寧々は私のお願い事を聞けなかった

罪悪感からなのか

それとも何にも思っていなかったのか?

どちらか分からないけど…

口数が少なくなった私に代わり

よく喋った…

画面に流れてたHYを見て

私が口ずさんだのを聞き逃さず


寧々
『ねぇーこの歌好きなの?』


『ん?うん……すきだよ』


寧々
『そうなんだ…じゃ これ
私が歌ちゃおかな🎶(*^^*)』



『おっ!歌ってくれるの?やった🎶』


寧々
『お嬢が元気ないんだもん(笑)^^;
私が歌って元気出してあげなきゃね🎶』


『なにそれ!!(笑)てか、この曲
悲しいヤツだけど?しかもキー高いよ?w』



寧々
『大丈夫!頑張って歌うから♥
ちゃんと聴いててよ(笑)』


その曲はHYの366日だった……

一生懸命  私の為に歌ってくれる姿を見て

いつの間にか笑顔になっていた

歌い終わった寧々に沢山の拍手をして


『凄く上手かったし元気でたよ!
悲しい曲なのに……(笑)』


寧々
『良かった♥笑ってくれて♥』


歌い終わった時  タイミングよく


退出時間になったのでそのまま部屋を出た