それでは後編に参ります、こちらは様々な方向からアプローチをかけて行きます、それではどうぞ!
Q.工大のチーフコンダクター、河合一樹についてどう思いますか?
加賀城さん:
しっ
かりまとめていて、リーダーシップ取ってうまくまとめてるよね。ただ悪い仲間に囲まれてちゃできないよね。いい仲間に恵まれてるよね。恵まれてなきゃでき
ないよね。だって指揮者って孤立しちゃうもん。そういう時はうまくいかないもん。指揮者と奏者でやりたいことが合わないとまとまらないし。それがまとまっ
ていくっていうのはいい仲間に恵まれてるんだろうね。まぁその恵まれるっていうのも自分の持ってるものなんだろうね。自分のキャラクター含め、自分の持っ
てるものがいい人にはいい人が集まってくるんよね。
だからいい人にならなくちゃいけないよね。そのために努力しなきゃいけない。誰かの為に 頑張れる人には人がついてくるじゃん。これは音楽につながってきて、いい人にならないと音楽できないんじゃないかって思うのよ。下手でもニコニコしてるい い人が頑張って弾いてたら、「いいなぁ、暖かいなぁ」って感じるよね。だからね、音楽ってのはいい性格じゃないといい音楽が出てこないんじゃないかなって 思うの。性格って音に出ちゃうからね。コンクールなんかで外国の人が上位取ったりするけど、とっても陽気なんですよ。初対面なのにとってもフレンドリー で。お客さんは初対面なんだから、この陽気さがあっていい音楽ができるんだなって思った。下むいてる人はやっぱり自分の世界から出てこないのよ。だから性 格って音楽では大事だと思うよ。指揮者はとくにそうだよね。マンドリンだけじゃなくてクラシックの指揮者もとっても陽気なんだよね。それだからこんな指揮 ができるんだなぁって。指揮の技術だけじゃなくて奏者にもお客さんにも心を伝えることの旨さがあるよね。
Q.好きな作曲さんは
加賀城さん:
前
の質問に繋がるけど熊谷健一さんとか藤掛廣幸さんとか。藤掛さんもすごい明るいの。藤掛さんと初対面のときに、楽屋に突然来て、インターネットもない時代
だから顔知らなくて、誰かが来たと思ったら、藤掛さんで。やっぱり性格が明るいんだよね。熊谷先生もそうだったんよ。お会いした時に「曲送って、どんなん
か聞いてあげるよ」ってすごいアドバイスしてくれるの。藤掛さんもそうなんよ、惜しまずに教えてくれる。
少なからず名前を成してる人ってやっぱりすごいわ。
当然私と同級生の吉水さんも小林さんもすごいよ。立場上先生だから学生の前では見せないけど。やっぱりおおらかだよね。
Q.どうしてマンドリンを始めたのですか?
加賀城さん:
自
分は高校時代はフォークソングをやってたんよ。歌詞がついた音楽やってたの。そこで作曲担当をしてて、書かれた歌詞に曲を乗せるの。で、ゆずみたいに路上
でギターひくみたいな。で大学入っても続けようと思ってたんだけどなぜかクラブにマンドリン部の人がきて、「クラブ決めたか?」て聞くの。「フォーク部に
入ろうと思います。」て答えたの。すると「ジャンルが狭いなぁ、マンドリンはな、クラシックができるんだ。そしてポピュラーも当然できる。英語音楽もでき
るしラテン音楽みたいなノリノリな曲もできるっていうの。当然フォークみたいな曲も得意なんだ」て。確かに編曲してやってるだけなんだけど。それでマンド
リンやってみるかと思ったんだけど。ちょっとマンドリンやってみようかな、て。でも普通にやってもダメだから、マンドリンを入れたフォークって面白いなっ
て思って。ギターの2本より間奏に弾けるマンドリン一本入れたほうが面白いかなって。で、マンドリン部内でもグループを組んでたの。最初は歌うたってたの。で、ドラとか借りて活動してたら半年もすると先輩が「そういう音楽じゃないだろ、ちゃんと練習しろよ」ていうの。あれ、て思ったけど3年間違う世界で、やりたいことではなかったけど、やりだしたら面白いの。歌はないけれどインストゥルメンタルの世界も面白いの。そこでハマって、いっときは3年間やって。この学生時代から、歌詞のついてない曲を作り始めたの。そこで難しさを覚え
