出身私立小で小６むけ講演会で話してきた娘

　先日、娘が出身小学校から依頼された受験生向けの講演会　

　当日は、後輩の小６生からたくさん質問をいただいたそうですが、夏休み前ということで受けた質問で多かったのが

「夏休みは、何をやるのが一番いいですか？」

　講演会では、もし全く過去問をやってなかったら、（塾からは早いと言われるかもしれないけど）夏休みに解くことをおススメしたそうです。ちなみに、娘のほかに、女子御三家と男子御三家に進学した同級生が来ていましたが、同じことを言っていたとか。

　うちの場合は、志望校検討をするため、さらに早くて小６の４月から解きました

そのうえで、狙うなら「理科」！時間がないならなおさら！

　この過去問（赤本）。たとえ解かなくても、前のほうのページにある「出題分野分析表」を見てると、学校によって何かしら傾向があるはずです。たとえば、「植物分野はほぼ毎年出ている」とか「光は、過去10年一度もでていない」とか。

　その頻出分野、もし苦手だったら夏のうちにつぶしとこう！

　その分野は、塾の次の模試の出題範囲じゃないかもしれないです。でも、もしお子さんが今小６だったら、次の模試でいい点とることより、志望校に合格することを優先するほうがいいと思います。　

　小６以外でも、「理科は効果が出やすい科目」と思うので、おススメします。

　「うちの子、理科が苦手で」とざっくりいう人がいますけど、常々私は思っているのですが、そもそも中学受験の「理科」って範囲がべらぼうに広すぎません？大学受験では、物理・生物・化学・地学に分かれるのに

　だから、「理科の何の項目が苦手なのか」を親がきちんとあぶりだせば、その単元に集中的に取り組むことが可能なわけです。算数みたいに積み上げの科目じゃないですしね！

　しかも理科の場合は、問題集なども単元ごとになって売られていることが多いため、他の教科よりも購入しやすく、対策も楽

　うちの子の場合は、「植物」と「電気回路」が苦手だったので、「基礎の基礎」みたいな基本問題中心というか基本問題しかないくらいの問題集を買って、解かせました。塾のテキストは、上の学年になると標準問題とか応用問題とかが増えてくるので、基本問題がうちの子にとっては少なかったんですよね

　ピンポイントで繰り返し基本問題をやるわけですから、本人も「あれ、ワタシちょっとわかってきたかも！」という手ごたえも感じやすいと思います。

　自信がついてくれば、塾のテキストの標準問題とかにも、少しは手が伸びると思います。

　「苦手」よりも「苦手意識」のほうが、実はやっかい。

　理科を通じて「頑張ったらわかるようになった！」という成功体験もできるかも

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　夏休みがはじまりましたね。

　ワーママにとってはなかなかやっかいな夏休みですが、子供と一緒に星空をみたり、植物をみたりといった機会も、普段よりは作りやすいかなと思います（旅行にいったり、少しは夜更かしできたりもしますしね）

　夏休みには「理科」、いかがですか。

　☆いおり☆

暑いのに、毎日出社でバテ気味です。いつも応援ありがとうございます。

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