「独り芝居・老いのレッスン」を無事終えた。
大勢のスタッフ、ボランティアの皆様、観客の
皆様が一体となり舞台と観客との間に境が消えた。かつて経験したことのない、不思議な空間に包まれた。それはゆめ子と観客の信頼関係のようにも思えた。ゆめ子は手応えを感じていた。やがて1時間20分の芝居は終わった。お見送りに出たゆめ子は多くの涙目の観客と握手を交わした。 ついに泣かせてしまった。回収させて頂いたアンケート用紙を眺め、今度はゆめ子が泣いた。感動の声が49枚のご回答にびっしりと記されていた。人生の終活をきょうほど考えさせられた日が、かつてあっただろうか、と。
涙、感動、感謝、ゆめ子と観客の間からにじみ出た尊い言葉でした。H30年2月11日は、信州
高遠美術館にて公演。きっと、ひとまわり大きくなったゆめ子に出会えることでしょう。
お待ち致しています。橘 博貴。