こんにちは。培養室の古田です。
最近肌寒くなったと思ったらもう11月ですね
昨日のハロウィンはいかがでしたか?金山駅ではチラホラと仮装してる人がいました
今日は培養に関する話題です↓
『分割胚移植と胚盤胞移植の違いは?』
分割胚移植と胚盤胞移植のそれぞれメリット・デメリットについてお話したいと思います。
分割胚移植
分割胚(4~8細胞)で移植する場合、胚盤胞移植とは違って分割胚~胚盤胞の成長過程を外の培養環境ではなく本来あるべき母体の中で過ごすことができます。
もちろん母体の中で育つほうが胚にとって良い環境で、元々胚盤胞まで成長可能な胚なのであればより良質な胚への成長が望めますし、体外で胚盤胞にならない胚が母体の中なら胚盤胞まで成長可能なケースもあると思われます。
より自然に近い形である反面、元々胚盤胞まで成長できない可能性もあるので胚盤胞移植よりは妊娠率は低いのが現状です。
胚盤胞移植
胚盤胞で移植する場合、やはりすでに胚盤胞まで成長している分、妊娠率は分割胚移植より高いです。
移植時にアシステッドハッチングという胚盤胞がより孵化(ハッチング)しやすいようにする補助技術もあるのでより高い妊娠率に期待が持てます。
しかしながら採卵数が少ない場合、胚盤胞まで成長できずに移植自体できないケースもあります。
また、分割胚よりも長時間体外で培養しているので少なからず何か影響(ストレスなど)を受けていると考えられます。
色々書きましたが簡単に言うと↓
『元々妊娠できる胚なら分割胚移植のほうがいいけど元々妊娠できない胚が移植される可能性がある』
『胚盤胞移植のほうが妊娠率は高いけど胚盤胞培養したことによって元々妊娠できるはずだった胚ができない胚になってしまう可能性がある』
といったところでしょうか
当院では特に患者様の強い意向がなければ通常2回ほど分割胚移植を行って、もし望む結果が得られなければ胚盤胞移植へ変更という流れで行っています。
分割胚移植と胚盤胞移植についてもっと詳しくお話をお聞きになりたい方は一度ご連絡かご来院ください