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大分市倫理法人会 公式ブログ

毎週水曜の午前6時~7時に豊の国健康ランド4Fにてモーニングセミナーを開催しております。
どなたでも参加できますので、興味のある方は是非ご参加下さい。

テーマ『NPO夢一輪の会活動について』

講師 『野上健次様』

(講演概要)

 私はNPO法人「夢一輪の会」の設立者であり代表者の野上健次と申します。仕事は切り花の生産をしております。

 まず、仕事の上での花の生産者としての販売戦略、ブランド品の作り方、そして夢一輪の運動の活動内容と話を展開して参りたいと存じます。私は今、大分市内で花つくりをしているんですが栽培面積は25アールという小さな農家です。栽培品目は春はキャンディカット、うさぎ、夢ホタル、夏は赤いひまわりを中心にしたミニひばり、等を生産しております。出荷先は主に東京の大田花木市場、大阪のなにわ花市場等です。県外が80%、県内20%の構成比率となっております。 私は実は50歳で脱サラをして前からどうしてもやりたかったこの切り花の生産の道に入りました。全ての事に素人で始めましたので、既に生産している同業者の方々に追いつくにはとても難しいと考え、自分の得意分野である販売を50%、生産を50%でやろうとスタートする事にしました。そこである目標を建てました。大分県内の花屋さんから“野上の切り花はなかなか品物が良いじゃないか”とのイメージを確立したいというものです。つまりユーザーの皆様に良い評判を戴き認めて戴きたいという事ですね。 結果的には、夢ホタルや花ウサギ等のオリジナルなヒット商品を次々と世に出せたお陰で、県内よりも県外で「大分の野上の花は良いぞ」と大ブームを起こし有名になっていきました。この為、冒頭お話ししましたように売上げの構成比は県外が80%になっております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夢一輪の会」とはどういう会なのか?どういう目的をもって運動しているのか?という事について少しお話し致します。夢一輪の会とは花育運動をする為の会であり、幼い子供たちが沢山の花と触れ合う事により花の持つ美しさ、素晴らしさを子供達の心に植付け、感動する心、癒しの心、又潤いのある心を育て優しい心の人間に育つように思い出作りをする為の会で有ります。この会の運動は「子供達の未来に対する夢一輪運動」と「家族の絆夢一輪運動」の二つの運動でなりたっております。

 まず、「子供達の未来に対する夢一輪運動」は小学校二年生が対象になっており、学校教育の一環として行われ、毎年2月の1日から8日間の間、大きな会場(大分市のダイギンドーム=サッカー競技場)を借りて切り花2百種類、約5000本の花を飾り、子供達にその会場に入って戴きます。会場に入った子供達は5000本の花の中から、自分が一番気に入った花、心に残った花を見つけ、その場で絵を書いたり感想文を書きながら自分が見つけた花の名前、色、姿、香りをしっかり心に植えつけます。つまり、子供達一人一人が自分だけの花を心に宿すという体験学習となっております。この花の会場に入った瞬間の子供達からワァーという歓声があがり、彼らは凄く感動します。後で子供達に感想を聞くと「入った瞬間、足が震えました。」とか「これは花の王国だ、天国の花園みたいだった。」とか「心が癒されました。」「優しい気持ちになりました。」「こんな沢山の花をおじいちゃん、おばぁちゃんにも見せてあげたい。」「今まで花は嫌いだったけどこの会場に来て一編に好きになった。」とか沢山の反応を戴きました。

 私はこの会場で子供達にこの様に話しかけて送り出しています。

「皆さんこの会場の沢山の花の中から自分だけの花、自分の友達になるんだという花を見つけてください。そしてその花を大事に自分の心に持って帰って下さい。皆さんがこれから苦しい時、悲しい時にその花を思い出してください。必ず皆さんの心の支えになってくれる、癒しになってくれると私は信じています。」この様にこの会場で道徳教育、情操教育、新しい感性の発見という観点で素晴らしい効果をあげております。

  続いてもう一つの柱である「家族の絆夢一輪」をお話しして終わりたいと思います。この「家族の絆夢一輪運動」は大変地味な運動です。だけど地味だからこそ、今日からでも明日からでもすぐ始められる運動です。これは家族で話し合いをして、一人一人が一番好きな花を一つだけ選び1週間に1本だけ、家庭の中でいちばん目につく処へ順番に飾ろうという運動です。例えば今週はお父さんの好きな花を1本飾ります。それを見た家族が、今日はお父さんの好きな花だ、最近お父さんは帰りが遅いな、何か疲れているみたいだな、と、お父さんの事を考えます。この1本の花を通してその人を身近に感じる事が出来ます。という事は遠くに住んでいる、おじいちゃん、おばあちゃん、都会に行っている子供達など離れて暮らしている家族でもこの運動に参加する事が出来るのです。特に小さい子にとって、お父さんお母さんからキツく叱られると子供は家庭の中に居場所がない様に感じる場合もあります。家庭の中に居場所がないと感じると心が委縮して気持ちが荒んできます。しかし自分の順番になったら自分の好きな花を飾ってくれる。こうなると子供はどんなに叱られても家庭の中に自分の居場所があると思います。子供達は家族に愛されていると敏感に感じとります。すると心に安らぎが生まれ心の優しい子供が育ってくれると私は信じております。

  この様に1本の花を通してその人を思い、一輪の花で家族のコミニケ-ションを図る、これが「家族の絆夢一輪運動」です。


  まとめますと、私達夢一輪の会では、人の周りに花が有る生活、花が有る環境、花のある社会づくりを目指しております。このモーニングセミナーにご来席の皆様、是非、この運動にご理解とご支援ご協力をお願い申し上げますと共に「子供達の素晴らしい未来」の為に私たち同じ目線で同じ夢を見て戴ける事をお願い申し上げまして、私の話を終了いたします。