つわりらしきムカムカ症状はずっと続いていた。臭いに反応しないので、日常生活にほとんど差し支えない。また、気がかりが腹痛や出血の兆候もなし。
ここ数週間、とにかくお腹の赤ちゃんのことが常に頭の片隅にあって、仕事の効率は恐ろしく低下していた。やっと初診の日を迎えた!
フレックスで早めに退社し、予約しておいた夜間外来に到着。問診票に記入の上、診察の順番を待つ。私の心臓、ずっと高鳴りっぱなし…。
予約時間から遅れること15分、やっと私が呼ばれた!先生は年配のやさしい感じの女医先生。
最終生理が8/7だったこと、基礎体温をつけていたこと等を告げ、基礎体温表を見てもらった。「確かに妊娠している基礎体温」とのこと。
そして内診台へ。ちゃんと子宮内に赤ちゃんが写るよう、神様に祈りながら内診を受ける。
心拍数クライマックスのところで、女医先生から「膀胱におしっこがたくさんたまっているので、トイレを済ませてきていただけますか?」との指示。「え???」私は頭にはてなマークをつけたまま、トイレへ…。『数10分前、尿検査でトイレしたばかりなのに…たまってないのに…』などと心の中でぶつぶついいつつ、トイレを済ませた。
再び内診台へ。再び緊張クライマックス。
そしたら、今度は超音波の映像が映る液晶画面に、胎嚢らしき丸い影が写った。そして、赤ちゃんの姿(CRLは7.7ミリ)、卵黄嚢、そしてピクピク動く赤ちゃんの心拍も分かった!
子宮内に胎嚢が写ることが第一関門、そして心拍が確認されることが第二関門。今日は無事に第二関門まで突破し、心拍数も問題ない旨説明を受けた。
また、基礎体温表から、排卵日はほぼ確実なので、今日が6W5Dか6Dという判断で間違いないので、おそらく出産予定日は来年5月14日か15日あたりとのこと。次回2週間後の診察で、出産予定日を確定させましょうとのこと。
大きな声で先生にお礼を言って、ホッ…としながら診察室をあとにした。
やった!
妊娠が分かってから3週間、張り詰めていた緊張が一気にほぐれた。
待合室に戻り、会計を待つ間、ドイツ出張中のパパに速報メール。
「やった!5月かあ、なんだかんだであっという間かも。大事にしましょう。」とパパからお返事。
私たち夫婦には悲しい過去もあるし、パパも心拍確定するまで、決して期待しすぎないよう、今まで一生懸命自制してくれていたようだ。
来年の5月中旬に我が家に二人目の赤ちゃんがやってくる。うれしい。。
