今日は父の日ですね。
お義父さんはすでに亡くなられているのですが、
お義母さんと同居することになるまで、
私のお義父さんの印象は、
真面目で頑固、
そして、
かなり厳しい昭和のお父さんという感じでした。
でも、私自身は厳しくされたということはなかったです。
なのになぜお義父さんに上記のような印象を持っていたかというと、
お義母さんからそう聞いていたからだと思います。
いつも、
「お前は何をやらせてもダメだ!」とか、
「なんでこんな要領が悪いんだ」とか、
毎日のように言われてたらしく、
お義母さんはいつも泣きそうになっていたという話を、何度も何度も聞いていました。
その話を聞くたび、
まあ、昭和の親父、昔の考えの人なんだろうけど、今ならモラハラだなぁ…なんて思ってました。
…が、
同居して、お義母さんの様子を毎日のように見るようになると、
ごめんなさいお義父さん…
その気持ち、
ちょっとわかってしまうかもしれないです
正直、
歳のせいとか、認知症関係なく、
昔から本当に家事が苦手なようで、
それでいてこだわりは強くて頑固で、
なんというか……
効率が悪い
そもそも家事はお願いしないとほぼやらないんですけどね
しかもよくよく話を聞くと、
お義父さんの定年退職後は、
そんなに言うなら自分でやれとお義母さんに言われ、
家事のほとんどはお義父さんがやっていたそうです
以前の、お義母さんの話だけを鵜呑みにして、
ひどいモラハラお義父さんだな、なんて思ってしまっていたことを謝りたいです
そんなこと思ってしまっていたお詫びに、
今日はお義父さんの好きだった甘いもの、
羊羹を仏壇に供えさせていただこうと思います。
お義父さんが厳しかったことは間違いなかったようですが、
お義母さんを大事に思っていたことは、今のお義母さんの様子を見ているとわかるので、
モラハラだなんて思って本当にごめんなさいでした
父の日のドサクサに紛れてお詫びさせていただきたいと思います