に属します( ・ω・)

それでは、はじまりはじまり~

 

 

 

この物語は、日本という国の原型を作った一人の

空前絶後の英雄の生涯を描いた物語である。

 

神武征討記

第6話「出雲大社学宮武闘大会!」

 

 

ストーリーテラーのアメノウズメでございます。

神武様達が、出雲大社学宮(イズモタイシャマナビノミヤ)に入学してから、

3年目の最終学期となりました。

この間、それぞれの生徒にいろいろな物語がありました。

 

神武様の寮の同室、サキタマハニマルと、学宮一の才女チチブカネビメは、

いろいろドラマがあった結果、今は交際しています。ハニマル君、良かったわね!

 

神武様のもう一人の同室キビツモモタは、オワリノブヒメ様ファンクラブの筆頭として、

オワリノブヒメにお熱を上げていますが、オワリノブヒメからはまったく相手にされていません。

 

女子達から大人気のトサノリョウマは、家政クラスの女子達に、

リョウマ様ファンクラブができていますが、

武将クラスの伊予(愛媛県)出身のクルシマエヒメからも熱い眼差しを受けています。

 

人付き合いの苦手だったエツノケンシンは、武芸の鍛錬を通じて、次第に友だちができ、

特にアチタケルとは親友となっています。

 

我が子孫、超絶美少女サルメノウズメは、男子からはモテモテ、女子とも仲良くやっており、

学宮のトップアイドル的存在としてムードメーカーとなっています。

 

そして、我らが神武様は、学問、武芸の成績が王道クラスでもトップなのは、もちろん、

王道クラス、武将クラス、家政クラスの誰からも慕われる存在になっていました。

この辺の「一人一人のドラマ」は、機会があったら、『外伝』で書くかもね~。

 

さて、3年間の学校生活も残り1週間となり、希望者32名による

一騎打ちの格闘戦トーナメント、「出雲大社学宮武闘大会」が開催されることなりました。

その前日・・・

 

 

チチブカネビメ「ちょっと、ハニマル君!武闘大会に出るって本気なの!?」

 

サキタマハニマル「うん。カネビメちゃん。僕、出場する。」

 

チチブカネビメ「あなた家政クラスで武術の授業無かったでしょ?

王道クラスや武将クラスの人たちは、3年間も、タジカラオ先生の

武術指導を受けてるのよ!

怪我するだけだから、やめて!」

 

サキタマハニマル「カネビメちゃん。僕だって、神武君達と放課後に

武芸の稽古もしてたんだ。卒業前に、カネビメちゃんにイイとこ見せたい。」

 

チチブカネビメ「ハニマル君・・・」

 

 

そして、武闘大会が始まった!

 

 

サルメノウズメ「は~い。みんな、いよいよ3年間の学校生活一の

ビッグイベント。出雲大社学宮武闘大会の始まりよ~~~!!!

実況は、みんなのアイドル!サルメノウズメがお送りするわよ~~~!!!」

 

 

大歓声

 

 

サルメノウズメ「ルールは、簡単。32名の出場選手達が、一対一の

一騎打ちをしていくわよ!

トーナメントを勝ち抜いて、決勝戦で勝利した選手が、

出雲大社学宮最強!

最強戦士決定戦よ!!!」

 

 

予選1回戦

トサノリョウマ(王道) 対 クルシマエヒメ(武将)

ファイト!!!

 

 

クルシマエヒメ「リョウマ様!まいります!」

 

トサノリョウマ「来い!エヒメ!」

 

サルメノウズメ「お~と、まずは、クルシマエヒメ選手が仕掛けます!

だが、トサノリョウマ選手、クルシマエヒメ選手の攻撃をうまくかわしていきます!」

 

トサノリョウマ「はっ!」

 

クルシマエヒメ「きゃ!」

 

サルメノウズメ「お~と、トサノリョウマ選手の華麗な回し蹴りが決まった~!」

 

クルシマエヒメ「まいりました。私の負けです。」

 

トサノリョウマ「エヒメ。怪我してないか?」

 

クルシマエヒメ「リョ、リョウマ様。ああ~、幸せ!」

 

サルメノウズメ「試合終了後トサノリョウマ選手、さわやか笑顔の追加攻撃!

