お嬢ママの愛犬と一緒旅行から膵臓癌エンディングまで -2ページ目

お嬢ママの愛犬と一緒旅行から膵臓癌エンディングまで

お嬢ママの「日本半周わんこと一緒旅」は1ヶ月かけての愛犬との旅行を紹介しています。
その後発覚した膵臓癌!
エンディングまでの経過を出来るだけアップしたいと思います。
同じ病気の誰かの参考になりますように…


12月23日



8:00を過ぎても全く起きる気配なし。



ガーガーいびきをかいて眠っているお嬢ママzzz




おかしいな、ここまで長時間眠れるなんて今までなかった。確かに昨夜オキシコドン5mg増量したけど、たった1回でここまで長時間眠れるはずがない。




胸がざわざわし始めました。





昨夜、お嬢ママのベッドサイドに用意したオプソ、ロキソニン等の残量を確認。


オプソは3回分用意してた。→残1回分。
ゴミ箱に2回使った形跡あり。

ロキソニン→朝の分を飲んだ形跡あり。


いつもオプソは多くても夜中1回、朝起きる前もしくは起床後1時間未満に1回内服。夜中に2回内服したことは無い。何時と何時にオプソ飲んだんだろう…?


一気に2回分飲んだとか…?


ロキソニンは昨日の内服時間を考えると、早くても6:30以降に内服予定のはず。ロキソニンいつ飲んだんだろう…?


それだけ痛かったということ…?

























やばい!これって、寝てるんじゃない!昏睡か!!





麻薬の血中濃度が上がりすぎてるのかも!?





改めてバイタル測定。








呼吸数6〜7回/分(その他は異常なし)









呼吸数の基準値は、成人なら1分あたり12〜18回くらいです。寝ているとは言えど、6〜7回明らかに逸脱しています。



昔からよくいびきをかいて寝ていたから、さっきバイタル測ったとき呼吸数まで測ってなかった…!



開院前だけど、緊急時はいつでも連絡ok!と言われていたので躊躇なくかかりつけ医にcall電話

状況説明し、まずは輸液を入れて麻薬の血中濃度を下げることに。


しかーし!


「ごめんやけど、いま訪問看護師さん皆それぞれ担当のお家に行っててスタッフいないのよーあせる点滴セット用意しとくし、取りに来てお母さんに点滴してあげてくれるかな?」

「はい!わかりました!すぐ行きます!」



…私は医療現場から離れて8年。サーフロー(プラスチックの点滴用の針)挿れられる自信ないぞ。。滝汗と思いながらかかりつけ医へダッシュ!!走る人DASH!


毎日仕事で採血はしているし、要領は一緒や!まぁなんとかなるやろ!知らんけど!←「知らんけど」関西人あるある。








病院到着病院


「ごめんなぁ〜。ちょうど看護師さんいーひん時間帯でアセアセあと、ついでに採血も採っといてくれる?」

「わかりました!あ、先生、駆血帯と固定テープもお願いします!」



…ん?わし、ここのスタッフやったかいな照れ?とか思いながら物品受け取って自宅へ引き返す走る人DASH!

自分が医療従事者で良かった、と心底思いました。





とりあえず点滴!!