ミシンで縫い物、最近した？
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実家の商売がら、ミシンに囲まれて暮らしてきました。
よくおしゃれな雑貨屋さんのディスプレイに使われている、足踏み式のアンティークミシンです。
踏み板に座って、ベルト通しをハンドルに見立てて…。
…どこにも行けないクルマですけれど、ハンドル操作に合わせて、踏み板を右に左に倒し、急カーブをギュンギュン飛ばすのが、子どもの頃の主要な遊びのひとつ。
「今日はどのクルマにしようかな？」
とズラリ並んだミシンを眺める気持ちは、殿方が車庫に愛車を並べて悦に入るのと同じだったかもしれません。
ミシンはsewing machineの、machine部分が訛った言い方だそうだから、同じmachine仲間。
そりゃ同じなハズだわ！
時は流れ、家に鎮座するのは、今やパソコン内蔵の電動ミシン。
複雑な裁縫は苦手ですけれど、よく調整してあるミシンの、フットコントローラを、グッと踏みしめて、ダダダダ〜〜ッ！と直線縫いをする爽快感！
胸がスカッ！とします。
そんなところも、クルマに似ていますね。
ミシンをグングン飛ばして…。
さぁ！
これからどこに連れて行ってもらいましょうか？
ミシンにはご縁があるようで、東京にいたときバイトしていた塾はミシン屋さんの二階。
今の住まいの近くに、安売りミシン屋さんが店を構えていたこともありましたっけ。
これからますます
お世話になりそうなミシンさま。
ミシンの日にあたり、感謝の気持ちを送りたいと思います。