こんにちは。
いちばん快調なわたしをつくる、
出張調理師のカノマイです。




ダイエットや美容にナッツが
よくオススメされていて、
取り入れたことのある方も
多いかと思います。

わたしも毎日ナッツを
食べていた時期がありますが、
振り返ると完全に食べすぎておりました。

ちょっと遠ざかっていたけど、
手軽だし、おいしいし、
やっぱりうまく取り入れたい‼︎
ということで、今日はナッツのお話。



<<なぜオススメなのか>>

そもそもなぜ、ダイエットにおいて
ナッツがオススメされるのか⁇

まず、歯応えがあるので、
よく噛んで食べると満足感がある。
そして、食物繊維も豊富で
腹持ちがいいので、過食を防ぐとのこと。

また、低GIなので少量のナッツを
食前にゆっくり食べてから食事を摂ると、
血糖値の急上昇を抑えられるので、
ダイエットに向いている、
と言われています。



<<1日のどれくらい食べてOK??>>

ナッツを間食に取り入れるとして、
どれくらい食べていいのかな。
間食のカロリーの目安は200kcal程度。
ナッツの種類によってカロリーは
変わってくるけど、目安として
アーモンドで25粒程度です。

25粒って結構少ないのよね。 
実際に計ってみると、
手のひらいっぱいにはならない程度。
こんなもんか、という量。

計ってみて思ったのは、
明らかに食べすぎていた、ということ。
小鉢にもりもりのナッツを
ボリボリ食べてたもんな。
しかもあっという間に食べていたから、
満足感出る頃にはナッツだけで
ハイカロリー摂取になってた。。。

