早期退職をしてから、時間に少し余裕ができました。
そんなある日、妻から「長女のお弁当を作ってみたら?」と言われました。
長女は専門学校に通っています。
これまで料理といえば、ラーメンを作ったり、簡単な炒め物を作る程度。
正直なところ、「お弁当を詰める」なんて初めての経験です。
彩りは?
量はこれで足りるのか?
冷めても美味しいのか?
考え始めると、分からないことだらけ。
一番の心配は、娘がちゃんと食べてくれるかどうかでした。
それでも、不器用なりにキッチンに立ち、
「まあ、最初はこんなもんか」と自分に言い聞かせながら完成。
お弁当箱のフタを閉める瞬間、
少しだけ父親らしいことができた気がしました。