クルシマエヒメ選手、トサノリョウマ選手に抱きかかえられ、もうメロメロです!

お~と、観客席のリョウマ様ファンクラブからはクルシマエヒメ選手に

大ブーイングの嵐だ~~~!!!

おふたりさ~ん、次の試合あるから、イチャついてないで、

さっさと闘技場明けてね~。」

 

 

予選1回戦

サキタマハニマル(家政) 対 ダザイテンマン(王道)

ファイト!!!

 

サキタマハニマル「はにゃ~~~!!!」

 

ダザイテンマン「この王道クラス総合成績7位のダザイテンマン!

家政クラスのサキタマハニマルになど負けぬぞ~!!!」

 

サルメノウズメ「お~と、しかけたのはダザイテンマン選手!

左右のパンチの猛ラッシュ!サキタマハニマル選手、どんどんコーナーに

追い詰められていきます!」

 

サキタマハニマル「こ、これが、王道クラス・・・つ、強い・・・」

 

サルメノウズメ「お~と、サキタマハニマル選手!もうグロッキーだ!

これはダウン、ギブアップか!?」

 

チチブカネビメ「ハニマル君!」

 

サキタマハニマル「ぼ、僕は・・・僕は、カネビメちゃんのおムコさんに

なるんだ~~~~~~~~~~~!!!」

 

ダザイテンマン「うおっ!?」

 

サルメノウズメ「なんと!サキタマハニマル選手!ダザイテンマン選手の

右腕を掴み、そのまま、一本背負いだ~~~!!!」

 

サキタマハニマル「はにゃ~~~~!!!」

 

ダザイテンマン「ぐわっ!」

 

サルメノウズメ「なんと!家政クラスのマスコットキャラクター、

サキタマハニマル選手!大逆転の一本背負い投げで、ダザイテンマン選手に

逆転勝ちだ~~~!!!」

 

キビツモモタ「よくやった。ハニマル!」

 

サキタマハニマル「へへ、カネビメちゃん。僕、勝ったよ。」

 

チチブカネビメ「ハニマル君。がんばったわね!」

 

ダザイテンマン「ぬお~!ハニマルに負けた!俺は、武官じゃなくて、

文官の道決定じゃ~!」

 

 

その後、試合は進み、勝つべき者が順当に予選を勝ち抜いていきました。

そして、決勝トーナメント。

 

 

サルメノウズメ「いよいよ、予選リーグを勝ち抜いた8人の戦士たちによる、

決勝トーナメントです!

優勝候補筆頭の神武選手に挑むのは、顔は福山雅治、頭はガリレオ、

トサノリョウマ選手!」

 

リョウマ様ファンクラブ「きゃ~~~!!!リョウマ様~~~頑張って~~~!!!」

 

サルメノウズメ「ものすごい歓声です。リョウマ様ファンクラブ。おそるべし!

これは、さすがの神武選手も闘いにくいか?」

 

神武「ふ~ん( ・ω・)」

 

トサノリョウマ「神武。全力で行くぜ。」

 

 

決勝トーナメント1回戦

神武(王道) 対 トサノリョウマ(王道)

ファイト!!!

 

 

トサノリョウマ「神武のような格上の相手とは、まともに

打ち合っても勝ち目は無い。ここは・・・」

 

サルメノウズメ「しかけたのはトサノリョウマ選手!

この技は!」

 

トサノリョウマ「黒潮海竜波~~~!!!」

 

サルメノウズメ「出た~!トサノリョウマ選手の最大の奥義!

黒潮海竜波!闘気の流れが黒潮の流れのようにすさまじい渦を

巻きながら神武選手に襲いかかる!勝負あったか!?」

 

神武「水はいかなる形にも形を変え、そして岩をも砕く・・・とう!」

 

トサノリョウマ「なんだと!?」

 

サルメノウズメ「なんと!神武選手、黒潮海竜波の闘気の渦の中に

飛び込んだ!まるで鯉の滝登りのように、闘気の渦を泳ぐ神武選手!」

 

神武「とりゃ~!!!」

 

トサノリョウマ「ぐわっ!」

 

サルメノウズメ「神武選手の強烈な体当たり!トサノリョウマ選手、

吹っ飛んだ~!!!」

 

トサノリョウマ「ま、まいった。」

 

サルメノウズメ「勝者!神武選手!すごい!神武選手、ものすごい格闘センス!

