小学校受験をしたということが




回り回って伝わって




あちらこちらから相談に乗って欲しいと




ご連絡をいただきます。




そういう時は「もちろん!」とお話を伺うのですが、




まだ今の時期は学校別の対策よりも




「基礎的なこと」をきちんとされた方がいいと思います。




ただ一方で




親はいろんな学校のことを「しっておく」




ことが大切です。




まだ新年中さんだったりすると




「こんなに小さい子が電車通学するなんて可哀想」




と考えて安易に近所の学校にしたり、




「なんとなく聞いたことがあるから」




といったようなイメージで




決め込んでしまう方も多くいらっしゃいます。




実際にその学校に足を運んで、




できれば在校生や卒業生を見つけてお話を聞いたり、





校長先生のインタビューがネット上に出ていないか調べたり、





自分の中の「〇〇学校像」みたいなものを





きちんと把握しておくことが大切な気がします。




本当にどの学校も素晴らしい取り組みをされているのですが、




ここは「大事な我が子」のため、




少し欲張った視点で見て欲しいと思います。




一貫校の場合、中学、高校、大学全てにおいて




進路、部活やクラブ活動に




ある程度の「選択肢」があるか?




というのはとても重要なことだと思います。




「家業を継がせる」というご家庭以外は




職業において「自由度」が高いということです。




起業するかもしれないし、




企業に勤めるかもしれない、



医者や弁護士などの




高度な免許を要する仕事につくかもしれない。




私たちの親が今の世の中にある仕事を




理解できないように




私たちの子どもの時代には親にとって




「意味不明な仕事」が




たくさん生まれていると言われています。





それらに対応する力を学校にカリキュラムなしということで狭めてしまったら




「いい教育を受けさせたい」と思って受験をしたのに




本末転倒です。




一貫校の場合、外部受験NGと明言してる学校もあり、




そういう意味では少なくとも12年先まで
(もしくは大学までだと16年先まで)



見据えなくてはなりません。




もちろん、




外部受験NGでも




出ていく方はいるようですが、





「それなりの勇気」と「覚悟」が必要で、




環境に流されやすい子どもが




強い意志をもって立ち向かうには




強靭な心を育てる必要があります。