適正量だったらお菓子を食べるより
よっぽど体にいいし、
血糖値も上がりにくいのでいいですね。



<<効果は⁇>>

不飽和脂肪酸を多く含み、
ビタミンEも豊富なので、
アンチエイジングや抗酸化作用があり、
コレステロールを下げる効果もあり。

食物繊維も多く含まれているので、
食前に食べれば満足感を
得られやすかったり、
便通改善、にも効果的。

アンチエイジングや便秘問題は
気になる女性も多いかと思うので
嬉しいですね。



<<気をつけること>>

いいことばかり書いてきたけど、
最大の注意点は、高脂質・高カロリー
であるところ。

ナッツの脂質量はものによりますが、
50%〜70%前後。
半分前後が脂質なんですね。


脂質量は100gあたり
・アーモンド:54.1g
・ピーナッツ:49.6g
・カシューナッツ:46.0g
・くるみ:68.8g
・マカダミアナッツ:76.7g


おおお。結構な量‼︎
1日の脂質の摂取の目安量は
総カロリーのうちの20〜30%

総カロリーを2000kcalだとすると、
40g〜60g前後。
量を意識しないと、カロリーも脂質も
すぐに超えてしまうので注意‼︎

そして脂質が多いということで、
酸化しやすい食材でもあります。
せっかくの良質な脂質も、
酸化してしまっては逆効果。

開封後は早めに食べることも注意です。


また、アレルギー体質の方は
念のため検査をしてみた方が
いいかもしれません。

わたしはアレルギー体質ですが、
食材では反応が出たことがなかったので、
特に気にかけていませんでした。


先日ふと思い立ってアレルギーの
血液検査をしてみたところ、
ピーナッツに微量のアレルギー反応
有りとの結果。
 
アレルギーのレベルは弱なので、
今まで特に問題はなかったけど,
食べすぎたり、体調が良くない時など、
アレルギー反応が出ることもあるとのこと。

わたしはアトピー体質なので
肌の荒れや痒みの原因になるかもなので、
気をつけたいところ。



手軽に手に入って、栄養価も豊富、
おいしいので食べすぎ注意だけど、
うまく食生活に取り入れていこー。



 
ではでは、今日はこのへんで。
 おいしいは、幸せ。
こんにちは。
いちばん快調なわたしをつくる、
出張調理師のカノマイです。



なんとなく朝・晩に秋の気配が
近づいてきたようなこの頃。
でも日中はまだまだ暑い日が
続いていますね。


先日、暑い中汗だくでヨガを
やっていたら、すこし気分が
悪くなってしまいました。

今日は脱水と水分摂取のお話。



<<喉が渇いてからでは遅い⁇>>

人のカラダは50〜60%が水分。
そのうちの20%を失うと、
死に至ることもあります。
コワイ。。。

のどが渇いてからでは遅い、
と言いますが、その時点で
カラダの中の2%の水分が
失われているそうです。

一度に水分を吸収できる量は、
コップ1杯程度。
いっきにたくさん飲んでも、
尿として排出されてしまいます。

そして、飲んだ水は胃を通って
小腸・大腸で吸収された後、
血管を通して全身に巡ります。
一連の流れで20〜30分の
時間がかかるので、
喉が渇く前にこまめに
水分を摂りましょう、
ということなんですね。

喉が渇いた時って、
水を飲むと沁み渡って
すぐにカラダに浸透している
気がしてたけど気のせいでした。



<<どんな影響があるのか>>

脱水状態になると、めまいや
頭痛、吐き気や疲労感などが
症状として出てきます。

先日、ヨガの後に
気持ち悪くなってしまったわたし。
たった30分程度でしたが、
暑い中、水分をとっていなかった
ことが原因かと思います。


日中汗をたくさんかいた日など、
夜になって軽い頭痛がくることも。
このくらいはみなさんもわりと
あることでははないかと思います。


わたしは普段から水分を摂る方で、
あまり意識しなくても
1.5Lくらいは日々飲んでいますが、
飲むタイミングが悪いみたい。

いつも喉が渇いたと感じる
タイミングで多めに
飲んでしまっているので、
必要な時に必要な分が
間に合っていないんですね。

それが積み重なった日に
頭痛として脱水の症状が出る。

1日の総量じゃなくて、
こまめにコツコツ、
足りなくなる前に、
のタイミングが重要ですね。



<<トイレで健康チェックの習慣>>

カラダに違和感が
出てからじゃ遅いので、
トイレに行ったときに、
毎回尿の色をチェックすると
早めに気づけそうですね。
尿の色が濃くなったら、
水分不足のサイン。
薄い黄色が正常とのこと。
排泄物は健康のバロメータ。



<<カフェインとアルコール>>

わたしはアイスコーヒーが
好きで、この時期はついつい手が
伸びてしまいます。
仕事後のビールもおいしいし、
自然とカフェインとアルコールの
摂取が増えがち。

カフェインやアルコールには
利尿作用があります。
ビール飲むとトイレが
近くなるのはそのせい。

お酒を飲んでる時って
水分を摂っている気に
なってしまうけど、水分不足を
招きがちなんですね。
チェイサーを飲むことは、
酔っぱらい防止以外にも
効果的ですね。



<<足りないのは水だけじゃない>>

夏になると汗をかく量が増えます。
汗をかくと、水分と一緒に
塩分やミネラルなども
出ていってしまいます。

その状態で水を入れても
体液が薄まってしまうので、
塩分濃度を保とうとして
水分が流れ出てしまう、
というわけです。
これが脱水になりすい理由。

水を飲んでも塩分やミネラルも
補わないと、定着しないんですね。


トコロさんのCMでお馴染みの
OS-1(経口補水液)は
バランスの崩れた電解質を
調整してくれます。

暑い日の運動や炎天下での作業、
風邪や下痢などの時のためにも、
持っておくと安心。

 


もうしばらく残暑も
厳しそうなので、
水分をこまめに摂りつつ、
残りの夏を楽しみましょう。


ではでは、今日はこのへんで。
 おいしいは、幸せ。
こんにちは。
いちばん快調なわたしをつくる、
出張調理師のカノマイです。




今日は前回の【ダメ。ゼッタイ‼︎  
やってはいけないダイエット (前編)】
の続きです。



④【糖質制限系】

ここ数年で流行りましたよね。
友達やお客様でも結構やった方が多くて、
みなさんスルスルと体重が落ちていったようです。

ストイックな方は甘いものや炭水化物だけに
とどまらず、調味料や野菜の糖質まで気にして
カットしていたようです。
炭水化物も甘いものも好きなわたしには
耐えられそうにない。。。

