おはようございます
 
オッサンおばちゃんでございます
 

 

今回は怖かった話

 

 
大腸癌発症から1年半で再発癌
再発癌手術から1年ちょっとで肺転移
肺転移癌手術からまた1年ちょっとで肝臓転移
 
 
こうして私は
癌発症から5年目に4回目の手術を
受けることになりました
 
 
いつものごとく
CT検査→MRI検査→ペット検査
手術確定
 
1つ前のブログで書きましたように
 
全ての仕事を辞めて入院
 
 
この入院の少し前に実は
ブルちゃん(主人)の転勤が決定し
ブルちゃんはいろんな事を考えた結果
自分の母親だけを連れて引っ越していきました
つまり単身赴任先で母親と
二人で生活をするという
選択を実行したのです
(大都会で家事、仕事、親の世話
全て一人で引き受けて物凄く大変
だったと思います)
 
 
つまり
私達にとって結婚してはじめての
別居生活となったわけです
このことは私達の結婚生活に
山あり谷あり沢山いろんな事があったけれど
ブルちゃんから私への
最大の思いやりだったと思います
 
 
 
そんな中で私が選んだ手術日は
結婚26年目の結婚記念日
何故この日を選んだかというと
もしもこの日が私の命日となったら
ブルちゃんは絶対忘れないだろうと
そう思ったからです
私のこと忘れないでいて欲しいと思った
何だか恥ずかしいような理由ですね
滝汗
 
 
 
 
肝臓転移癌は2か所にできていました
主治医からは身体の前面をL字型に開腹し
プリンをくり抜くように
2か所の癌を採るときいていました
 
 
当日早朝からブルちゃんが
赴任先から戻ってきて
病院にそのまま来てくれていました
病室から手術室まで運ばれるまでが
やたらに長く感じました
 
 
 
これが最後になるかもと思っても
気の利いたことなんて
何1つ言えず
「行ってくるね」
と告げ
手術室へ
 
 
 
 
手術台の上にのせられた時に
私の全身がブルブル
ガタガタ震えはじめました
今まで3回この手術台の上を経験してるのに
こんなに震えたのははじめてでした
 
 
オペの時の看護師さんが
「◯◯さん 大丈夫ですよ」
と声をかけてくれましたが
自分で止めようとしても震えが
どうしても止まらないのです
えーん
 
 
そしたらそばにいた
もう一人の看護師さん
(韓流スターのようなお顔の
とてもハンサムな男性ラブ)が
震えないように身体を押さえてくれて
とても優秀な女性のオペ担当看護師さんが
私の脊髄から全身麻酔の注射をしてくれました
 
この時の韓流スターのような男性看護師さんは
当時の私の病室での担当看護師さんでした
ほとんど はだかんぼの私がよ
抱き押さえられたのよ
その若者に
ラブ嫌嫌滝汗

その時は
止まらない震えで
何がなんだかわからなかったわ
けっしてわざと震えた
わけではこざいません
 
 
 
注射を打ってくれた看護師さんが
「3つ数えるうちに眠りにつきますよ
大丈夫ですよ
いち にい さん」
といつもなら
ここで
意識がなくなります
 
 
 
この時
目は閉じて真っ暗
身体は全く動かせない
なのに
音だけは聞こえ続けてる状態
だったのです
 
えっ?!
聞こえてるんですけどゲッソリ
 
「◯◯さん緊張されていたのかしらね」
 
「ジーーー」(ドアが開く音)
 
「先生宜しくお願いいたします」
 
 
 
 
えーーーーーー
何ーーーーーーー?
耳聞こえてるんですけど
どうなってるのーーーー
ゲロー
 
まさかまさか
私これから
L字にお腹切られるのよ
 
 
耳聞こえてるし
あーーー
麻酔きいてなかったら
どんだけ痛いのよ
やめてーーーー
恐ろしい
ギャーーーーー
 
 
 
 
けど口はきけません
 
 
やめて~と
心の中で叫んでいるうちに
どうやら
意識がなくなり
手術が始まりました
 
 
意識がなくなったはずの私が
次に体験したことについては
また明日書きます
 
続く
 
最後まで読んでくれてありがとう〜
 
どうぞ今日1日スマイルでラブラブ