今日は妻のお供で京都に行った後、夜は土曜日恒例の太極拳に行った来た。

 

太極拳はほんとに奥が深い、もう6年くらいやっているのに、さほど、進んでいないという現実。筋のいい人の1/3くらいの進歩しかない。

 

もともと運動神経もよくないというのもあるけど、それはそれとして、少しずつでもやって行ければいいし、何より、楽しいし自分に合う運動であり武術である。とにかく、会社勤めで大阪市内まで通勤して定期がある間は続けようと思っている。

 

その太極拳に向かう電車の途中で恒例の、早稲田メンタルクリニックの益田先生のYouTubeを見た。

 

数か月前のもので「現実が詰んでいる・・」というような題名と中身だった。

 

「詰んでいる」つまり逃げようがない、救いようがないということは実際あると思う。病気とか死とか、肉体的なこと、社会情勢でどうにもならないとか、家庭環境でどうしようもないとか。綺麗ごとでは解決しない現実というのは絶対にあるというような話だった。

 

益田先生の動画は、精神科の臨床医の立場から本当の話をしてくれるので、為になる話が盛りだくさんで非常に勉強になる。

 

先生も言っているが誰しもいくらかは詰んでいるとは思う。生老病死というのはどうしようもない。

 

自分自身も詰んでいる部分はある。

 

会社ではもう詰んでいると思う。健康面ではまだ大丈夫、家庭的にも大丈夫と、大まかにはそんなところ・・。

 

よくよく冷静に考えると恵まれている部分は十分多い。

 

上を見るときりがないし、下を見てもきりがない。そう考えると、生あるうちは感謝していくしかないなと思う。それに、誰かの役に立てればうれしいなということもある。それは今日の動画をみてそう思った。見てなければきっと恵まれた部分はわからなかったかもしれない。

 

色々あるけど、何があっても、”酔わず”に生きて行くしかない。あまりにも尊厳が傷つけれれる場合は対抗していこう。