すごくツライそうだけど、効果が高いように
見える糖質制限ダイエット。
結果的に、多くの方がリバウンドしていました。


スルスルっと減った体重の正体はほぼ水分。
糖質は水分と結合しやすいので、
糖質1gにつき3g〜4gの水分がくっついてくる。

糖質をカットした分、水分も減って
その分体重がスルスルっと落ちたのでした。
なので普通に糖質を摂る生活に戻れば、
水分も増えるから、体重も戻るよね、ってこと。


それだけならまだいいんだけど、
あまりにも糖質を制限すると、
“耐糖能“が落ちて、結果太りやすくなってしまう。

“耐糖能“とは、糖を代謝するチカラのこと。
そのため、耐糖能が下がるとインスリンが
過剰に分泌されやすくなるので、
糖尿病のリスクも上がってしまう。

痩せにくくなるだけじゃなくて、
病気のリスクも上がるなんていいことない。



⑤【無茶なの断食】

あまり知識がないなかで、わたしも断食を
やってみたことがあります。

週末を利用して3日かけて行う。
1日目の夜からお粥などの優しいもので準備して、
2日目は水だけ、3日目はお粥などから
徐々に普通食に戻していく、というような
やり方だったと思います。

が、わたしは 3日間いきなり食事を
抜いてしまったんですよね。
つらかった。。。

体重もたしか1〜2kgは減ったかと思いますが、
案の定すぐに元に戻りました。
空腹感が強くて断食明けはいつも以上に
食欲が止まらなかったです。

断食の目的は“胃腸を休めること“。
ダイエット目的ではないんですよね。
 
わたしの場合は準備もなくいきなり断食してまい、
断食後の回復食もままならないまま、
食欲に負けて食べてしまったので、
胃腸の休息どころか、負担をかけてしまう
結果になってしまいました。

それどころか、空腹からの食事で
一気に血糖値が上がったり、かえって健康にも
ダイエットにも逆効果なことをしてしまいました。




さて、ここまで無知で無茶なダイエットについて
振り返ってきましたが、共通しているのは、
ただ“一時的に体重が落ちただけ“ということ。

ダイエットって『体脂肪をおとす』
その上で『筋肉を減らさない・増やす】が大前提。
そしてそれをキープして、はじめて
“ダイエットに成功した“と言えると思います。
付け焼き刃的に数キロ痩せてはすぐに戻る、って
なんの意味もないもんね。


体脂肪が1kg燃えるのには、
7200kcal消費しなきゃいけない。

2〜3日ちょろっとやっただけで、
結果が出るようなもんではない。
なのに1週間で○kg痩せた‼︎ などの
情報や広告が多いこと。。。


知識と経験が増えた今、あやしい情報や広告が
キケンな誘惑が多くてコワイと感じます。

昔よりたくさんの情報がカンタンに手に入る時代。
知識をつけて、自分で取捨選択するしかない。
自分を守るのは、結局自分。



ではでは、今日はこのへんで。
 おいしいは、幸せ。

こんにちは。
いちばん快調なわたしをつくる、
出張調理師のカノマイです。



世の中にはたくさんのダイエット方や情報が
出回っていますよね。
それだけ多くの人が関心を寄せる
トピックなんだと思います。

万年ダイエッターなわたしもそのひとり。
今までいろいろなダイエットに興味を持ち、
手を出してきました。


今日は今までに実際やってみて失敗したり、
体験談を見聞きしてきたなかで感じた、
“やってはいけない”ダイエットのお話です。



①【ひとつの食材を食べ続ける系】

わたしがやったのは、リンゴダイエット。
3日間リンゴと水だけで過ごす、的なやつです。
高校生の頃に流行って、友達みんなでやりました。


リンゴはおいしかった。はじめのうちは。
だんだん飽きてきて、3日間長いなぁ。。。
なんて思いながらも、なんとか持ち堪えました。

3日後、さほど体重に変化なし。。。
しかもリンゴでお腹が冷えたのか、
2日目からお腹を壊してツライ目に。。。


3kg痩せたーって子もいたけど、
結局は高校生の成長期の食欲には勝てず、
すぐに元に戻ったのでした。

実際、減った体重は水分の変化で、
3日で体脂肪が3kg分燃えたわけじゃないもんね。


『頑張っても結果に繋がらないこともある。』
  (それどころか間違った努力は裏目に出る)

