2024年7月15日    月曜日


今、私達夫婦は失意のどん底にいます。





愛犬モコが病気になりました。


先週金曜日までは元気一杯にはしゃいでいたのに、翌土曜日の朝、突然発症しました。



キューンキューンと泣きながら失禁。


足が思うように動かせず立てません。


ゲロ吐いたり、ハァハァが止まらず、変な傾き方したり、白目を剥いたり、震えたりと、今年1月の時と似た症状。再発です。


1月の時は数時間でケロッと治ったので、今回もきっとすぐ治ると期待しましたが、全く改善せず。



それからは毎日動物病院通い。



土曜日の病院


様々な検査をした結果、副腎に腫瘍があり、それがクッシング症候群を引き起こしている可能性が高い、とのことでした。

または脳内に血栓が出来て神経麻痺に繋がっているのかもしれないらしい。

点滴や薬を与えたものの、再び立ち上がることはありませんでした。

副腎ホルモンと神経麻痺を抑える薬を服用することになりました。



日曜日の病院


ウンチは金曜の朝以来、オシッコは土曜の朝の失禁以来、全く出ません。

電話で病院に確認すると、特にオシッコは出ないと尿毒症になって危険らしい。

夕方に急遽病院に行き、膀胱圧迫による強制的な尿排出を試しましたが、腹の脂肪が多くて圧迫が効きにくく出ませんでした。

オシッコを誘発する飲み薬を貰って帰宅。



月曜日の病院


日曜日の深夜から便通が始まりました。

最初2回は下痢便でしたが、3回目以降は血便になりました。

朝方ついにオシッコが出たのは嬉しかったですが、一晩中苦しむモコの姿と、ウンコ処理&風呂場でお尻洗浄&ドライヤー乾燥のエンドレスループで、妻も私もモコも全く寝られませんでした。

またまた病院に行き、血便を検査してもらい、抗生剤と抗炎症薬を貰って帰宅。




そして今に至ります。



帰宅してからもモコの血便は止まりません。


少し落ち着いたところで睡魔が襲ってきました。



妻「私がモコ見てるから少し寝なよ真顔



そして数分間寝落ちしました。


起きるとモコのそばで妻が泣いていました。


気づかないフリをしながら、私も気づかれないようにひっそりと泣きました。



土曜日からモコは全く食事を受け付けません。

無理やり口にねじこんでも吐き出します。


そんな状態なので、処方薬も全く飲んでくれず、途方にくれています。


水分だけはスポイトで流し込むことで飲んでくれるようになりましたが、処方薬と食事を受け付けず、しかも全く立ち上がれず、今後さらに衰退してゆく姿が想像されます。



私も妻も、心のどこかでモコとの別れを覚悟するようになり、この12年間、とてつもなく大きな愛情と幸せを与えてくれたモコとの想い出を振り返ると、涙が止まらなくなります。







もう一度だけ 


立ち上がった姿を見たいです。

そして一緒に散歩して欲しいです。


もう一度だけ


私のほっぺたを舐めて欲しいです。

そして私の涙を拭って欲しいです。



もう一度だけ


奇跡を