あのトサノリョウマ選手を体当たり一撃で倒しました~~~!!!」

 

クルシマエヒメ「リョウマ様!」

 

サルメノウズメ「お~と、クルシマエヒメ、倒れたトサノリョウマに

かけより抱きかかえる!またしても、リョウマ様ファンクラブからは、

大ブーイングの嵐だ~~~!!!

って、お二人さん、イチャついてないで闘技場を明けてね~。」

 

 

サルメノウズメ「さて、いよいよ準決勝となりました。

準決勝第一戦のカードは、とてつもない格闘センスを見せつけた

優勝候補筆頭の神武選手!」

 

神武「さて、やるか( ・ω・)」

 

サルメノウズメ「対するは、並み居る男どもを蹴散らしてきた

最強の女!オワリノブヒメ選手!」

 

オワリノブヒメ「で、あるか。」

 

 

サルメノウズメ「おっ?観客席に、オワリノブヒメファンクラブの

武将クラスの男子達がなにか始めるみたいね。

あら、王道クラスのナガサーキサダがちゃっかり混じって、

ギターのような楽器(※古代日本にギターはなく、音楽の神の

子孫ナガサーキサダが独自に作った楽器です。)を奏で始めました。

このメロディは・・・関白宣言!?」

 

 

ナガサーキサダ「おまえを嫁に もらう~には

俺たち どんだけ がんばればいい

勉強しても勝てない 格闘しても負ける

でも それで~も 大好きなんだよな」

 

キビツモモタ・サカタキンタロ・ウラシママンタほかノブヒメ様ファンクラブ

「フレ~、フレ~、ノ・ブ・ヒ・メ! 

L・O・V・E! I LOVE ノブヒメ~~~!!!」

 

サルメノウズメ「お~と、ノブヒメ様ファンクラブの男子達、

すごい応援だ~~~!!!

きみたち、まとめて、フラれてるわよ~~~!!!」

 

 

神武「やれやれ、お祭りかよ(ーー;)」

 

オワリノブヒメ「フッ。で、あるな。」

 

サルメノウズメ「では、始めましょう!準決勝!」

 

 

準決勝第1試合

神武(王道) 対 オワリノブヒメ(王道)

ファイト!!!

 

 

オワリノブヒメ「勝負だ!神武!」

 

神武「行くぜ!」

 

サルメノウズメ「オワリノブヒメ選手、すごい蹴り技です!

なんという華麗な!舞うような戦いぶりだ!

神武選手も反撃しますが、当たらない!

神武選手の攻撃をオワリノブヒメ選手、流れるようにかわしていきます!」

 

神武「やるな!ノブヒメ!」

 

オワリノブヒメ「は!」

 

神武「くっ!どりゃ!」

 

オワリノブヒメ「神武よ!受けよ!」

 

サルメノウズメ「オワリノブヒメ選手!空高くジャンプ!

この技は!」

 

オワリノブヒメ「鳳凰三連覇!!!」

 

サルメノウズメ「出た~!オワリノブヒメ選手の最強奥義!

鳳凰三連覇!闘気が3羽の火の鳥のように次々に神武選手に

襲いかかる!これは勝負あったか!?」

 

神武「俺に一度見た技は通用しない!」

 

サルメノウズメ「神武選手、一羽目の火の鳥をかわした!

さらに二羽目の火の鳥をかわす!しかし、神武選手、3羽目の火の鳥は

かわせないか!?」

 

オワリノブヒメ「ふっ、終わったな。」

 

神武「は~~~~~~~!!!」

 

オワリノブヒメ「なんだと!」

 

サルメノウズメ「なんと!神武選手の掌から光が!

