所用があって吹田市に出向き、用事を済ませた後で吹田市文化会館(メイシアター)にあるレストランに立ち寄った。私は早目の昼食をとるつもりだったのだ。時刻は午前11時を少し過ぎた頃だったが、私が入って少しするとレストランは次第にシニアの男女で混雑してきた。ビジネス街であれば正午を過ぎた頃に見られるような光景が、そこでは既に11時15分頃から始まっていたのである。会館で何かの催し物があったのだろうか、大勢のシニアたちのグループが次々と押し寄せて瞬く間に席が埋まって行った。私はサラリーマン時代にビジネス街でランチを食べていたので、食堂やレストランの混雑には慣れている。ただ、いつものように食事をした後、ドリンクバーでホットコーヒーを飲もうとすると、いつものところにコーヒーサーバーがない。仕方がないので電動式のドリンクサーバーを操作してコーヒーをカップに満たしたが、後でよく見るとあるシニアの男性がコーヒーサーバーを自分のグループのいる席に持って行って、みんなに注いで回っていたのであった。団塊の世代の高齢化によって、日本中の至る所で同じような光景が繰り広げられているのではなかろうか。「高齢化社会」を実感した一日であった。