彼とキャンプの間
いろんな話をしまして。
その打てば響くような、
何を話してもポンポンと
話題が尽きることなく弾む、
心地好さとか雑学の博識さとか
とても愉しかったな…と
今も、おもい返したりします。
魂が歓んでる。
彼と私の様子をみた、
ふらっと入ったお店の店員さんにも
後々デートしたときに
そう言われたことがあるけれど
思い出せばさいしょから
心の奥からワクワクとなにか
弾むような感覚は、
彼と話しているとありました。
でも、
やっぱり別れのときは来る訳で。
もう一度また
この人と逢いたいな。
と思いましたが、
立場上それは叶わない。
でも、せめて連絡先は…
聞いても良いかな。
迷ったけど、連絡先を聞いたら
アッサリOKもらえたので(笑)、
そのときはそれで
解散となりました。
ただ、キャンプの間
おかげさまで愉しかったことの
お礼のメールを送ったのですが
そのときに彼は、
ではまた。
と打っていました。
私は別れ際に
「旦那さんとも話が合いそうだから
いつか3人で会いましょう」と
ナゾの予防線?を張るようなことを
つい言っちゃったのですが
彼は彼で、
(あ、また会うんだな〜)と
何も深く考えず
感じていたそうです。笑
そして月日は経ち、
コロナ禍の昨年5月
私は久しぶりに
色んな友人と近況を知りたくて
連絡を取り合っていたのですが
ふと、彼の存在を思い出し
メールを送ったのです。
本当に なんの気なしに。
「おげんきですか?」と。
とはいえ2年の間、
1年に1度年賀状のような感じで
元気ですか?メールはしてましたので
彼がその間に私の住む県に転勤になり
割と近い隣の市に住んでいることも
知っていました。
それも不思議っちゃ不思議…
だけど。
しかしそれが
あれよあれよと言う間に
再会に繋がっていきました。
最初は元気ですか?
というメールだったけれど
コロナ禍が幸い?して
近況報告も弾み、
長いやり取りを重ね
内容も徐々にですが、
お互いの深い内面に
少しずつ 少しずつ
発展していきました。