るの。歌詞ついてると悲しいって歌えば悲しいって伝わるけど、マンドリンみたいなインストの曲は歌詞を使えないわけじゃん。これが、メロディだけで伝え
るって歌詞をつける以上にに面白かったんよ。メロディだけで自分の気持ちを伝えるって面白さってあるよね、歌詞がついてる曲ってちょっとずるい、歌詞で喜
怒哀楽を伝えちゃうから、マンドリン音楽は歌詞が無い分ハマっちゃったんよね。そんな感じで曲を学生時代からつくりってたんよね。
Q.マンドリン音楽以外はどんなの聞きますか
加賀城さん:
昔
はたくさんクラシックを聞いててたの。それはマンドリンがクラシックだと思ってて、クラシックを聴けばマンドリンに答えが出せるかなと思ってたの。それで
クラシックを聴き漁ったわけだけど、好きだったかって言われれば、結局聞くのはミーハーなクラシックだったの。で、クラシックはたくさんあるけど、知らな
い作曲者を聞いて行ったの。けどやっぱりメジャーな曲がいいのよ。やっぱりよくやられる曲が聴きやすいんだなってのがわかって。で、今はジャンルは問わず
に聞いてる。車で移動が多いからFM聞いて、いろんなの聞いてる。邦楽とかも聞いてて、11時からやってる「邦楽のひととき」て番組があるんよ。あれを普通に聞
く、普通に面白いんよ。好き嫌いとかじゃなくてマンドリンとかでも使えるネタがどんどん飛び出してくるんで、これを聞くっていうのじゃなくて、ラジオの音
楽はいろいろあるからそれを聞くようにしている。マンドリンで使えるものは無いかなって思って聞いてるんだけどね。
河合:
じゃあ聞こえてきて良ければ、ジャンルとかでもなんでも?
加賀城さん:
そうだね、自分から聞くっていうんじゃなくてたまたま流れてきたのを聞いてるね。特別にこれっていうのはないね
まぁラジオから流れてくる曲はそれなりに売れてる曲がよく流れてくるもんね。売れてる曲はいい曲だしね。きゃりーぱみゅぱみゅとかは耳につくもんね。気がついてたら口ずさんでたり。AKBとかもそうだけど。1回2回聞いたら口ずさんでるもんね。そういうのを拒絶するんじゃなくて受け入れていくしか無いよね。
Q.休日はどんなことをしてますかね?
加賀城さん:
そうだねぇ、何だろ、そんな趣味は無いんだけどねぇ。料理?
河合:
それは日々の食事だったり?
加賀城さん:
まぁ
料理も作りたがるんよね。冒険してみたいとか。レシピを見て作るんじゃなくて、あれとこれの味を混ぜたらこんな味ができんかなって料理するの。ぽっと思い
ついたら今日は作りたいなぁって思って料理するね。だいたいは変わった料理考えだすの。で、テレビで聞いて「あぁこのレシピこうしてみたらもっとうまいは
ずだ」って作ってみると、失敗もあるけどそういうのは好きだね。
音楽も一緒で材料があって組み合わせて、味付けみたいな。自分は工業大学出身で建築出身 なんだけど、大学卒業したときは普通に設計図面を引っ張ってたの。あれも家を建てるんだけど、モチーフがあって、一つのモチーフから全体像を描いていく の。それは今思えば曲書くのと料理するのもなんかにたような作業だなって思えい出したんだよね。最初に材料を決めるじゃん、音楽で言うとメロディ決めて、 それをどう展開していくかって。これがよく似てるよねって。
他にだから趣味がないの。
河合:
じゃあ音楽に携わらない日はないんですか?
加賀城さん:
無いよねぇ。それこそ休みの日は料理するしてるくらいだよねぇ。他に何やってるかな、飲んでるくらい?飲みながら調理して、少しずつつまんで。他は無いよねぇ。ドライブは移動くらいだし。好きでやってるわけではないけど長期で走っても苦にはならないけど。
Q.良ければお酒の好みについて
加賀城さん:
まずはビール!まずビールから行きます!