『おいしいものも、そればかりじゃツライ』


こんなことを学んだのでした。



②【極端なカロリー制限系】

痩せたり、太ったりするのは、
結局のところ、カロリーの収支。
摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やす、
と言うのはダイエットの前提。
なんだけど、極端になりがち。

極度に食べない時期で激痩せ→
普通に食べる時期がきてリバウンド、を
繰り返している知り合いがいます。


摂取カロリーが足りなくて、代謝が落ちる。
痩せた体重をキープできず、
食生活が通常モードに戻った途端、
体も元に戻ってしまうループ。

しぼんだり、ふくらんだり、を繰り返している
風船のようなイメージ。
体にいいはずがない。



③【あやしいダイエット薬、サプリ系】

むかしむかしのこと。友達から、
“海外の薬で、日本ではまだ
承認されていないけど,めちゃめちゃ痩せる
ダイエットの薬がある“という話を聞きました。

詳細は忘れてしまったけど、海外から個人輸入で
仕入れている人から購入して手に入れたとの事。
今思うとすごくコワイ。。。


しばらくしてその友達から、
『あの薬、死亡事故が起きたらしい。
 もし買っちゃってたら今すぐ飲むのやめて‼︎』
と連絡がきました。

興味はあったものの、購入がめんどうな上に
高かったので、手を出さないでおりセーフ。
友達もすぐに使用をやめ、その後とくに
異変はなかったとのこと。よかった。


ここ最近でも、海外のダイエットゼリーで
動機やめまいなどの体調不良を起こす人が続出、
というニュースを見ました。


薬やサプリなどの成分は肝臓で分解・代謝
するので、負担がかかってしまい、
肝機能障害を引き起こすこともあるのだとか。

キレイになるために、健康を害して
しまっては本末転倒。

昔よりネットでさまざまな商品を
カンタンに手に入れられるようになった時代。
興味をそそる情報は巷に溢れているけれど、
ラクでうまい話にはウラがある。



思い起こしてみると、無茶なことやってたな。
特に薬やサプリ系は、痩せないどころか
体調を崩したり、最悪死に至るケースもあるので、
よくわからないものには手を出さない。
ダメ。ゼッタイ。




長くなってきたので、今日はこのへんで。
【後半】へつづく。

 おいしいは、幸せ。

こんにちは。
いちばん快調なわたしをつくる、
出張調理師のカノマイです。



甘いモノお好きですか⁇
私は甘いモノ好きです。
でも、ダイエットや健康のためには
食べる量や頻度を控えたいところ。。。

でもでも、できるだけ罪悪感を感じずに、
ちょっと小腹が空いた時に食べられる、
そんなおやつ的なクッキーが
あったらよくない⁇ いいよね。



そこでダイエットクッキー試作しました。
“ザクザクオートミールクッキー“

このレシピできるまでにだいぶ迷走しました。
グニャっと食感が悪かったり、
ガッチガチに硬すぎたり。
おいしさと食感の良さを求めるあまり、
オイルや粉の量を増やしちゃって
カロリーアップで本末転倒だったり。。。



そんなこんなで出来たレシピがコチラ↓↓
食感ザックザクのクッキー。

たまごや牛乳、バターなどを使った
サクサク、ポロリなクッキーとは違う、
食べ応えのあるおやつです。



【材料、分量】
〜プレーン〜
・オートミール 50g
・片栗粉 5g
・砂糖 15g
・塩ひとつまみ

・水or豆乳 25g


〜ナッツ入りver.〜
・オートミール 25g
・お好きなナッツ 25g
   (アーモンドなど →1/6くらいに刻む)
・片栗粉 5g
・砂糖 15g
・塩ひとつまみ

・水or豆乳 25g


・最初に粉系を混ぜて、水分加える。
・鉄板に薄く伸ばして、オーブンで焼く。
→170℃:10分+7分

10分で前後くるっと反転させると
全体的に焼き具合が均一に近づきます。
オープンによって違うので調整してください。



私は砂糖はきび糖を使っているけど、
ラカントだとさらにカロリー、
糖質オフになっていいかも。

ラカントはお客様のお家でもよく見かけます。
変な香りもないし、科学的な甘さでもないから、
砂糖の代用としては使いやすくて
いいんじゃないかな。



映えない、武骨な見た目のお菓子だけど、
カンタンなので、ぜひ作ってみてね。


ではでは、今日はこのへんで。
 おいしいは、幸せ。

こんにちは。

いちばん快調なわたしをつくる、

 出張調理師のカノマイです。

 



