おはようございます

 

オッサンおばちゃんでございます

 

 

昨日は

2017年の6月に挑戦した展示会の

際のある来場者の方から教えて

頂いた慈眼寺の話を書きました

 

 

 

実はそれよりも前に

2017年の4月に

私は高野山の無量光院というお寺で

得度させて頂いていたんです

こちらに導かれた流れと

その時におこった不思議な体験については

また後日書かせて頂きます

(今振り返ると 4月に得度して

6月に慈眼寺を教えてくれる方に出会う

ようになったのは 何かしら

繋がっていたんだと思います)

 

 

 

さて

弘法大師にお顔が似ていた男性に

徳島県の慈眼寺で穴禅定してきたらいいよ

と言ってもらって

いろいろ調べてみました

 

 

 

 

弘法大師修行の地のひとつ

四国八十八か所 第二十四番奥の院

穴禅定(あなぜんじょう)の寺 慈眼寺(じげんじ)

 

慈眼寺は高野山真言宗に属している

弘法大師が19才のとき あらゆる人々の

生活苦や病苦を除くために巡錫しておられて

その際に霊気漂う不思議な鍾乳洞を

発見し(穴禅定) 邪気払いのため

洞窟の入り口で護摩祈祷の修行をなさった

その結願も近いある日 洞窟内に巣くっていた

悪い龍が忽然として現れ出て 弘法大師

めがけて猛然と襲いかかった

弘法大師は慌てひるまず 秘密真言を唱えうち

その法力をもって悪龍を洞窟の奥に封じ込め

21日間の加持をして さらに霊木に

一刀三礼して十一面観音様を刻み

霊験あらたかな行場として

その秘法を末代の修行者の為に残された

 

 

穴禅定って弘法大師空海が修行された

と言われているその鍾乳洞を

ローソクの明かりだけで

とても狭い穴を通り抜けていくという修行

 

 

こんなふうにホームページに書いてあったのですが

 

 

とにかく行ってみようと

お寺に電話してみました

穴禅定の体験は予約が必要で

3月〜11月までの間のみということで

11月に予約しました

(悪天候の時は実施されません)

 

 

 

徳島駅から車で2時間近くかかります

私は友人と二人で前の日に

徳島入りして旅館に泊まり

当日は駅の近くでレンタカーを借りて

慈眼寺にむかいました

 

 

 

とても紅葉が綺麗な季節でしたが

初めて行く所ですし

くねくね細い道もあり

ゆっくり慎重に運転して

どんどん山の中へ入っていきました

 

 

その日は小雨がふっていました

お寺についた私達は

まず本堂にお参りをして 寺務所で

穴禅定の受付をさせて頂きました

(ここで案内料を支払います)

鍾乳洞はとても狭いので太っている人

体が大きい人は修行ができない場合も

あるようです お寺の前にコンクリートの

板が2つ立ててあってその間を通れたら

修行してもいいという事になってます

(女性は少々太っていても骨格自体が

男性ほど大きくないので大丈夫みたいです)

 

 

私と友人は大丈夫という事で

お寺が用意してくださった

白い衣装に着替えて いざ

鍾乳洞に向かいました

 

ご本堂から鍾乳洞入口までは

更に細い山道を20分ぐらい

歩いていきました

 

 

入口につくと

案内役の小柄な女性の方が

迎えてくれました

私達2人のあとから

3人組の女性が来られて

私達は合計5人で 案内役の方の

後ろに連なっていくことになりました

 

 

1人1本ずつロウソクを持って

案内役の方が 

少し体格がいい私の友人を

“貴女は私のすぐ後ろについて”

とおっしゃり その後ろに残りの

4人が1列に並んで進んでいきます

鍾乳洞の中は かなり狭い所もあって

案内人さんが “ここに手をついて”とか

“ここに足をかけて”とか 

丁寧に言葉かけしてくださいます

そして1列に並んでいる私達は

前の人から後ろの人へと 案内人さんに

言われた通りを伝達しながら

真っ暗な中をロウソクの明かりだけで

進んでいきました

(何ヶ所かほふく前進のような場所も滝汗

 

 

ところどころに

少し広めになってる場所があって

そういう場所では

案内人さんに先導していただいて

真言宗のお経を皆で唱えます

 

 

途中

自然にできたカーテンのような模様の壁面や

龍が浮き上がって見えるところや

小さな観音様のような石や

とても神秘的な洞窟

になっていました

 

 

一番奥までたどり着いたところに

弘法大師像があって

参加者がそれぞれ

祈願したいことを言葉にします

それを受けて1つの祈願に

1本のロウソクを案内人さんが

そなえて下さって

お経をあげてくださいました

 

 

 

私は自分の病気の寛解を祈願しました

友人は長男さんの司法試験合格を祈願しました

すると案内人さんが

友人に1度灯したそのローソクの火を消して

“長男さんが試験を受けられる当日の朝

このローソクに火を灯して

お宅にある仏壇にそなえて

貴女と長男さんと一緒にご先祖様に

ありがとうございますと

手を合わせるといいですよ”

と渡されました

 

 

その時に一緒に穴禅定に参加した

5人のそれぞれの祈願がすんで

私達はまた最初の

入口に向かって細い洞窟を戻っていきました

(行きと帰り 少しルートが

ちがっていたような気がします)

 

 

 

暗い所から

明るい場所に出てくるまで

約1時間40分ぐらい

 

 

 

とても清々しい気分でした

上手く言えませんが

自分の中に

エネルギーが

湧き上がってくる感覚がありました

私以外の参加者が

私の顔を見て

入る時と顔が変わったと

口々に言われました

 

 

 

人生の中で

不思議な事はけっこう沢山あって

時にそういった場所に

運ばれたなら

引きあった場所の力

引きあった先で

エネルギーを頂く

事はあるとそう思っています

 

 

 

私の友達のご長男さんは

生まれた時から足が悪くて

母である友人は

自分の子供がいろんな人にお世話に

なるからと とにかく

人の為に 無償で働く人です

弱いものの味方で

強くてたくましくて

優しい方です

 

ご長男さんは

見事司法試験1回で合格

今は弁護士さんになられてご活躍です

もちろん合格は本人の力に

他なりませんが

試験当日はあのロウソクを

二人で灯して今ここにある

全てに感謝して

のぞんだと そう言われてました

 

 

 

 

命が今ここにあることを

心から感謝します

生かされている時間を大切にして

“ありがとう”を沢山言葉にして

今世の人生を

生き抜きます

 

 

 

 

最後までお読み下さってありがとうございます

 

どうぞ今日1日スマイルでラブラブ

 

 

 

 

 

写真は顔はぼかしてますが
穴禅定を終えてすぐの瞬間
左から友人 案内人さん 私

 

 

 

 

 

 

 

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