3羽目の火の鳥が神武選手の両掌に飲み込まれていく!」

 

オワリノブヒメ「バカな!!!」

 

神武「ノブヒメ。俺の勝ちだ!太陽神拳反射鏡!!!」

 

サルメノウズメ「なんと!神武選手!オワリノブヒメ選手の

放った火の鳥を鏡に反射させるように打ち返した~~~!!!」

 

オワリノブヒメ「くっ!!!まいった。」

 

サルメノウズメ「オワリノブヒメ選手。ここでギブアップ!

神武選手!決勝進出です!」

 

 

大歓声

 

 

キビツモモタ「ノブヒメさま~!肩を貸します!」

 

オワリノブヒメ「いらぬ。ふっ、神武、さすがよな。」

 

神武「へへ、ノブヒメ。お前も強かったぜ( ・ω・)」

 

 

 

サルメノウズメ「さあ、いよいよ、決勝戦です!

最強戦士はどちらか!

トサノリョウマ、オワリノブヒメを倒した神武選手か!」

 

 

サキタマハニマル「神武君、がんばれ~!」

 

 

サルメノウズメ「神武選手に対するは、

ここまで王道クラスのリュウゾウジハチマン、そして、

準決勝で、あの筋肉バカのアチタケルを倒してきた武将クラス最強の男!

エツノケンシン選手!」

 

アチタケル「ぐぬぬ・・・俺とケンシンの名勝負を省略されたうえに、

筋肉バカと言われておる・・・」

 

サルメノウズメ「決勝戦の解説は、神武選手と一番付き合いが長く、

エツノケンシン選手とも友情を深めてきた、武術しか能が無いのに、

決勝戦に残れなかったアチタケルさんです。」

 

アチタケル「お前!俺になんか恨みあんのか!」

 

サルメノウズメ「筋肉は~~~!」

 

アチタケル「裏切らない!」

 

 

トサノリョウマ「神武とケンシン。こいつらの過去3年間の対戦成績は、

50戦10勝10敗30引き分けのまったくの五分。」

 

オワリノブヒメ「どちらが勝つか興味深いな。」

 

チチブカネビメ「しかも、神武様も、ケンシン殿も、二人とも、

お互い以外の相手には一度も負けていません。

この決勝戦の勝者が、まさに、私たち60人の中の、いえ、

おそらくは、天下の最強武将ということになりますね。」

 

 

サルメノウズメ「それでは、いよいよ!決勝戦!

最強武将はどちらだ!」

 

 

決勝戦

神武(王道) 対 エツノケンシン(武将)

ファイト!!!

 

 

神武「行くぜ!」

 

エツノケンシン「・・・!」

 

サルメノウズメ「まずは両選手!がっちりと組み合って

力比べです!」

 

アチタケル「むう。この戦い方をしてくれるなら、

俺にも勝ち目があったのだが・・・」

 

神武「うりゃ~~~~~!!!」

 

エツノケンシン「おおお~~~!!!」

 

サルメノウズメ「両選手!組み合ったまま動きません!」

 

アチタケル「力比べは、完全に互角か!」

 

サルメノウズメ「おっと、両選手、離れた。

今度は、神武選手が太陽神拳の拳法技で仕掛けます!」

 

アチタケル「エツノケンシンも拳法技で打ち返しておるぞ!」

 

神武「あったったたたたたたたたたたたた!!!」

 

エツノケンシン「はりゃあああああああああああ!!!」

 

 

トサノリョウマ「二人とも、すごい打ち合いじゃ!」

 

オワリノブヒメ「むう。興味深い。」

 

チチブカネビメ「まさに、力も、そして技も互角な二人・・・

通常攻撃で互角であるならば、勝敗は必殺技の威力で決まる。」

 

ダザイテンマン「おお・・・二人とも我らとは次元が違う強さだ・・・」

 

クルシマエヒメ「ケンシン君!武将クラスの意地よ~!頑張れ~!」

 

サカタキンタロ「ケンシン!いてまえ~!」

 

アワジミツケメ「たこ焼きいらんかねぇ~。」

 

キビツモモタ「たこ焼きちょうだい。」

 

アワジミツケメ「あいよ。明石海峡で採れた新鮮なタコを使ったたこ焼きだよ。」

 