前回はよく噛むことによって

・満腹中枢

・血糖値の上昇

・内臓への負担

これらにいい影響があるよ、

という内容でした。



↓前回の記事はコチラ。


今回はその続きの下記についてです。

・消化吸収

・口腔ケア

・カロリー消費




前回、噛むことで各内臓の処理負担が減って、

カラダの疲労感も軽減するよ、

という話をしましたが、

消化吸収の効率もあがるんです。



ごはんなどの炭水化物を食べると、

唾液中のアミラーゼという酵素と反応して、

デンプンが麦芽糖へと分解されます。


よく噛んで唾液の分泌を増やすことで、

糖を吸収しやすい形にサポートしてくれるので、

胃での消化の負担が減り、

吸収効率も上がります。



また、唾液には細菌への自浄作用と抗菌作用も

あるので、虫歯や歯周病の予防にもなり、

口腔内を健康的に保ってくれます。




みなさん、食事をすることでカロリーを

摂取すると同時に消費もしているって

知っていました⁇


『食事誘発性熱産生』というもので、

食事の消化吸収に伴い、消費する

エネルギーのことです。

食後って体温上がりますよね。アレです。



1日のエネルギー消費の内訳はこんな感じ。

・基礎代謝

   生きているだけで消費されるエネルギー

  →60%


・活動量

   運動や生活など動いて消費されるエネルギー

→30%


☆食事誘発性熱産生

   食後、消化吸収の際に消費されるエネルギー

→10%



その食事誘発性熱産生は、早食いよりも

よく噛んで食べた方が高くなる、

という実験結果がでています。


つまり、よく噛んで食べると、

消費カロリーがアップするということ。

すごく大きなカロリー消費って

ワケではないけれど、ちりも積もれば、

ですもんね。


食べながらカロリー消費ができるなんて‼︎

噛むことを意識するだけで消費カロリーが

アップするなんて、なお嬉しい‼︎




よく噛むってこんなにいろいろと

いい効果があったんですね。


毎日のことだし、あたりまえすぎて

結構おざなりになっている部分かと思います。

少しずつ見直して快適なカラダをつくろう。


 

