昨今、エレベーターが気になります。
ずっと前から義母は
『私は男性と二人きりでエレベーターに乗らない』と
言っていました。
聞いた当時は、「お義母さん・・・そこまで」
なんて思っていましたが、義母が言ってること、
今は理解できます。
先日、3階にいた時
7階までエレベーターで行こうと一人で待っていました。
いつもならあまり使いません。しかし
時刻はまもなく閉店、という時間。
人が少ないぶん、エレベーターはすぐ来るだろう、と
思ったのです。
その時、来たエレベーターに男性がひとりで乗っておられました。
一瞬、躊躇したものの、私だけのために停まって開いたものを
「私、乗りません」と言えず、そのまま乗りました。
でも、7階までつくまでの間、後ろにいてる男性のことが
とても気になりました。
失礼ながら、私はボタンの近くに行き、
いつでもボタンを押せるようにしておこう、と
そんな気持ちで乗っていました。
7階について扉があくと
飛び出すようにエレベーターを出ました。
その男性は、まったく気にしない感じで
スマホに夢中になって、そのまま乗っておられました。
ホッと溜息。
なんでもない、普通の男性なのに
ここまで自分が恐怖を覚えるなんて
わたし、おかしいんじゃないかと思ったり。
待ち合わせた友人に、一息ついてからそのことを話すと
「そのくらいの警戒心、今の時代は持った方がいいよ。
誰もいないところで知らない人と二人きりにならないことだよ」
と共感してもらえたので、そこで初めて安心しました。
それにしても嫌な世の中になったものです。
近所の小学生が、ランドセルにつけている袋は
私は給食時のコップだとばかり思っていたのに、実は
防犯ブザーなのだと知った時のような
そんな複雑な思いです。
自分自身が自意識過剰にならない程度に
そして、しんどくならない程度に
防犯に努めていこうと思います。
一呼吸しにカフェへ
おいしかったフルーツルイボス
温かい飲み物は、心がホッとします