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美容冒険家木原です


オヤジが昔話してくれた言葉

「人間万事塞翁が馬」
(じんかん ばんじ さいおうがうま)

人間(じんかん)とは、人間(にんげん)のことではなく世間、世の中という意味で塞翁とは、城塞(じょうさい)に住んでいる翁のこと

城塞の近くに住む、占いをよくする翁がいた
翁には素晴らしい馬がいたが、胡の国の方に逃げてしまった周りの人々は口々に、慰めの言葉を言った

しかし、翁は「このことが、かえって幸いをもたらすかもしれません」と言って淡々としていた

かれこれ数ヶ月すると、今度は逃げた馬が 
胡の素晴らしい駿馬を一緒に連れて帰ってきた
人々は、口々にお祝いの言葉を述べた

すると翁は「これが禍(わざわい)の元となるかもしれません」と言って別に喜ぶ風でもなかった

翁の家には良い馬がたくさん増え、翁の子供は馬に乗り、調教することが好きだった
しかしある時、馬から落ち、腿(もも)の骨を折ってしまい満足に歩けなくなってしまった
すると、人々は口々にお見舞い言った

翁は「いやいや、もしかしたら
これが幸いをもたらすかもしれませんよ」 と淡々としていた

そうこうするうち一年がたち
異民族である胡が城まで攻めてきた
若者達は、弓を引いて戦ったが
城に近いところに住んでいた者は、10人の内9人は死んでしまった

しかし、その息子は足が不自由だったため
戦に行くことがなく 翁と息子ともに無事であった

福は禍(わざわい)となり
禍(わざわい)は福となる
この変化(へんげ)は、誠に不思議で深い出来事なので人知を超え、とうてい推し量ることはできない


私の人生も波乱万丈

険しい道を選び苦労の人生かもしれないが、毎年大切な仲間が増えている
何かあった時は仲間がチカラを貸してくれる

そんな仲間たちに日々感謝の気持ちでいっぱい


良いことも悪いことも全ては自分次第
考え方の捉え方次第では前向きにもなるし
後ろ向きににもなる

せっかくの一度きりの人生ですから楽しい方が良い

禍福のどちらが起きても冷静な判断が出来るようココロには余裕があったらいい


「人間万事塞翁が馬」


どんな難問も…
心配するな なんとかなるさ


オージャス木原
天空夢輝