ではでは、今日はこのへんで。

 おいしいは、幸せ。


こんにちは。

いちばん快調なわたしになる、

 出張調理師のカノマイです。




『よく噛んで食べましょう』

子どもの頃から何度も言われてきたセリフ。

おうちでの食卓でも学校での給食でも、

何度となく耳にして大人になりました。




みなさん、1口どれくらい噛んでいますか。



わたしはもともと食べるのが早くて食欲旺盛、

勢いよく食べてしまうタイプ。


数えてみると10回くらい⁇

意識した時点で少し盛っている気がするので、

おそらく無意識だと7回くらいしか

噛んでいないんじゃないか⁈




“よく噛む"っていったい何回⁇

言われているのは1口30回。

やってみると結構大変。疲れちゃう。



以前、“食べはじめから終わりまでの時間は、

30分くらいがちょうど良い“という内容の

ブログを書いたけど、よく噛んで食べていると

自然とそれくらいの時間を要しました。




実際は1口の量や食材のかたさなどで

回数は変わってくるけれど、目安としては

固形からピューレ状になるまで

噛み砕いてから飲み込むイメージ。




よく噛むことは、下記に影響があります。

   ・満腹中枢

   ・血糖値の上昇

   ・内臓への負担

   ・消化吸収

   ・口腔ケア

   ・カロリー消費


上記の“ダイエットと満腹感“の記事でも

書きましたが、食事のペースが早いと、

満腹感を感じる前に食べすぎてしまう。


噛むことで脳の満腹中枢が刺激されて活性化し、

適量で満足感が出て食べすぎ防止になります。




また、よく噛むことは

インスリンの分泌を促します。


通常は、食後に血糖値が上がっていって、

膵臓からインスリンが分泌されて、

血糖値が元に戻る、という流れ。


それが、よく噛むことでによって、

血糖値が上がる前からインスリンが

分泌されるんだって。



そのおかげで血糖値の急上昇を抑え、

インスリンがいっきに大量に分泌するのを

防いで、ブドウ糖の吸収が緩やかになる。


かんたんに言うと “太りにくくなるし

糖尿病の予防にも効果あるよ" ということ。



反対に言えば、あまり噛まないで食べていると、

血糖値が急上昇、インスリンがいっきに大量分泌。

  →太りやすくなる。

  →糖尿病へのリスクが上がる。


おそろしい。。

でも、わたしのカラダの中では

毎食後こんな感じになっていたんだな。




次に消化について。

単純に、大きなカタマリで入ってくるより、

小さく小分けしてくれてた方が

その後の作業がラクだよね。


食べ物を食べてから消化吸収するまでには、

解体、仕分け、保存などの一連の仕事が

各部署(内臓)で行われているイメージ。

あまり噛んでいない食べ物が体内に入ると、

処理をするのに手間と時間がかかってしまう。


よく噛むことで各部署の負担が減って、

結果的に会社全体の生産性があがるので、

なんとなく抜けない疲労感や

蓄積した重ダルさが減って、カラダが軽快に。





長くなってきたので、

今日はひとまずこのへんで。


おいしいは、幸せ。


※鼻うがいのはなしなので、

   苦手な方はここでストップ



こんにちは。

じぶん史上最高な体調になる、

調理師のカノマイです。





今日は、しばらくやってはみたけれど、

わたしには合っていなかったかも。。。な

鼻うがいのはなし。

花粉症の時期に、洗浄液のCMが

よく流れてましたね。



やり方は色々あるので、上手なひとが

解説しているyoutubeなどを観てもらうとして、


基本的にこんな感じ。

・片方の鼻から吸って、そのまま出す

・片方の鼻から吸って、反対側の鼻から出す

・片方の鼻から吸って、口から出す



効果はこんな感じ。

・鼻通りが良くなる

・鼻が通ることで、脳もスッキリ

   (アーユルヴェーダでも昔からある健康法)

・風邪などの感染症予防

・蓄膿症の改善




アレルギー体質で、花粉症の時期はもちろん、

年中無休で鼻垂れなわたしに良さげ‼︎

3月、4月あたりに風邪っぴきで鼻と喉が

不調だったのを機に、はじめてみました。


はじめはコップの水で溺れるんじゃないかって

くらい下手くそで、耳がピーって痛くなったり、

時間がだいぶ経ってから、奥に残っていた

水が鼻をつぅーっとつたってきたり。



毎朝のルーティンになって、3ヶ月。

それくらい続けていると、なんだかんだ

上達するもんで、吸った水が反対側の

鼻からスムーズに出せるようになって、

鼻うがいの後は鼻通りも良くて、スッキリ。


これは気持ちいいしいいな。

と思っていたんだけど、なんでだろ。。。


なんだか常に鼻水が出そう。。。

違和感に気づいたのはほんと最近で、

花粉症の時期は過ぎたのになぁ、くらいの意識。


肩こりのひとが、肩こりの状態が通常モード

だから肩が凝ってる意識がない、みたいな感じ。



会う人会う人に、『まだ花粉症⁇』って

聞かれ続けて、やっと意識。

普段から、寒暖差やちょっとしたことで

頻繁に鼻垂れモードが発動するけど、

今回はなかなかおさまらない。


サラサラの鼻水がずっとスタンバイしていて、

鼻をかんでもたいして出てこないくせに、

1日中ティッシュが手放せない。。。


試しに鼻うがいをやめてみたところ、

その日からマシになりました。




どんな健康法や食事法でもそうなんだけど、

鼻うがいも賛否両論で、オススメしない派の

意見としては、下記の可能性があるとのこと。


・鼻の粘膜が傷つく可能性がある

・粘液の自浄作用が弱まる可能性がある

・中耳炎を引き起こす可能性がある



もともとアレルギー体質で粘膜が弱い

わたしには合わなかったんだな。

 

