ボランティアで受刑者との文通をやっていました。
その方が、無事とは言いませんが懲罰を受けながらも満期で出所。
その後も連絡をとりあっていました。
その方の地元に戻れば、また悪い道に戻るのが目に見えていたので、
非営利法人の住居を紹介し、保護も申請することをお勧めしました。
ですが、悪い生活に中年になるまで慣れた方にはその施設は向かなかったようです。
覚せい剤の影響で幻覚を見るようになったようです。地元に戻ったのはいいのですが、
またこちらに戻ってきた。
そこまでは良かったです。
文通していたころは刑務所の検閲があり全く普通の人に見えました。
その後も文通を続けてそそれだけならよかったのでですが、仲介のNPO法人が
財政的に立ち行かなくなりました。
理事長の不祥事が問題でした。
理事量ももと受刑者でしたが再犯してしまったのです。
結局、その人はメールは難しいらしくて、LINEでやり取りするようになりました。
検閲がなくなって感じたのは、自分本位のすさまじさ。
誰だって人は自分本位です。でも人に対する思いやりも持ち合わせていると思います。その人からは
微塵もそんなことを感じませんでした。
酔っぱらって電話がかかってきて、私の障害を嘲笑されたこともあります。
翌日、そのことについて、指摘すると記憶にないまだ怒っているのかと逆切れされました。
そんなことが短期間に続きました。
通い始めて薬物依存を断ち切る自助グループを辞めると言い出すんです。
きっと私が止めてくれるでも思ったのでしょうね。
仏の顔も三度までです。自分本位で勝手な行動をされてもついてけませんよ。
思えば私の祖父は警察官でした。その人とは水と油のような関係だったのですね。
当面、生活が苦しいだろうと思って保護の申請を勧めましたが、湯水ように税金を使って
次の受給にはもうお金が足りない。それも人のせいにしていました。
税金泥棒。
その人が言うのは自分が悪いことをしたのは生きるためと言いますが、
不遇な人でも犯罪を犯さず、自立して生活をしている人は沢山います。
この制度がアンフェアであることは西欧人ははっきり言いますが、日本人はベールに隠していますね。
覚せい剤の後遺症で何をするかわからないならその税金でせめて治療だけでも受けて欲しいものです。