ぐうたら主婦ではある私。

目新しさはないものの、
穏やかな新婚生活の中で
好きな家事は料理一択。

悔しいが母も、
近年亡くなったやはり毒気質の祖母も
料理の腕前はかなりのものだった。
特に祖母は老舗料亭の板前さんが、
わざわざ作り方を聞きに来た、
というほど。

愛情の示し方はわからなくても
季節の食材を使い手間暇かけて料理を作ることで
無意識に愛情を示していたのかもしれない。

それは何気なくて一見わかりづらく
厄介な愛の示し方ではあるが…
主婦となった今、
丁寧に料理を作り家人に食べさせるということは
なかなか大変なのだと
少しずつわかってきた気はする。


さて私は元々アトピー体質で
子供の頃はひどかったのがもう寛解したと思っていたところに再発したため、
食事除去をしている。

いま通っているアレルギー医院が
厳格な食事除去を推奨しているので
それに沿った食生活を実行中だ。

小麦、乳製品、卵といった
いわゆる七大アレルゲンはほぼ摂っていない。
なので時々スイーツが食べたくなったら、
そうした食材を除去したものを作って、
食べる。


最近ベジタリアンの人やオーガニックなスイーツを作る人の中では常識?になりつつある、
豆腐を使ったスイーツがこれまた美味しくて。
最近はガトーショコラもどきを作ったが
かなりしっとり濃厚で
とても美味しかった。

材料は ココアと豆乳と甘酒、
米粉、キビ砂糖にココナッツオイル少々。
豆腐ペーストを先に作っておいて
そこにふるった粉類を加えてオーブンで焼くだけ。

アレルギー対応のスイーツは卵をフワフワ泡立てたり高価な乳製品を使わないので
その分レシピも簡略化できて、
楽チンだな~と。

ズボラではありながら、
主治医のアドバイス通り掃除もして
色々気遣う生活…
時々面倒で投げ出したくなる!
でも料理は愉しい。
アレルギーでも食べられる、
食べたいものの代替え料理を作るのが
私の息抜きになっている。




写真は梅ジャム餡の水饅頭❀✿




ああ溶けそう。
アイスも滝になるこの暑さ……
お盆マッ最中であります。🍨🎐


こんな誰が見るとも知れない
ヒッソリブログが読者登録されていて
少しビックリしました。
AC関連の方を惹き付けてしまうのは
仕方ないとしても。(苦笑)



昨日は半年ぶり位に両親と電話で話し、
グッタリやるせなく 情けなく…
無性に空しい気持ちでいました。
去る原爆投下の日は母の誕生されたし日で
祝いたい気持ちは清々しいほど無かったけれど
何となくメールでおめでとうを告げてみた。

「楽しく幸せに」。
こう結んで。


返事は来たけれどあまり頭にない。
そして昨日の電話。
ドッと疲れた。
親類にお礼をしたいので住所を教えて欲しいと
それだけ伝えたのに
「あの人はそんなこと望んでない!
する必要ないwせd〇×△!!!」

もしそうなのだとしても、
私とその人との関係になぜお前が口を出す?

ヒステリックにがなりたてるのが常で、
こうなると母はさらにめんどくさいから
今までは言う通りにしていた。
でもそれも疲れたので、
これからは夫を介してかメールのみで
やり取りすることに決めた。

親のヒステリーは久しぶりに聞いても
最高に耳障りであります。


お金くれるし我侭聞いてあげるから
親のヒステリーを好きになろうね!
と言われても無理です。

お盆はことさら、
「実家帰らないの?」と聞かれたり、
楽しそうに里帰りする人に出会うから
余計に空々しい心地が増すんだなぁ…


その度 「地元は暑くて……。」
と氷の笑顔で濁すのだ。


私の実家はもう いま居るこの場所だと。
豆腐入り団子もぐもぐ
感じ入るのだ。

ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”




親のことをふと、
思い出す時
なんとも言えないグレーな気持ちになる。
空しいような孤独を感じてしまう。


すごく憎んだり恨んだりというのでもなく、
ただ思い出すたび
晴れやかな気持ちに
モクモクと雲が心を静かに覆っていく
そんな感覚。


ずっとそのままだとそのうち
本格的に元気覇気が無くなっていくような
気がするので、
あっ、やばいと思ったら
呑まれないうちに気持ちを明るく切り換える。


そんなふうにして今まで対処してきた。
というか今 ふと書いていて
私はこれ以上親のことを考えると
自分がもたないから
自然とそうしてきたんだなと気づいた。
それを何故か最近では
親に対するマイナスな感情が減っていってるから
かな~なんて思ってたけど。


楽しい思い出やいろんなことを
本当にやらせてもらえて幸せ
そう当たり前に思えない私は
親不孝かもしれないけれど
でも。
自分不健康な気持ちのままでいなくたって
良いと思っている。

私が親なら、子どもには
そんな苦しい気持ちになってまで
無理やり親の私に感謝を向けて欲しいとは
思わない。

今の私は親に対する感謝を向けようとすると
息が詰まるのだ。

次は親にしてもらったことの
嬉しかったこと、悲しかったこと等
思いつく限り書いていきたい。




私は長年、それこそずーっと
自分の両親が好きになれなかった。
最近は結婚して式も挙げて
実家から遠くに移り住んで数年も経つので、
それなりに両親を憎んだり嫌いだと思うことは
減ってきたかな~と、思っていた。


それでもネットで「毒親」ワードで検索して
家族のことで悩み憎む人の赤裸々なブログを
読み漁ったりしたくなることが
よくある。


で、よく思う。
「わたしってこの人たちほど凄まじい暴言や
暴力にあってきていないんだよな…」

だから、そこそこ裕福でやりたいことは
だいたい何でもやらせてもらえてきたのに
毒親だと思うなんて罰当たりかも…と
何だか後ろめたい気持ちになっていた。


しかし最近ある毒親に悩む方の文に出会い、
ゾッとした。
『 わかりやすい暴力や暴言ではないけれど、
ちくちくと嫌味など人に刺さるような毒気を
マイルドに放ちじっくり浸透させる
マイルドな毒親もいて、わかりにくく毒気をゆるゆると進行させる分むしろ、質が悪い』

すわーっ!!となった。
気持ち良い空気を吸えたような気持ち。
両親のことを憎むのは疲れるし
色々と面倒なこともあるししたくはないけど、
嫌いな気持ちは会わなくなって数年たっても
未だに抜けない。

その心持ち、様相をつらつら観察も兼ねて
綴ってみたくて始めました。
そのうちにその理由がどうしてなのか
深い部分で実感を得られるようになることを
願って。