ナガサーキサダ「ジンムとケンシン~ どっち勝っても~

おまえたちはすごい~ たぶんすごいと思う~

すごいんじゃないかな~ みんな見ているよ~」

 

 

サルメノウズメ「神武選手とケンシン選手の激闘が続く中、

会場では、家政クラスによる屋台が並び、ナガサーキサダの

替え歌ライブも行われています!もう完全にお祭りです!」

 

アチタケル「なんで、俺とケンシンの名勝負の準決勝が

省略されて、ナガサーキサダの替え歌が二曲も流れとるんじゃ~!!!」

 

 

エツノケンシン「力比べも拳法も互角。ならば。闘気剣で勝負!」

 

神武「へへ。やるか。」

 

エツノケンシン「は~!闘氷剣!」

 

神武「出でよ!太陽剣!」

 

サルメノウズメ「いよいよ!勝負が動くか!?

両選手、闘気で剣を作り出しました!」

 

アチタケル「神武様もケンシンも剣での戦いの方が得意だからな。

これで勝負は決まる。

お互いの最強の剣技の激突だ!」

 

 

エツノケンシン「行くぞ!神武!エツノケンシン最大の奥義!

車懸闘神斬!!!」

 

神武「勝負だ!ケンシン!天孫光輪斬!!!」

 

サルメノウズメ「エツノケンシンの車懸闘神斬と神武の天孫光輪斬!

勝ったのはどっちだ~~~~~~~~!?」

 

エツノケンシン「・・・・・・」

 

神武「俺の方が強かったんじゃない。太陽と氷の相性の問題。

紙一重の勝負だった。」

 

エツノケンシン「神武・・・見事だ・・・」

 

サルメノウズメ「勝ったのは!神武選手です!神武選手!

優勝です!!!

会場からは両選手に惜しみない拍手が送られています!

ケンシンもすごかったわよ~~~!!!」

 

 

武闘大会は神武様の優勝に終わりました。

出雲大社学宮での学校生活も残すところ、

あと一週間。事前にもらっているカリキュラムだと、

3日後に、神武様達選ばれた7人は、スサノオチャレンジを

受けることになっているようです。

あら、なにかしら?

 

 

サキタマハニマル「あれ?空の色がなんかヘンだよ。」

 

チチブカネビメ「なにかしら?」

 

トサノリョウマ「な、なんだ?あのとてつもなくでかい竜巻は!」

 

キビツモモタ「おい、こっちに来てるぞ!避難しろ!」

 

神武「うわ~~~~!!!」

 

サルメノウズメ「きゃ~~~~!!!」

 

 

出雲大社奥の異空間(職員室)

 

 

オオクニヌシ「な、なにが起こったのです!?」

 

タジカラオ「生徒達60人が、竜巻に連れて行かれた!?」

 

オモイカネ「この風は・・・自然の竜巻ではない。」

 

クシナダヒメ「オオクニヌシ校長!先生方!

こちらに我が夫スサノオは来ておりませんか!?」

 

オオクニヌシ「スサノオ様?そういえば、見ていないな。」

 

クシナダヒメ「今朝、スサノオが、おかしなマントを着た

奇妙ないでたちで、一週間、出かけるから飯はいらんとだけ

言って出かけてしまいました。

こちらではなかったのですか?」

 

タジカラオ「スサノオ様が・・・イヤな予感がするのう・・・」

 

オモイカネ「忘れていた・・・あの方は、子どもの頃から

とんでもないイタズラ者・・・おとなしくカリキュラム通りに

やるはずがなかったか。」

 

オオクニヌシ「スサノオチャレンジは、生徒達に休息を

与えた後の3日後開催、それもそれに耐えられる実力者

7名のみだったはずでは!」

 

 

えっ!?なに!?

私がもらってる台本にも無いし、

オオクニヌシ達も知らないの!?

スサノオ様が!?

どういうこと!?