鼻うがいはスッキリして気持ちよかったし、

毎朝の習慣で気に入っていたのでショック。




不思議なもので、自分には合わないかもって

思っているのに、なんだかやめたくない。


大袈裟だけど、やめる勇気って必要。

1度いいと思ったことって脳が正当化するからか

カンタンにやめたくないんだよね。



でも、どんなにいいことでも、

万人に合うものなんてないんだから、

カラダの声を聞いて見極めるって大事。

そんなことを今回実感したのでした。





ではでは、今日はこのへんで。
おいしいは、幸せ。


こんにちは。

万年ダイエッター、過食、アトピーからの

体質改善、出張調理師のカノマイです。





ダイエットでも、運動でも、健康習慣でも、

早寝早起きでも、勉強でも、趣味でも。。。

なんでもそうなんだけど、

達成したり、上達したり、成功したり、

なにかを叶えるためには、継続が必須。


でもさ、続けることって難しいよね。

今日は、継続するには⁇ というおはなし。




ダイエットするぞ‼︎とか、毎日走るぞ‼︎とか、

一歩踏み出したところまではヨシとして。


意気込んで、厳しめの食事制限をしてみたり、

皇居ランしてみたり、シューズを買ってみたりは

したものの、一瞬で過ぎ去るマイブーム。

心当たりがありすぎます。。。


はじめる行動力はあるんだけどさ、

続かないんだよね。。。

いつのまにかフェードアウトしていく感じ。




起業家やスポーツマン、何がを成している人って

すごい量の努力をずっと続けている。

なんであんな努力を続けられるんだろ。


そういう人はすっごく志が高くて、

いつでもモチベーションを

保ち続けているんだろうと思っていました。


でも、人間のモチベーションなんて、

その日によって変化する不安定なもの。

だから根性論でなく、日々の生活に

組み込むように習慣化する。

毎日『頑張らなきゃ‼︎』なんて気合いを

入れ続けるなんて大変だもんね。




人間には本能的に変化を嫌う性質があります。

これは『今までコレをやってきて

死ななかったんだから、このままがいいんだ』

という、死なないための術や経験が、

脳や体に馴染んでいるから。


逆に言うと、新しいことや変化をすることで

未知なもの=死ぬ可能性がある‼︎と、

本能的に拒絶をしてしまう、ということ。




新しいことをはじめて、自然と意識しないで

できるようになるまで、

18日〜254日かかると言われています。

はじめたことやその人の性格、生活にも

よるけど、平均で66日。だいたい3ヶ月。


カラダの細胞が入れ替わるのもだいたい

3ヶ月なので、人間が変化をするには

それくらいかかるってことなのね。




カンタンなのは、毎日のルーティンに

新しいことを組み込んでいくこと。

(○○をしたら、〜〜をする。と紐づける)


