少し前のお話しなんですが。
今から、もう、1ヶ月くらい前かな?
平日の昼間、ひとりで近所のお店にご飯の買い物にいきました。
車ですぐのとこ。
その帰り道、細い道だけど、車のすれ違いは、なんとか出来るくらいの道路に、路駐している車がありました。
こういうの、すり抜けるの苦手だけど、
うんと狭いとこじゃないし、大丈夫。
ゆっくりと、横を通って、サイドミラーを見ながら、進んでいたら、人の声がした気がして、
ブレーキを踏んで止まって、前を見ました。
初老の男性が、自転車にまたがって、
私の車のすぐ目の前にいます。
どんどん前に進んできて、私の車が少しも進めないところまで寄ってきて、
怒鳴り始めました。
窓が閉まっていて、何をいっているかわからなくて、びっくりして窓を少し開けました。
進むのか遅い。
というようなことを言っています。
俺ならもっと早くすれ違う。
こんなのを待つ時間があるほど暇じゃない。
こんなところに車を止めるのもおかしいが、
こんなところを通ろうとするのもどうかしている。
と、そんな内容のことをなにか、キレたみたいに、言ってます。
そのあとも、どんどん興奮して、
なにか、スイッチが入ったみたいに、
もっと、怒鳴り散らしながら、
路駐している車のボンネットをバンバン叩いたり、私の後ろから来た車の運転手にも、
見せもんじゃない、なにを、見ているんだと怒鳴ったりし始めました。
普通じゃない、怒り方が。
激昂って、言葉が合うような感じでした。
すると、怒鳴りながら、とても自転車が通れるわけのない、路駐している車と私の車の間を自転車で、入ってきました。
ギギギギ。。。と、自転車を私の車に擦りぶつけながら。
後ろの車が、警察呼ぶぞと、車から降りてきました。
自転車の男性、車に傷がついたのを見て、
よろけながら、逃げるように
振り返らずに、走っていってしまいました。
私の車には、15センチくらいの傷。
どうしよう。。。
職人さんに電話。
後ろの車の運転手に、連絡先を聞いておけと言われて、携帯番号の交換をして、家に戻りました。
顔も知らない、60代から70代くらいの白髪、大柄で自転車は特徴のあるものでした。
近所の人には違いないからと、逃げた先の方向の家は、注意してみていようと職人さん。
それから、2週間ほどして、
その人は見つかりました。
見つけたのは、うちの若い衆。
話しは、してあったから、移動中など、よく、見ていてくれたようで。
職人さんから電話で、〇〇にすぐに来いと言われました。うちから、車で5分ほどのところ。
その男性の自宅でした。
職人さんの車と、若い衆の車が止まっています。
行きたくない。。。
職人さんと、若い衆3人、激昂していた時とは、全然違う、別人みたいに小さくなってる
あの初老。
それと、その孫らしき幼稚園前くらいの女の子二人。
初老の男の妻らしき人。
確かに見覚えのある自転車。
手を加えた、自転車で、それを庭先において、柿の実を孫と取っているところを、
若い衆が見つけたそうです。
その柿を、家のそばの、手作りのほったて小屋みたいなとこで、ビニールに入れて100円で売っています。
うちの、若いのが声をかけたら、すぐに、認めたそう。
もう、様子で、話がついてるのが分かりました。
職人さんが私に、
こっちこい、顔見ろ、間違いねーか?
はい。
初老の男性、66才だと言います。
もっと、おじいさんに見える。。。
ちょっとあって、(私と会う前に、ちょっとあって、イライラしていたというような事)そしたら、すれ違えてねーのを見ちゃって、
ちょっと言っちまって。。。
しどろもどろ。
イライラしてて?
イライラしてて、だから、私に怒って
車あんなにされたんだ。。。
そうか、イライラしててか。
なんか、がっくり。
おとなしい、初老。
強面の男4人が目の前にいるし、激昂できるのは女の前でだけなんだろうな。。
職人さん、
腹いせをよ、うちの嫁でやられちゃ困るよなぁ?
