母はたいして強くない

母はたいして強くない

現在2人目の妊娠9か月。切迫早産で入院中。想像もしなかった9か月を残しておくためのブログ。

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転院する前に、性別が分かった。

男の子らしい。

聞いたときはちょっとがっかりしたのが本音だ。

上の子の時は男の子がほしかった。

女の子って早く大人になっちゃうし

美容とか恋バナとか経験不足で

相談に乗れなそうだし

ぶきっちょだから

髪型とか上手にかわいくしてあげられる自信ないし。

男の子のほうが

私が育てるんだったらむいてる

と思っていたけれど。

 

しつこいようだが

娘がとてもかわいかったので

女の子最高!となって

次も女の子がいいなあ、と漠然と思っていたのだ。

おさがりもいっぱいとってあるし

おもちゃだって

おままごとにシルバニアにリカちゃん、

女の子のものであふれており

ここにトミカやらプラレールやら男の子のものが増えるなど

考えただけでカオスである。

 

そもそも

心臓に穴があいてて

ほかにも体に疾患があるかもしれなくて

染色体にも異常があるかもしれなくて

さらに男の子なんて

どうやって育てていいのかわからない・・・・・

 

そんな風にも考えてから

はっと我に返った。

健康に何の問題もない

自分と同性の女の子だったら

どう育てていいかわかっているつもりなのか、

と考えると、なんともおそろしいはなしである。

そういう思い上がりで

娘に窮屈な思いをさせたことがあるにちがいない。

 

わからない、でいったら

どんな子だってわからないのである。

どんな個性があるのか

どんな性格か

その子によって違う。

思いもかけないことが突然起こるかもしれないのは

どんなに元気に生まれてきても

誰だって同じなんだ。

こどもじゃなくても。

わたしたちも。

その人その人に

その時その時で

向かい合って

理解しようと努力しなければ

理解するためのスタートラインにも立てない。

 

ほんと失礼しました。

教えてくれてありがとう、

おなかのなかの男の子。

 

性別が分かったところで旦那が

「名前をつけない?」

と提案してくれた。

無事に生まれてくるかもわからない

でもだからこそ今のうちに

名前をつけて、その存在をはっきりしたい。

「おなかのおとこのこ」じゃあ呼びづらいしね。

 

上の子の名前に「采」という感じを使っていて

音読みで「さい」、訓読みで「と」と読む。

「よい実りを採る」という意味があるのだけれど

意味を知るととても好きな漢字だから

弟にも使えたらいいなとずっと思っていた。

それで、男の子だったらと

ずっとひそかに狙っていた名前がある。

「ひびと」だ。

わたし、漫画の「宇宙兄弟」が大好きなんです。

宇宙兄弟に出てくるのは「日々人」だけど

うちの子は「日々采」で。

 

先のことはわからない。

先のことを考えすぎると不安もいっぱい。

でも今はおなかの中で日々成長してくれること

それを日々喜んでいこうと決めた。

先を見すぎず、1日1日を大切に。

それが未来につながっていくはずだ。

生まれてきてくれたら

彼自身が

日々よい実りを収穫して

そんな毎日を積み重ねて

未来に進んでいってほしい。

 

何にも考えないで漠然と

「ひびとって響きもいいし、漫画の中でも素敵だし」

なんて勝手に思っていただけなのに

この「おなかの男の子」だからこそ

この名前にぴたりとはまってくれた気がした。

旦那もいい名前だと賛成してくれた。

娘は、自分が二文字の名前なので

「ひびとくんは3文字でずるい」

と意味の分からないやきもちを焼きながら

「ひびとくーん」と

おなかに呼び掛けてくれている。

 

名前をつけるっていいね。

もう4人家族になった気分だ。