【老いのレッスン】とは、健康に不安な老い人が、元気を取り戻すための、架空の教室である。
例えば、欲望と決別をすることにより、心身が身軽になり、選択肢の悩みからも解放されることを、芝居の中で提案します。この芝居には5曲の挿入歌が組み込まれており、歌の全てがこの芝居の大切なモチーフになっています。オープニングのパフォーマンスで流れるDANKAIという曲は、挿入歌ではありませんが、団塊世代の応援歌です。少しだけネタを明かせば、パフォーマンスに登場する八百屋の赤い帽子のお婆ちゃんは、【老いのレッスン】の教室に通い、杖がいらなくなったと喜びます。
登場人物の貝さんと、えんちゃんは、開店40周年になる「酒場・夢子」の開店当時からの馴染客で、
2人とも喜寿を過ぎている。
貝さんは歌詞を書き、えんちゃんはそれに曲をつけ、完成すると「酒場・夢子」で演奏して、
ママゆめ子に贈るのです。ある日3人の人生に予期せぬ事態がまっている。
クリスマスイブの夜、「酒場・夢子」の店内は、40年前の開店日と同じイブの日に、40周年を迎えて乾杯が出来ることを3人で喜んだ。しかし、翌日クリスマスの夜、貝さんの顧問弁護士である浅田さんから、電話で貝さんの訃報が告げられる。
その夜ゆめ子とえんちゃんはタクシーで病院に向かうが、途中タクシーの中で、えんちゃんも意識を失ってしまう。
ゆめ子はそのあと、えんちゃんと先に安置されている貝さんの2人と、霊安室で対面することになる。
人生の理不尽を悔やみながらも、やがて自身を取り戻していくのである・・・
この、たった3日間のドラマではあるが、老いの在り方、心身共に健康で生きていくためのヒントを、
みなさんが、この芝居の中で感じ取って頂けたら私は幸せです。 筆者。
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