いきてるよー。 -107ページ目

「ワトソン君、最近どうだい?」 

トソン君、最近どうだい?」 


そう、私は遥々台湾までワトソン君に会いに来た。

ミッションは、2つ。


彼の仕事ぶりをチェックしにいく当然の仕事と

彼の家賃を払いに行くという非常に雑務なお仕事。


私は、巷で問題になっているJAL系列の

日本亜細亜航空にて台湾に向かう。


空港の書店で「20世紀少年 21巻」と「ダビンチコード(上)」を買った。

書店にすれ違いで入ってきた二人のおじさんの会話・・。


へこへこしながら、、

部下「しばたさーん、柴田さんがこれなら買う!っていうゴルフの本を2冊選んでください!」

えっへんとばかりに・・

上司柴田「おう、、ちょっと来い。」


絵に描いたような媚媚部下と偉偉上司だった。

まぁ、どうでもいい話だが、なんだか楽しい光景だった。



ワトソン君は、先日一時帰国し、同日日本から台湾に別便で

向かっている。


私は空港で彼を待っていた・・・。



予定時刻を過ぎても来ない。


到着飛行機リストを見ても、そもそも

予定時刻に到着する飛行機が無い。




「飛行機・・・消えたのか?」




「まあ、いいか」とダビンチコードを読みふけ、

待ち続けること計4時間。。



「先生、お疲れ様でーす。」


「おうー。遅かったな」


「せ、先生・・・ターミナルが違いました・・・」


「ターミナル?台湾も別ターミナルがあったのか?」


「ええ・・すいませんでした・・」


「いや、、そりゃ、、リストに出てこないはずだ・・。」



と、まぁ何とか出会い、彼の住処へ移動。

マンションというより、ホテル。。。



私もそこに宿泊することになっている。

その夜は、中華料理を食べに行く。



「タクシーでいくか?!」


「先生、、行き先を伝えられません・・・。」


「ふむ・・・」


「すいません・・」


「電車で行くか・・」



と、食事をする場所へ行く。



「さて!ワトソン君の現地人ぶりを示すときが来たようだな!」


「先生・・・この店は、日本語通じます。」


「そ、そうか・・・そりゃ楽だ。」


「はい・・。」



チャーハンとか餃子とかずらりとならんだメニューを見ながら、、

いろいろ頼む。。



メニューをいくら見ても、、「ビール」の文字が無い。


恐る恐る聞いてみた。


「ワトソン君・・・この店にはビールはないんだねー」


「ええ。。」


「そうか・・。」


「・・・」


まずい、、、気にしてる?


「飛行機で飲みすぎたしー、帰ってから、飲むかー」


「はい。」



「ところで・・・彼女はできたか?」


「いえ。」


「素敵な人も?」


「いません。」


「休日は?」


「寝てます。」


「ふむ・・」


「・・・」


いかん!またまずい雰囲気だ。


「あの家の近く似合ったマッサージ屋さんいってみたかい?」


「いえ。」


「いってごらんよ。」


「どうでしょうか・・何をするのでしょうか?」


「行ってみなきゃ分からんよ。。」


「何をするのでしょうか・・」


いや、、ワトソン君・・・行ってみたいけど、行く勇気が無いのが

如実に現れておるぞ・・・それなら行くがいい。

寝てる暇があるならば、行ってみるがいい!!


「いってごらんよ。その結果を報告しなさい。」


「え?」


「いいか、業務命令だ」


「はぁ・・・」


彼の一皮向けた姿を期待しつつ、食事を終え、

次の日に備える。。


次の日は、彼の出向先である会社にて

終日プロジェクトの進行具合のチェックとMTG。



気弱な企画チームとずぼらなプロデューサー。

どっかでみた光景だ。。


というか・・


どこも同じなのか?