一時期女優さんとかモデルさんが

モーニングルーティンをSNSで

アップするのが流行ったけど、

毎日やることを流れでこなしていく感じ。



わたしは


・白湯を飲むこと

・プロテインを飲むこと 

・顔のツボ押し

・軽い筋トレ&ストレッチ


を習慣にしたかったので、

朝の時間に組み込みました。


朝起きてトイレに行ってから、

鼻うがいと歯磨きして、白湯を飲みながら、

顔のツボ押し、プロテインを飲んだら

筋トレ&ストレッチ。


サボる日もあれど、1年くらいは
ゆるゆると続いています。


やってみて思ったのは、組み込むのは
朝の時間帯がイチバンいい。

夜は予定が入ったり、疲れていたり、

ダラついたりで、やれる時もあれば

やれない時もある、という感じで、

習慣になるまでほど遠かった。



そして、小さなことからはじめること。

やるぞ‼︎ってモチベーションが

上がっている時って、ハードなことしがち。

ハードなことって、続けてるのがツラかったり

ダルかったりで、フェードアウトしちゃいがち。



とはいえ、小さなことですら

『今日はやりたくな〜い』って時がある。

そんな時に1日、2日サボっちゃって、

『あぁ昨日も今日もやれてない。

もうダメだ。』ってやめちゃうこともある。



完璧主義な人はそのパターン多いんじゃないかな。


ちょっと休んだからって、やってきたことが

リセットされるわけじゃない。

また次の日から再スタートすればいいんだ。


0か100の思考に陥っちゃう。

60〜70点取れたらすごい‼︎

今日は20点だったな。まぁいっか。

くらいのゆるゆるさで。




もうひとつ。

『わたしは〇〇をするひと』と刷り込む。

意外とコレが効果的。

わたしはコレでタバコをやめられました。




習慣にしたいけどできていないこと、

まだまだたくさんあるな。

このブログもそうで、なかなかむずかしい。

だんだん身についてくるといいな。





ではでは、今日はこのへんで。
おいしいは、幸せ。

こんにちは。

万年ダイエッター、過食、アトピーからの

体質改善、出張調理師のカノマイです。





ダイエット、運動、禁煙、休肝日。。。
みなさんは健康のためにしていること、
やめたことってありますか。


わたしは数年前まで喫煙者でした。

タバコの健康への害は
・美容への悪影響(ビタミンの破壊)
・肺やのど、気管支への悪影響
・血行不良

など。
一般的に不健康な習慣の代名詞のように
言われていますが、若かったことや
カラダへの実感がなかったことから、
『今やめなくてもいっか』とズルズルと
10数年間吸い続けていました。


アレルギー体質だし、アトピーもちだし、
やめた方がいいハズなのに、
いつかはやめるし、いつでもやめられるし、
なんて思っていたんですね。


でも実際禁煙してみると、もって1ヶ月くらい。
んんー。なかなかツライ。
吸いたくて吸いたくてガマンできないー‼︎
というよりは、アタマの片隅にずーっと
タバコがチラチラいる感じ。


朝起きた時、休憩中、食後、寝る前、
何かする前、ちょっと手持ち無沙汰な時、
なんだかヒマ時、気合いを入れる時、
事あるごとに、タバコを吸う習慣だったわたし。

カラダ的に欲している、というよりは
行動依存だったと思います。
そして、カラダの依存よりも行動に
紐づいている方が抜けづらいようです。

習慣化されてしまった喫煙の生活を
変えるのはなかなか大変なようで、
禁煙に成功した周りの人たちも、
『タバコをやめてからも5年くらいは
ふと無性に吸いたくなる時があるよ。』
と、口を揃えて言うのでした。

おそろしい。。。



そんなわたしですが、数年前タバコをやめました。
禁煙外来とかパッチとかを使うこともなく、
やめてから1度も吸っていないし、
吸いたくなることもないまま今まできました。

あんなに恐れていたのに、なんだかあっさりと
うまくいったのは、
『禁煙する‼︎』から
『タバコを吸わない人になる』と
マインドが変わったから。


何が違うの⁇って言われたりもするんですが、
禁煙するって思考だと、
まだ喫煙者のままなんですよね。
"タバコを禁止している状態“だから、
吸いたくなるし、アタマからずっと
タバコが出て行ってくれない。

でも、“タバコを吸わない人“は
そもそもタバコのことを考えないから
吸いたくなることもない、こんな感じです。



具体的には
・タバコの害について調べる。
・このまま吸い続けたらどうなるかイメージ。
・今までのタバコ代を計算して、総額に震える。
・禁煙本を読む。

など、1〜2週間かけてタバコと離れる
下地をつくっていきました。
その間も喫煙者のまま。
タバコ吸いながら禁煙本を読んでいました(笑


で、少しずつ『もうタバコはいいかな。』って
思ってきたところで、最後の1本を
深くじっくり味わって終了。

そんな流れです。



タバコは絶対やめるべき、とは思わないし、
好きで吸っている方は引き続き楽しんでいいと思います。
昔の私のように、
いつかはやめたいんだよなぁとか、
今じゃなくてもいいよね、と時期を逃して
ズルズルしてしまっている人は
“禁煙“ではなくて、“タバコを吸わない人になる“
を試してみてください。


ちなみにタバコをやめて3kg体重は増えましたが、
1〜2ヶ月後にはいつのまにか戻っていました。
まわりの人もそんな感じの人が多いので、
『タバコをやめたら太っちゃう‼︎』ってのは
そんなに気にしなくて大丈夫じゃないかな。



ではでは、今日はこのへんで。
おいしいは、幸せ。