職業柄、知識として、常位胎盤早期剥離という病気があることは知っていました。

産婦人科でいちばん予測しにくく、母子ともに予後不良の、なによりも怖い病気であることも。






単胎の常位胎盤早期剥離になる確率は約0.3%
全剥離の30%は妊娠高血圧症
子宮内感染ではリスクは9.7倍になるといわれています。
(日本産婦人科学会のHPより抜粋)



私は血圧もコントロール良好だったし、
高齢出産でもないし、
血栓傾向もなかった。
喫煙も全くしないし、吸っている人もまわりにいない。
羊水過多でも
何回も出産しているわけでもない。
妊婦検診もしっかり受けてた。
へその緒も問題なかった。





強いて言うならば、お腹がよく張り、産休にはいってすぐ、切迫早産傾向といわれ、張り止めの薬を1ヶ月のんでいました。
でも、子宮頸管は3.4センチあったので、買い物や家事もOK、少し気を付ける程度でよく、臨月までそこから頸管が短くなることもありませんでした。


だからリスクとしてはそんなに高くない。




本当に、リスク因子も、トラブルもなく、
本当に、順調な妊娠期間でした。






厚生労働省の平成28年人口動態統計によると、
妊娠22週以降の死産の確率は2.9%
周産期死亡率は0.4%
常位胎盤早期剥離を含む、その他の周産期に発生した病態の死亡率は0.1%

周産期とは妊娠22週から出生後7日未満のこと。


そして、他サイトですが
自然妊娠で、臨月に死産する確率は0.2%

常位胎盤早期剥離になる確率は0.3%
しかもその中でも胎児死亡になる確率は30~50%


重複している項目もありますが、
そのすべての確率に自分が入るなんて。

早剥のリスク因子にもひっかかっていないのに。



いくら知識があっても、自分がなるなんて思っていなかった。
わたしのお腹のなかにいたのに。
気づけなければ意味がない。







でも、母体が無事で、子宮もとらなくてすんだのは、本当によかった。
自分に何が起きてもおかしくない状況で。

と、思いました。