など、現状を分析し・・ワトソン君に愚痴りつつ、、


現状を打破する秘策?を授ける。




仕事もプライベートも語学もまだまだ日本にいる時と変わらない。


とはいえ、単身渡っているのだから、


同じ力が発揮できているだけでも凄いんだがな。




もっとできる。



「チャンスを生かせ、ワトソン君。」







昨日の「あるある大辞典」で、

「爪」のお話をしていた。


爪は、心臓から一番遠い、末端の組織である。

それゆえ、中心に問題があると、その反応が如実に現れるらしい。



テストその1

「親指の爪をぎゅっと押さえて、その血色が何秒で戻るか。」


テストしてみた。


結果


 2秒ぐらい。

 マニキュアのため、計測不可。


診断・・・


1秒以上だと、毛細血管が詰まっているらしい。

どろどろだ。



テストその2

「ビニール袋にセロテープを貼り付けてあるのを、

目隠しをして指の腹で探り当て、はがすテスト」



テストしてみた。


結果。


 探し当てるのに1分以上、はがすのに30秒。

 探し当てるのに10秒、はがすのに5秒。



1分以内に出来ない場合は、


性ホルモン」の不足である。


である。




まずい・・・。



改善方法は、



爪をもみもみ、ひねひね すればいいらしい。


長いMTGの最中に、血行をよくしようと思う。






光と影

と影。


昨日、トラブル発生により・・・

結局朝まで会社にいて、

今日は八王子だったので朝帰る。


帰ると、オリンピックのクライマックス


フィギアスケートで



荒川静香御前が 



めでたいね。

ドキュメンタリーの特集なんかを見ていると、

荒川というのは点の賢いとり方を常に考え、

1戦1戦調整しているのが目に見えた。。



対して、8年前の荒川のようなこけ方をしたアンミキ。

数ヶ月前は、4回転の大技とちょっとしたアイドル性をもった彼女は

バンバン注目されて、フィーバーしていたが、


嫁に似ていると噂の 浅田真央 が台頭してきたあたりから

彼女に暗い影が落ち始めた。。。



フィギア界のアイドルとしてのポジションと、

4回転がうまく飛べなくなったことで如実に現れ始めた

世界との、、といより他の日本人との実力差・・・・。



たぶん、誰も4回転が飛べるとは思えなかったし、

飛べたとしてもそれは奇跡・・・とぐらいしか考えていなかっただろう。



ここまでなのか・・・アンミキ。。

悲しい顔で、強がったインタビューを見ていると

すごく切なくなった。。



村主も、万全の演技をしたものの、、届かず4位。

終わった後のインタビューは、切なかった。。。



強いコントラスト・・・光と影を感じる。



その後、、、

ほとんど寝ずに、、八王子へスーツに身を包み出かけた。


ふうぅとラボに着いて、いすに座ると目に入ったのは、、




確かに自分の足に履かれている




運動靴





あーあ、やっちゃったよ・・って思う人・・

多いでしょ。。




あーあ、やっちゃいましたよ。

スーツに運動靴・・・。






しかもね、、、





左足だけ・・・




右は、黒の革靴


左は、白の運動靴。




フィギアで感じたコントラストより、、



強烈なコントラスト・・・光と影。





僕の心に



大きな影を落とした・・

ぐっちょん

っちょん



と、出先で偶然会った。



某CGプロダクションにて。



我々、18:00からMTGをスタートし、


23:30まで引っ張られ、、、


(ほんと、長いMTGは勘弁です。)


さて、やっと帰れると、、


その会社の玄関でばったり。



近いところで動いてるなぁ。


と感じた。



しかし、、


今日は、MTG→直帰!


ともくろんでいたものの・・・


結局終電。。



なんだよ・・・







あ、直帰は直帰か・・・。




とほほ。。

両生類

生類




嫁との会話で・・・


小さいとき図鑑を見てて、

「虫を食う花」って面白かったよね。


とか


今、思うと何故そのような話になったも思い出せないが

なぜか生物のお話になり、


世の中には、一匹でオスでもありメスでもある奴がいるよね。


って話になった。



嫁「それって、リョウセイルイだよね!」



俺「ん?それは、、両性類と思ってるのか?」



嫁「両生類でしょ!両方の性で生きるから、両生類でしょ~」



俺「なるほど・・一理ある・・・って、違う!」



と、



俺「じゃあ、問題。亀は?」



嫁「うーーん、両生類!」



俺「なんで?」



嫁「だって、優しい顔しているからー」



どうも嫁の中では

は虫類は、牙とかあって怖い顔。

両生類は、そうじゃない奴で、両性を兼ね備えるやつ

だったらしい^^。



両生類の正しい説明を施し、

ついでには虫類との違いも説明。

それに妙に感動する嫁。



俺「こうもりは?」


嫁「それは知ってる!哺乳類でしょ!」



俺「やるじゃん^^」



嫁は「こうもりの話」なるものを聞かせてくれた。



こうもりは

哺乳類にも鳥類にもどっちつかずで、どっちにも「仲間だよ!」って

言ってたら、どっちからも「違う!」って言われて

暗い洞窟の中に身を潜めるようになったと。。



なるほど・・・納得だ。。