太平洋戦争末期に勝利を目前にしたアメリカを大混乱に陥れた、たった一機の戦闘機、零戦。その零戦を操るパイロット宮部久蔵(岡田准一)は意外な人物で、天才的な操縦技術を持ちながら、生還することに強い執着があり、仲間からは「臆病者」といわれていた。この時代、国に命を預ける。国のために戦う。のが皆の考えだったが、宮部久蔵は、生きて家族のもとに帰りたい、生きるために努力をしていた。 敵を撃破することよりも生還に執着し、乱戦になると真っ先に離脱していたという。妻、松乃(井上真央)と娘、清子に誓った、「必ず戻ってくる」という約束をした宮部久蔵はなぜ、特攻を選んだのか。特攻は、攻撃隊員が確実に死亡するというものであり、「必ず戻ってくる」と約束したにも関わらずなぜこの道を選んだのかー。宮部が命がけで遺したメッセージとは何かー。
この物語は過去と現在を交互に描いている。現在を生きる健太郎(三浦春馬)が祖父と血が繋がっていないことを知り、本当のお祖父(宮部久蔵)はどんな人だったかと調べるためにかつての戦友のもとを訪ね、臆病者といわれていた宮部久蔵の命がけで遺した本当のメッセージをその思いを健太郎は受け取ることができるのかー。
監督、山崎貴
原作、百田尚樹
主演、岡田准一