 

 

神武「みんな、無事か!?」

 

サキタマハニマル「ここは?」

 

クルシマエヒメ「リョウマ様、ここは一体?」

 

トサノリョウマ「空の色が普通じゃ無い。異空間か?」

 

エツノケンシン「邪悪な・・・気・・・」

 

チチブカネビメ「ここは。根之堅洲国?まさか・・・」

 

オワリノブヒメ「スサノオチャレンジというのは、7人だけで

受けるのではなかったのか?家政クラスの者たち含めて、

60名全員で連れてこられたようだが・・・」

 

アワジミツケメ「な、なんですか!?ここは~!?」

 

 

スサノオ「ぐわっははははは、よく来たな!神武とその学友ども!

ここが、根之堅洲国じゃ!」

 

 

サルメノウズメ「なに!?あの妙なマント着た、

胴長短足のオヤジ!?」

 

 

スサノオ「胴長短足?

容姿を悪く言うと人は傷つくんだからな( ・ω・)」

 

 

チチブカネビメ「根之堅洲国・・・胴長短足・・・妙なマント・・・

こんなことをする方は、一柱しかいない・・・はっ、きゃ~~~~!!!」

 

 

スサノオ「おっと、チートな天才軍師様よ。

お前さんがいると、俺のイタズラの手の内が読まれちまう。

真っ先に頭脳をつぶす。

これで、お前らは、軍師不在だ。」

 

 

サキタマハニマル「はにゃ~!!!雷に打たれたカネビメちゃんが勾玉に!!!」

 

アチタケル「おのれ~~~!!!」

 

エツノケンシン「・・・!」

 

オワリノブヒメ「くっ!」

 

 

スサノオ「おっ、最強のアタッカー3人が一度に飛び出してきたか。

だが、強くても、策が無ければ戦には勝てねえぜ!」

 

 

アチタケル「破魔強力掌波!!!」

 

エツノケンシン「車懸闘神斬!!!」

 

オワリノブヒメ「鳳凰三連覇!!!」

 

 

スサノオ「無駄だ。お前らの技じゃ、俺の闇の衣は剥がせない。

うりゃ~~~~~!」

 

 

アチタケル「ぐわ~~~~!!!」

 

エツノケンシン「うわ~~~~!」

 

オワリノブヒメ「きゃ~~~~!!!」

 

 

キビツモモタ「タケル!ケンシン!ノブヒメ!」

 

ダザイテンマン「あの3人が・・・かなわないどころか、勾玉に・・・」

 

 

スサノオ「あと、ジャマなのは・・・お前とお前!勾玉にしてやるぜ!」

 

 

トサノリョウマ「うわ~~~~!」

 

サルメノウズメ「きゃ~~~~!!!なんなのよ!この胴長短足~~~!!!」

 

クルシマエヒメ「リョウマ様~~~!!!」

 

ダザイテンマン「リョウマとウズメも勾玉にされた!」

 

 

スサノオ「俺様は、胴長短足じゃねぇ!大魔王スサノオ様じゃ~~~!!!」

 

 

神武「大魔王・・・スサノオ・・・」

 

 

スサノオ「くっくくく、神武。そして、出雲大社学宮のガキどもよ。

これから一週間、この大魔王スサノオ様が、お前らを徹底的に

しごいてやるぜ!

ぐわっははははは!!!」

 

 

なんなのよ!

こんなの台本に書いてないわよ!

スサノオ様!この先の展開考えてあるの!?

ちゃんと責任取りなさいよ!

こほん。失礼しました。

 

本来、スサノオチャレンジに挑戦する予定だった

チチブカネビメ、アチタケル、エツノケンシン、

オワリノブヒメ、トサノリョウマ、サルメノウズメの

6人が勾玉に変えられてしまう!

しかも、戦いの苦手な家政クラスの子達も含めた

54人が根之堅洲国に取り残された!

果たして、神武様達は、この危機を乗り越えることができるのか?

それとも、次回が最終回になってしまうのか!?

次回は、

× 第7話「スサノオチャレンジ!」

 

スサノオ「ぐわっははははは、次回のタイトルは変更じゃ~!」

 

第7話「サバイバルゲーム!大魔王スサノオへの挑戦!」

 

あ~もう、スサノオ様、マイク放しなさい!

次回、どうなるの~~~!?

お楽しみにね~

ナビゲーターは、アメノウズメでした。