車、傷つけられる覚えもねぇしよ。
おめぇ、あれだよなぁ。
イライラしてましたっつってよ、
そこらで無差別に人殺してる野郎共となんも変わんねぇよ。
孫もいてよ、柿とって楽しそうにやっててもよ、一歩外に出りゃ、腹いせに女怒鳴り付けて、車壊して逃げるんだもんな?
66年もよー、やってきたんなら、
恥を知れよ。
低い声で、小さい声で、すごく
怖く。
はい、はい、と、孫の前で、怒られて、それしか言えない男性。
愚か。って、そんな印象。
あんなに、威勢良く、怒鳴り散らして、
よその人の車を叩いて、激昂して、
後先考えないで、
それで、今は、こんな。
それから、この辺りを見てくれてる駐在さんを呼びました。
あったことを話して。
職人さんは、
こっちは仕事抜けて来てんだよって、
若い衆に身分証明写しとけって言って、仕事に行ってしまいました。
車は、それから修理に出して、きれいにしてもらいました。
真っ青だった男性。
駐在さんまで来て、近所の人にも見られてて。
自制心のない人。
きっと、頭がおかしいんだって、そう、思わせるような激昂ぶりでした。
それが、孫がいるなんて。
おじいちゃんしてるなんて。
あの、異常ぶり。
涙を拭くような素振りで、頷きながら話を聞いてた奥さんが、最後に私に向かって、何度も頭を下げていました。
私は、もう、なんだか、なんにも言えなくて。
顔もちゃんと見たくないし、私も見られたくない気持ちで。
帰るとき、車に乗ろうとしたとき、
孫らしき二人のうち、下の子が、私のところに柿を持ってきました。
ふたつ。
受けとれず、なんにも言えず、車に乗ってしまいました。
帰る道々、家についてからも、
すごい後悔。。。
どうして受け取らなかったんだろう。
あの子は関係ないのにな。
あの初老の孫だからかな。
初老の家の柿だからかな。
あんな話をしたあとだからかな。
自制心がないのは、私の方だったかも。
可哀想なことをしちゃった。
どんな顔して私の車を見送っていたのかなぁ。
柿、もらえば良かった。
バカにされたんだなぁと、
ちゃんと、うまく、職人さんのように
物言いができなくて、
ストレス発散の材料にされたような、
悔しい気持ちと、
変な関係ない、後悔を持って帰ってきちゃって
脱力感、満載でした。
イライラしてたから。
そんなもの、自分で処理してほしい。
自分でそれを
処理する能力が身についてないなんて。
人で、自分の腹の虫を納めようとするなんて。
私の後ろにいた方にも電話をしました。
本当は、もめたりしたときに、
現場を見ていた人として、連絡先の交換を職人さんは提案したようだけど、すぐに相手が認めたので、見つかりましたの報告だけを。
たまりませんね。
あのとき、刺されたりしなくて良かったと
そんな風に思うしかないんでしょうかね。
と、仰ってました。
そうですね、嫌なものですね。
と、私も。
職人さんは、言うこと言ったら、もう、
なんにも、言わない人です。
なにか、のこってるんだけど、
私もそうしようと思いました。
言ってないけど。
職人さん、言ってくれたし、あとは、
柿の事だけ。
そしたら、
職人さんがあれから2回、柿を買ってきたんです。
おー、あの、糞老いぼれのじじーのとこの柿、買ってきちゃったよ‼
うめーのかな?
うめーです(笑)
くそおいぼれじじーの柿。
甘いんですよ。
職人さん、私が孫がくれた柿を受け取らなかったことを後悔いっぱいで、話したから、
きっと、だから、買ってきたんだなぁと
思いながら、
食べました。
くそおいぼれじじーの柿。
柿は柿なんだな。
柿は。
美味しい。
今から、もう、1ヶ月くらい前かな?
