おはようございます
オッサンおばちゃんでございます
あの時あのドアを開けていたら
私は今ここに存在してないかもしれない
だけど普通はさあ
綺麗なお花畑に川とかじゃないの〜
何で真っ暗な階段なのよ
それに“開けちゃダメ”って
引き止めるのは
例えば亡くなったおばあちゃんとか
身内じゃないの
何でまだご生存の恩人さんなのかしら
そこが今やたらに気になるところですが
続きがありますので書きます
ドアノブに私の手がかかった瞬間
“開けちゃダメ”って背後から
昔良くしてもらった恩人さんの声がして
“上に上っていきなさい”
と続けて言われたのです
えーーーーーーー
今度は階段を上るの
やっとここまで下ってたどり着いたのに
けれど仕方がありません
彼女は厳しくてとても優しい人
私が大きく信頼してる人だったから
という事で
私は 今度はひたすら上へ上へと
階段を上がっていきました
周りは真っ暗でよくよくみると
その階段はまっすぐじゃなくて
螺旋階段になっていました
最初がどこから歩き始めたかも
もう全くわかりません
ぐるぐる ぐるぐる ぐるぐる
ひたすら目の前には階段
どれぐらい上がってきたかわからなくて
しまいには足が上らず
はうように両手をついて上がり
もう嫌だ〜って
そう思った時に
1番上のこれ以上先はないところに
立っていました
するとそこにまた1枚のドアがありました
今度はすりガラスの向こうに
明るい青緑色の光が見えました
やっと出れる
そっとドアノブに手を伸ばし
私はゆっくりそのドアを開けたのです
この続きはまた明日
今書いている事は
癌になって再発転移を繰り返した私が
最後の手術の時に体験した事実です
その後の私自身の意識に
大きな影響を与えた事なので
当時を思い出しながら綴っています
最後まで読んで下さって
本当にありがとうございます
どうぞ今日1日スマイルで