新年挨拶とテスラの戦略
2024/01/05(R6年)昨日に引き続きテスラの今年の動向をお知らせします。株価予測は強気と弱気が入り乱れております。モルガンスタンレーは強気でその他の諸々のアナリストの何人かは弱気派に、属するようです。ただ私の見るところでは、モルガンは強気のエビデンスをきちんと提示していますがその他は各個で説明するのではなく、EVは今後しばらく低迷する。テスラの利益率は低下気味である。など昨年のザックリとした話が元になっています。モルガンのエビデンスは昨年はその前年より納車台数は減少すると、イーロン・マスクが発表したのが元になっていますが、さすがイーロン・マスクは後半納車台数を反転して180万台以上と言う過去最高の販売数になりました。現在工場の運営も自動運転もイーロン・マスクが陣頭指揮をとらなくてもうまく稼働していると思われます。そうなるとじっとしていられないのが彼の性格です。つい、いろいろな事をやっているようです。(1)今年の納車目標を225万台と発表したようです。これもしたようです。という憶測です。しかし詳細な台数まで漏れているので発表したのでしょう。(2)年内に新型車・$25,000を発表するようです。もし、この価格で売り出すなら爆発的に売れるでしょう。その為に来年からリチュームの生産を具体的にやるとこれは発表しました。工場の写真は外観だけ発表しました。多分今後アメリカ国内での生産でなければ補助金が受けられなくなります。それとともに米中の経済摩擦がもっと激しくなってもリチューム電池の供給が止まらないようにと考えているかも知れません。とにかくイーロン・マスクは全方位戦略で考えているようです。これは又、トヨタと違う全方位戦略ですね。(3)アナリストは現在の世界でテスラに対抗するEVメーカーはないと言えます。どの自動車メーカーも売れば売るほど赤字になるのですから、完全に補助金頼みですね。何か他の戦略は考えつきません。