平日の昼間、ひとりで近所のお店にご飯の買い物にいきました。
車ですぐのとこ。
その帰り道、細い道だけど、車のすれ違いは、なんとか出来るくらいの道路に、路駐している車がありました。
こういうの、すり抜けるの苦手だけど、
うんと狭いとこじゃないし、大丈夫。
ゆっくりと、横を通って、サイドミラーを見ながら、進んでいたら、人の声がした気がして、
ブレーキを踏んで止まって、前を見ました。
初老の男性が、自転車にまたがって、
私の車のすぐ目の前にいます。
どんどん前に進んできて、私の車が少しも進めないところまで寄ってきて、
怒鳴り始めました。
窓が閉まっていて、何をいっているかわからなくて、びっくりして窓を少し開けました。
進むのか遅い。
というようなことを言っています。
俺ならもっと早くすれ違う。
こんなのを待つ時間があるほど暇じゃない。
こんなところに車を止めるのもおかしいが、
こんなところを通ろうとするのもどうかしている。
と、そんな内容のことをなにか、キレたみたいに、言ってます。
そのあとも、どんどん興奮して、
なにか、スイッチが入ったみたいに、
もっと、怒鳴り散らしながら、
路駐している車のボンネットをバンバン叩いたり、私の後ろから来た車の運転手にも、
見せもんじゃない、なにを、見ているんだと怒鳴ったりし始めました。
普通じゃない、怒り方が。
激昂って、言葉が合うような感じでした。
すると、怒鳴りながら、とても自転車が通れるわけのない、路駐している車と私の車の間を自転車で、入ってきました。
ギギギギ。。。と、自転車を私の車に擦りぶつけながら。
後ろの車が、警察呼ぶぞと、車から降りてきました。
自転車の男性、車に傷がついたのを見て、
よろけながら、逃げるように
振り返らずに、走っていってしまいました。
私の車には、15センチくらいの傷。
どうしよう。。。
職人さんに電話。
後ろの車の運転手に、連絡先を聞いておけと言われて、携帯番号の交換をして、家に戻りました。
顔も知らない、60代から70代くらいの白髪、大柄で自転車は特徴のあるものでした。
近所の人には違いないからと、逃げた先の方向の家は、注意してみていようと職人さん。
それから、2週間ほどして、
その人は見つかりました。
見つけたのは、うちの若い衆。
話しは、してあったから、移動中など、よく、見ていてくれたようで。
職人さんから電話で、〇〇にすぐに来いと言われました。うちから、車で5分ほどのところ。
その男性の自宅でした。
職人さんの車と、若い衆の車が止まっています。
行きたくない。。。
職人さんと、若い衆3人、激昂していた時とは、全然違う、別人みたいに小さくなってる
あの初老。
それと、その孫らしき幼稚園前くらいの女の子二人。
初老の男の妻らしき人。
確かに見覚えのある自転車。
手を加えた、自転車で、それを庭先において、柿の実を孫と取っているところを、
若い衆が見つけたそうです。
その柿を、家のそばの、手作りのほったて小屋みたいなとこで、ビニールに入れて100円で売っています。
うちの、若いのが声をかけたら、すぐに、認めたそう。
もう、様子で、話がついてるのが分かりました。
職人さんが私に、
こっちこい、顔見ろ、間違いねーか?
はい。
初老の男性、66才だと言います。
もっと、おじいさんに見える。。。
ちょっとあって、(私と会う前に、ちょっとあって、イライラしていたというような事)そしたら、すれ違えてねーのを見ちゃって、
ちょっと言っちまって。。。
しどろもどろ。
イライラしてて?
イライラしてて、だから、私に怒って
車あんなにされたんだ。。。
そうか、イライラしててか。
なんか、がっくり。
おとなしい、初老。
強面の男4人が目の前にいるし、激昂できるのは女の前でだけなんだろうな。。
職人さん、
腹いせをよ、うちの嫁でやられちゃ困るよなぁ?