河合:
これは大事ですね。銘柄は?
加賀城さん:
ビー
ルだったらこだわらないね。結構なんでも好きなんだと思う。発泡系が好きなんだろうね。だから炭酸でも大丈夫なんよ。最近尿酸値が高くてお医者さんに
「ビール飲むのやめなさいね」ていわれたときに「あぁ、もうビール飲めない悲しい」て時に炭酸飲んだら結構行けるってなって(笑)
結局あの炭酸ののど越しを求めててアルコールじゃないんだねってわかってきて。発泡系だったら当然シャンパンとかでも発泡してるものだったら。だからビールなんだろうね。次は焼酎だね、宮崎出身だし。まぁでもなんでも飲むよ。
河合:
じゃあウィスキーとかワインとかの洋酒とかでも?
加賀城さん:
嫌いなもんはないね
河合:
焼酎なんかは飲み方いろいろありますけどどんな飲み方が好みですか?
加賀城さん:
ロックしか飲まないね。水割りだと味がわかなんないじゃん。ロックで飲むほうがお酒の本当の味がわかるっていうか。まぁそれでもそんなにこだわってはないんよ。この言い方だとすごい飲み助みたいになっちゃうね
河合:
飲む量は多いんですか?
加賀城さん:
今はあんまり飲まないね。昔はめちゃくちゃ飲んでたけどね
河合:
とても強そうに見えますけどね
加賀城さん:
今は本当に二人で一升瓶一本開けるくらいで。でも、あんまり強くないのかもしれない最近よく酔っ払いだしたよね。昔は生ビール10杯をノルマみたいにして飲んでたの。だから飲み放題にしか行かなかった。元とったと感じるラインが10杯だったの。10杯飲むと満足してたね。それで鍛えられて。まぁ無茶だからね、それでやっぱり病院通いだして尿酸値だったりプリン体があって今は無茶で
きないけど。お酒は好きだけどお酒の雰囲気も好きなのよ。だから車できてる時にお酒飲まなくても飲み開場には行くよ。自分は炭酸だけで。で、「酔っ払って
るの?」て聞かれるの。テンションが一緒だからね。飲んでるのはコーラなのに。あの雰囲気がすきなのよね。で大ボラが吹けるのよ。でも冷静に考えるとそれ
が実現してきてきるの。昔やった1961もさ、3人酒のんで3人で演奏会できればすごいよねぇて。飲みの席で。いっちょやってみる、現実的に。ていう風に。そうやって飲み会からコンサートになるって言うのもあるよねぇ
Q.では最後にベタな質問を、加賀城さんにとっての音楽とは
加賀城さん:
一番楽し
い時だよね。やっぱり一番好きなことなわけじゃん。音楽やってる時が一番楽しくないと、辛いと思った瞬間、もう音楽じゃないというか。いやいや弾いてる演
奏を聞くのもお客さんは辛い。一番すきな瞬間はステージの上で音楽やってる時、当然楽譜書いてる時が一番楽しい時にならなきゃいけないから。一番楽しい時
を求めているのが音楽なんだろうね。
対談にご協力頂いた加賀城さん、本当にありがとうございました。
加賀城浩光さんのプロフィール
1961年8月23日生まれ。福岡県在住。
マンドリンバンド「ブルーメサ」、マンドリンデュオ「アコースティックボーイズ」の活動を経て、
現在、楽団「プロムナード」主宰として活動中。
2002年よりマンドチェロ奏者として本格的に活動を開始。マンドリン音楽の新ジャンル
を生み出すべく新たな楽器の企画、新曲の作曲に意欲的に取組んでいます。
2000年第6回日本マンドリン連盟主催
マンドリン合奏曲作曲コンクール次位入賞「PromenadeⅢ」
「マンドリンオーケストラの為のプロムナード1」・・・現代ギター社より発売中
ジジ音楽工房より引用:http://www.h4.dion.ne.jp/~jiji-m/
