春の薫香:『朝採り筍の黄金土佐煮』


3月下旬から4月にかけての京都。筍(タケノコ)が市場に出回るこの時期の「土佐煮」は、まさに春をいただく儀式のようなものですね。

ポイントは、鰹節を「出汁」としてだけでなく、最後に「具(追いカツオ)」としてたっぷりと纏わせることです。

【材料】(2〜3人分)

・茹で筍(アク抜き済):300g

・鰹節:たっぷり(10〜15g)

 ※厚削りと細削りの2種使いが理想!

・木の芽:適量(これが京都の春の香りです)

【至高の煮汁】

・だし汁(昆布だし):300ml

・醤油(あれば薄口):大さじ2

・みりん:大さじ2

・酒:大さじ1

・砂糖:小さじ1(味の奥行きを作ります)

【至高の調理手順】

 1. 筍の「切り出し」

   筍は穂先を縦に4〜6等分し、下の固い部分は1cm厚さの輪切りか半月切りにします。

   (プロの視点:表面に少し格子状の切り込みを入れると、味が芯まで染み込みやすくなります)

 2. 「味の土台」を煮含める

   鍋に【至高の煮汁】の材料と筍を入れ、火にかけます。沸騰したら落とし蓋をして、中火で10〜12分はじっくり煮ます。煮汁が元の半分くらいになるまで、筍に味を吸わせるイメージです。

 3. 「追いカツオ」の魔法

   ここが最大のポイントです。煮汁が少なくなってきたところで、鰹節の半量を鍋に投入します。鰹節に煮汁をすべて吸わせるように、鍋をゆすりながら絡めてください。

 4. 仕上げと「寝かせ」

   火を止める直前に残りの鰹節を加え、ざっと混ぜます。

   「煮物は冷める時に味が染みる」のが鉄則。一度そのまま常温まで冷ますことで、筍の繊維の奥まで旨味が浸透します。

■ 料理研究家のアドバイス

・「香りの二重奏」

食べる直前に再び軽く温め、器に盛り付けた後、手のひらで「ポンッ」と叩いて香りを立たせた「木の芽」をたっぷり添えてください。


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とりあえず作ってみた!

会社の人からタケノコをたくさんもらったので、大好きな土佐煮!

やめられないこの味!

春ですね。