おはようございます
 
オッサンおばちゃんでございます
 
私は12年前に何故癌になったのか?
 
ここにもちょっと書きましたが
責任感の強い人ほど
抱えるものが多くて
その抱えるものをきちんとできないと
できない自分自身を
責めはじめて その結果
自分で自分の細胞を傷つけてしまうんですよ
 
 
 
私はいつの間にか
◯◯しなければならない とか
◯◯すべき とか
こういうパターンを人にも自分にも
あてはめていたんです
 
 
これを人にまであてはめちゃうと
あてはめた相手と摩擦をおこし
怒りの感情を常に持っている状態となり
さらに自分の細胞を傷つけて
いってしまう
 
 
そして
特に姑との途中同居はけっこう
精神的にこたえて
気持ちのどこかで
イライラや怒りをつきぬけてしまって
自分が消えてしまいたいという
思いがわいていたんです
この意識が傷つけた細胞達を
癌化してしまったと
今ではそう思います
 
 
 
 
 
最初の腹腔鏡手術を受けた時は
1ヶ月近く入院していました
生まれて初めての手術で
身体へのダメージはありましたが
実は家から離れられている入院生活は
穏やかな気持ちを取り戻していたんです
 
 
そんな私が退院して家に戻って
わずか1年半で
再発滝汗
 
たった15%の再発率の中に
入ってしまった!!
 
 
 
 
最初の手術後
私は職場復帰しました
接客業でしたが
復帰した初日
初めて来店されたあるお客様に
こんな話しをされたのです
「私は癌なの 癌ってね
好きな事をしたり好きな所へ行ったり
好きなものを食べたり好きな人と一緒に
いたりしたらきっと治るのよ」
 
 
 
私の事は一言も言ってないのに
私の顔を見てそう話されたのです
 
 
自分自身が家族の為に家事をこなし
外で働き 姑の事までやって
いったい私は自分の為に
何をやってきたんだろう
・・・
 
そう思ったら
今度はこのまま死にたくない
と そんな気持ちになって
最初の手術後
仕事をやりながら
私自身の新しい習い事をはじめ
当時趣味でやっていたダンスの
時間も増やし
まさに
生き急いでいる状態になっていきました
 
 
心のどこかに
“かけぬけて死にたい”
そんな気持ちがあったように
思います
 
 
今考えると
バカヤロウ
だな
って
えー
(バカヤロウだけど
私はそんな自分を今は
ちゃんと愛しています)
 
 
何がかけぬけて死ぬだよ
そう簡単には人は
死ねないんだよ
というか
生きたいのに
ほんとに生きたいのに
あっちの世界にいかれた人だって
沢山おられるんだよ
(何度も外科病棟に入院してる間に
出会った人達)
 
 
今のオッサンおばちゃんは
昔の自分が
バカヤロウだったと思う
 
 
生き急がないで
そばにいるブルちゃん(主人)を
もっと頼って
一人で考えないで ゆっくり
自分を楽にしてあげたら
よかったと思います
 
 
現実を変えられなくても
現実を見る目は
変えられるんです
(現実を見る目が変わっていくと
本当に現実が変わっていくよ)
 
でもその時は
わからなかったんですね
 
 
そして再発で2回目の入院
手術を再度受ける事になりました
S字結腸再発癌を
今度は開腹手術で
切り取ったのです
また15cm大腸が短くなりました
 
これで私の大腸は計30cm
短くなりました
(日本人の大腸は外国人の方に比べると
もともと長いので 30cm短くなっても
大丈夫みたいです)
 
 
 
という事で
2回目の手術後
このあと
肺転移になっていったのですが
この続きは
また明日
 
最後まで読んでくれてありがとう〜
 
 
 
今週は12年前に癌を発症して
癌サバイバー生活を約10年過ごし
寛解にいたるまでの
自分自身を振り返っています
 
 
 
続く
 
 
 
どうぞ今日1日スマイルでラブラブ