車、傷つけられる覚えもねぇしよ。
おめぇ、あれだよなぁ。
イライラしてましたっつってよ、
そこらで無差別に人殺してる野郎共となんも変わんねぇよ。
孫もいてよ、柿とって楽しそうにやっててもよ、一歩外に出りゃ、腹いせに女怒鳴り付けて、車壊して逃げるんだもんな?
66年もよー、やってきたんなら、
恥を知れよ。
低い声で、小さい声で、すごく
怖く。
はい、はい、と、孫の前で、怒られて、それしか言えない男性。
愚か。って、そんな印象。
あんなに、威勢良く、怒鳴り散らして、
よその人の車を叩いて、激昂して、
後先考えないで、
それで、今は、こんな。
それから、この辺りを見てくれてる駐在さんを呼びました。
あったことを話して。
職人さんは、
こっちは仕事抜けて来てんだよって、
若い衆に身分証明写しとけって言って、仕事に行ってしまいました。
車は、それから修理に出して、きれいにしてもらいました。
真っ青だった男性。
駐在さんまで来て、近所の人にも見られてて。
自制心のない人。
きっと、頭がおかしいんだって、そう、思わせるような激昂ぶりでした。
それが、孫がいるなんて。
おじいちゃんしてるなんて。
あの、異常ぶり。
涙を拭くような素振りで、頷きながら話を聞いてた奥さんが、最後に私に向かって、何度も頭を下げていました。
私は、もう、なんだか、なんにも言えなくて。
顔もちゃんと見たくないし、私も見られたくない気持ちで。
帰るとき、車に乗ろうとしたとき、
孫らしき二人のうち、下の子が、私のところに柿を持ってきました。
ふたつ。
受けとれず、なんにも言えず、車に乗ってしまいました。
帰る道々、家についてからも、
すごい後悔。。。
どうして受け取らなかったんだろう。
あの子は関係ないのにな。
あの初老の孫だからかな。
初老の家の柿だからかな。
あんな話をしたあとだからかな。
自制心がないのは、私の方だったかも。
可哀想なことをしちゃった。
どんな顔して私の車を見送っていたのかなぁ。
柿、もらえば良かった。
バカにされたんだなぁと、
ちゃんと、うまく、職人さんのように
物言いができなくて、
ストレス発散の材料にされたような、
悔しい気持ちと、
変な関係ない、後悔を持って帰ってきちゃって
脱力感、満載でした。
イライラしてたから。
そんなもの、自分で処理してほしい。
自分でそれを
処理する能力が身についてないなんて。
人で、自分の腹の虫を納めようとするなんて。
私の後ろにいた方にも電話をしました。
本当は、もめたりしたときに、
現場を見ていた人として、連絡先の交換を職人さんは提案したようだけど、すぐに相手が認めたので、見つかりましたの報告だけを。
たまりませんね。
あのとき、刺されたりしなくて良かったと
そんな風に思うしかないんでしょうかね。
と、仰ってました。
そうですね、嫌なものですね。
と、私も。
職人さんは、言うこと言ったら、もう、
なんにも、言わない人です。
なにか、のこってるんだけど、
私もそうしようと思いました。
言ってないけど。
職人さん、言ってくれたし、あとは、
柿の事だけ。
そしたら、
職人さんがあれから2回、柿を買ってきたんです。
おー、あの、糞老いぼれのじじーのとこの柿、買ってきちゃったよ‼
うめーのかな?
うめーです(笑)
くそおいぼれじじーの柿。
甘いんですよ。
職人さん、私が孫がくれた柿を受け取らなかったことを後悔いっぱいで、話したから、
きっと、だから、買ってきたんだなぁと
思いながら、
食べました。
くそおいぼれじじーの柿。
柿は柿なんだな。
柿は。
美味しい。