おはようございます
 
オッサンおばちゃんでございます

 

 

 

 

 
今だからこうしてblogに書いていますが
癌サバイバーの10年間におこった
出来事は まあ奇妙でいて
貴重な体験だったと思います
 
 
渦中にあるときは
動揺したり悲しかったり辛かったり
悪い方にばかり考えたり
けっこう きつかったですね
 
 
特に癌発症から5年目に受けた
転移肝臓癌手術の際の
 
来世の自分からのメッセージは
向き合いたくない現実からの逃避を
やめて 「今 ここ」でおきている
事実を受け止めてみる
大きなきっかけになりました
 
 
 
 
目が覚めた時
手術からまるまる2日がたっていました
ずっと眠り続けていたようです
 
 
次第に夜が明けて私の意識が
戻っている事に気づいた主人は
やっと 安心して
帰って行きました
 
 
転移肝臓癌の手術の時
身体の前面 胸下中央からまっすぐ下へおヘソ
の上あたりまで縦に 続いてそこから
本人の右側へ(外から見ると左側へ)
横に一直線に切っています
今もその傷跡は残っています
 
 
傷が大きい為 
身体を動かすと痛みがありました
でも大腸の手術の時と違って
ご飯は案外早く普通食になり
ちょっと驚きでした
(転移肺癌の手術の時もそうでした)
 
 
人は口からものを食べれるようになると
やっぱり元気になっていきますね
 
 
ちなみに 人の肺も肝臓も
患部を切り取った時点では
元の大きさよりとったぶんだけ
サイズが小さくなってますが
日に日に大きくなって
元の大きさに戻るそうです
 
(スゴイねおねがい人間の身体)
 
 
3週間ほど入院していましたが
退院までの数日間
私は屋上に外の空気を吸いに行ってました
 
 
ある日屋上で空を見上げると
何だか空いっぱいに透明の
カエルのたまごのような形のものが
ウジャウジャ見えはじめました
 
!?
何これ?
 
ゆらゆら
ゆらゆら
そのタマゴみたいなのが
空中を浮遊してる感じなんです
 
 
今日も昨日も一昨日も
 
他の場所では見えないのに
屋上から見る空にだけ
沢山ゆれてるんです
 
飛蚊症にでもなったのだろうかはてなマーク
 
そんな時にどこからともなく
「癌細胞は全てなくなる」
と聞こえてきたんです
 
思わず 何かわからないその1つ1つに
向かって“ありがとうございます”って
手を合わせました
 
 
 
この現象は
実は退院後も続きます
 
 
退院した私は全ての仕事を辞めて
癌になって初めて
身体の養生をする事にしました
 
 
 
1日の始まりは
朝日を見ることからはじめました
お日さまが上ってくる頃に自宅の
ベランダに出て空を見上げます
するとまたカエルのタマゴがふわふわ
浮いてるのが見えます
朝日と空に浮かぶカエルのタマゴにむかって
“ありがとうございます”と言葉にすると
命ある事のありがたさが
ふつふつと湧いてきました
 
 
日を追うごとに
何故か見えてたカエルのタマゴが
少なくなってるように
思いました
 
そしてある日
よーーーーく見てると
何とそのカエルのタマゴ
私の身体から出てきてるじゃありませんか!
身体の周りから空に向かって浮遊してるのてす
びっくり
 
 
あっ
これは
私の小さな小さな細胞達だ
癌の細胞だ
そして思い出したんです
あの時の声を
「癌細胞は全てなくなる」
 
 
9月に手術して
時はもうすぐ11月になろうとしていました
 
 
 
この時
ふと
私の中から
“チャレンジしよう”
という文字が
飛び出してきたのです
 
 
 
続く

 

 

 

最後までお読み下さってありがとうございます
 
どうぞ今日1日スマイルでラブラブ