精巣腫瘍は大きく分けて、生殖細胞由来の胚細胞腫瘍と、性腺基質由来およびその他からなる非胚細胞腫瘍とに2分される。
胚細胞腫瘍が大部分(90~95%)を占めるが、胚細胞腫瘍には造精(精子を作る)細胞形成の要素が分化して腫瘍化したセミノーマと、胎児形成や胎盤形成の要素が分化して腫瘍化した胎児性癌、奇形腫(奇形癌を含む)、絨毛癌などの非セミノーマとの2型に分けられる。
なお、セミノーマと非セミノーマの混合腫瘍は非セミノーマとして扱かわれている。
性腺基質由来の腫瘍は稀であるが、間質細胞由来のライデイヒ(Leidig)細胞腫およびセルトリ(Sertoli)細胞腫がある。

参考文献 大阪医療センター